
2020/12/10
ルーパーとしても使える!Electro Harmonixの多彩なディレイ『Canyon』を使おう♪
エレクトロ・ハーモニックス社の多彩なディレイ『Canyon』をご紹介します。
僕の使っているおすすめのギターエフェクターをご紹介します。
前回のこのシリーズでは8月にエレクトロ・ハーモニックス社(以降:エレハモ)の多彩なリバーブエフェクター『Oceans 11』をご紹介していました。
ネオソウルギターにもぴったり!?Electro Harmonixの多彩なリバーブ『Oceans 11』
今回も同じくエレハモから発売されている多機能なエフェクターをご紹介したいと思います。
多機能ディレイ・エフェクター『Canyon』
グランドキャニオンのデザインが施されたオシャレなエフェクター!
今回ご紹介するのも僕の大好きなNYのエフェクター・メーカーのエレクトロ・ハーモニックス社から発売されている多機能なディレイペダルです。
実はこちらの『Canyon』の方が前回ご紹介していた『Oceans 11』よりも先に発売されていました。
むしろエレハモのnanoシリーズに於いてこういった多機能なエフェクター・ペダルが発売されるようになった先駆けがこの『Canyon』だと言えます。
それまでの『Holy Grail』や『Neo Clone』のようなシルバーを基調とした筐体から、デザイナブルなものに変わってきたのもこのエフェクターから始まったように思えます。
この『Canyon』は、白をベースにしたシンプルなデザインに、アメリカのグランドキャニオンのイラストが施されたオシャレなペダルに仕上がっています。
それでは今回もこれまでと同じように箱を開けていきたいと思います。
エレクトロ・ハーモニックスの『Canyon』
僕はこの製品をAmazonで購入しました。
Amazonの箱から出してみると、エフェクターのデザインと同じグランドキャニオンのイラストが施された箱が登場します。
上部の蓋を開けてみると、緩衝材に包まれたエフェクター本機と説明書やACアダプターが封入されています。
本機も『Oceans 11』や『Holy Grail』と同じように9V電池ではなく付属のACアダプターで使用するタイプです。
もちろんこれまでのエフェクターのように
エレハモのパワーサプライ『Power Tank』を使って電源を賄うことが出来ます。
僕はいくつもこの『Canyon』を使う際には一緒に『Oceans 11』を繋いで使っているので、両方共にこの『Power Tank』に繋いで使っています。
もし『Canyon』をACアダプターを使わないで単体で使用したいって時にはバッテリースナップなんかを使うと便利ですよ。
それではこのエフェクターの11種類のモードをご紹介したいと思います。
多彩なディレイサウンドとルーパーモードを使いこなせ!
本機には4つのノブが付いています。
左上のFX LVノブはディレイエフェクトの出力音量をコントロールできます。
その右側にあるDELAYノブはディレイタイムを設定できます。
すぐ下にあるFEEDBACKノブはディレイ音のリピート回数が設定できます。
そして左下にあるMODEノブで11種類のモードを選択することが出来ます。
ザッとですが箇条書きで11種類のディレイモードを書いてみたいと思います。
●ECHO – シンプルなデジタルディレイで、前に演奏された音が全く同じように遅れて繰り返されます。
●MOD – ECHOモードにモジュレーションが掛かることで、トーンに複雑さと暖かみが加わります。
●MULTI – このモードのディレイ音は全く同じ音量になります。FEEDBACKノブで同じ音量で繰り返す回数を設定できます。
●REVRS – ディレイ音が逆に再生されます。
●DMM(Deluxe Memory Man) – エレハモの名器デラックス・メモリーマンに忠実なエミュレーションです。
●TAPE – 1970年代アナログ・テープ・エコーをシミュレートしています。
●VERB – エコーディレイとプレートリバーブが合わさったモード。
●OCT – このモードでは、繰り返されるディレイ音それぞれが1オクターブ上にピッチシフトされます。
●SHIM – これはシマー(きらめき)効果を生み出すモードで、豊かなオクターブ・シフトがギターのサウンドにハーモニーを加えます。
●S/H – このモードは、ギターからの入力信号を感知し、別の信号が感知されるまで無限にリピートします。
●LOOP – Canyonを最大長さ62秒のルーパーとして使うことが出来ます。
…と、このペダルもかなりの多機能っぷりです!
更にセカンダリーノブ機能を用いて「隠れた」パラメーターにアクセスすることで、それぞれのディレイモードの音色をさらに細かく設定することが出来ます。
これだけ多彩な機能を搭載したペダルではありますが、しかしECHOモードとOCTモードを混ぜ合わせて使うといった様なことは出来ないです。
様々なモードをブレンドするのではなく1モード辺りで使用するしかないみたいです。
それにモードを変える際にも、いちいちノブを回さなくってはいけないという難点もあります。
でもこれ1台でデラックス・メモリーマンの代わりで使えたり、ノブを回すだけでそこからテープエコーに変えられたり出来るのは便利です。
もちろんDMMモードに設定するとU2のジ・エッジのあのサウンドを作り出すことが出来たりします。
ちなみに僕の好きなタイプは、デラックス・メモリーマンをエミュレーションしたDMMモードと、古き良き時代のテープエコーを再現したTAPEモードです。
このTAPEモードを色々といじってみると、最近流行のLo-fiヒップホップやトム・ミッシュ風のネオソウル系でも聴くことが出来る敢えて音を劣化させたローファイサウンドをギターで作り出すことが出来ます。
僕としてはルーパーモードは、オマケとして備わっている機能でしかありませんが、使い方によってはこのモードこそが本ペダルの最大の魅力となるのかも知れませんね!?
小さいペダルひとつで様々なディレイを楽しみたいって人におすすめのエフェクターです。
ディレイ好きの方は持っていて損のないペダルだと思いますよ♪
また初めてディレイペダルを使ってみるという人にも最初の1台としておすすめです♪
以上、ルーパーとしても使える!Electro Harmonixの多彩なディレイ『Canyon』を使おう♪でした。
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