
2025/05/05
ケミカル・ブラザーズのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第214回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
電子音楽の革新者、ビートが轟くサイケデリック・グルーヴの旅へ!ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第214回です。
さて今回は、電子音楽の革新者、ビートが轟くサイケデリック・グルーヴの旅へ!ケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
ケミカル・ブラザーズについて
ケミカル・ブラザーズは、イギリス・マンチェスター出身のエレクトロニック・ミュージック・デュオで、エド・シモンズとトム・ローランズによって結成された。
彼らは、ビッグ・ビートの先駆者として知られ、1990年代から現在に至るまで、クラブミュージックとロックの融合を追求し続けている。
プロディジーやファットボーイ・スリムと並び、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)の発展に大きな影響を与えた存在である。
デビューアルバム『Exit Planet Dust』(1995年)は、アシッド・ハウスやブレイクビーツを取り入れたサウンドで話題を集め、イギリスのダンスミュージックシーンに衝撃を与えた。
続く『Dig Your Own Hole』(1997年)では、”Block Rockin’ Beats”が全英シングルチャート1位を獲得し、ケミカル・ブラザーズの名を世界に知らしめた。
このアルバムには”Setting Sun”や”Elektrobank”などの名曲も収録され、ロックとエレクトロニカの融合が評価された。
2000年代に入ると、『Surrender』(1999年)や『Come with Us』(2002年)をリリースし、”Hey Boy Hey Girl”や”Star Guitar”といったクラブアンセムを生み出した。
さらに、『Push the Button』(2005年)では、”Galvanize”が世界的ヒットとなり、グラミー賞を受賞するなど、シーンを代表するアーティストとしての地位を確立した。
その後も、『We Are the Night』(2007年)、『Further』(2010年)、『Born in the Echoes』(2015年)、『No Geography』(2019年)といったアルバムを発表し、常に進化し続けるサウンドでファンを魅了し続けている。
特に、”Go”や”Wide Open”といった楽曲は、独創的な映像作品とともに高い評価を受けた。
ケミカル・ブラザーズの音楽は、エレクトロ、テクノ、ハウス、ロックなど多彩なジャンルを融合させた独自のスタイルを持ち、圧倒的なライブパフォーマンスでも知られる。
ケミカル・ブラザーズの作品は、エレクトロニカの歴史において重要な位置を占めており、これからも革新的なサウンドを生み出し続けるだろう。
それでは今回はケミカル・ブラザーズのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
ケミカル・ブラザーズのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:The Chemical Brothers – 『Come with Us』
第5位は、2002年にリリースされた4作目のアルバム『Come with Us』です。
本作は、ビッグ・ビートの要素を残しつつ、ダンスミュージックの洗練された構成と壮大な世界観を取り入れ、クラブシーンだけでなく幅広いリスナーに支持されました。
アルバムの第一弾シングルとしてリリースされた”It Began in Afrika”は、アフリカン・ビートとエレクトロニック・サウンドが融合したダンスフロア向けの楽曲です。
力強いリズムと中毒性のあるフレーズが特徴で、DJセットでも頻繁にプレイされました。
第二弾シングル”Star Guitar”は、幻想的なメロディと繊細なビートが際立つ名曲で、美しい音のレイヤーが心地よい浮遊感を生み出しています。
さらに、第三弾シングルは”Come with Us”と”The Test”の両A面としてリリースされました。
“Come with Us”はアルバムのオープニングを飾るトラックで、エネルギッシュなシンセと躍動感あふれるリズムが特徴です。
“The Test”はザ・ヴァーヴのリチャード・アシュクロフトをゲストボーカルに迎えた壮大な楽曲で、サイケデリックなサウンドとドラマチックな展開が印象的です。
他にも、”Galaxy Bounce”は鋭いビートと浮遊感のあるメロディが融合したダンスチューンで、映画『トゥームレイダー』のサウンドトラックにも使用されました。
“Hoops”はブレイクビーツを駆使したトラックで、独特のグルーヴが魅力的です。
“My Elastic Eye”は実験的なサウンドが際立つ楽曲で、ケミカル・ブラザーズの音楽的探求心が感じられます。
『Come with Us』は、クラブミュージックとしてのエネルギーとアーティスティックな表現が見事に融合したアルバムです。
緻密に作り込まれたサウンドデザインと多彩な楽曲が詰まった名作です。
ちなみに日本限定で5曲入りのミニ・アルバム『Come With Us EP』も発売されました。
第4位:The Chemical Brothers – 『Push the Button』
第4位は、2005年にリリースされた5作目のアルバム『Push the Button』です。
本作は、グラミー賞「最優秀エレクトロニック/ダンス・アルバム賞」を受賞した名作です。
ビッグ・ビートの枠を超え、ヒップホップやロック、ポップスの要素を大胆に取り入れた多彩なサウンドが特徴で、ダンスミュージックの可能性をさらに広げた作品として高い評価を受けました。
アルバムの第一弾シングルとしてリリースされた”Galvanize”は、元ア・トライブ・コールド・クエストのQティップをフィーチャーした楽曲です。
アラビアン風の弦楽器リフと重厚なビートが融合し、独特のグルーヴを生み出しています。
ケミカル・ブラザーズの楽曲の中でも特にキャッチーで、中毒性のある一曲です。
第二弾シングル”Believe”は、シンプルながらも強烈なシンセリフが印象的なエレクトロ・ロックチューンで、ケリー・オケレケ(ブロック・パーティのボーカル)を迎えたボーカルトラックとしても話題になりました。
第三弾シングル”The Boxer”は、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスがボーカルを担当し、浮遊感のあるメロディとダンサブルなビートが心地よい一曲です。
他にも、『Push the Button』には魅力的な楽曲が多数収録されています。
“Hold Tight London”は、メロウで幻想的な雰囲気を持ち、ディープなサウンドスケープが広がる一曲となっています。
“The Big Jump”は、ハードなシンセベースが特徴的なクラブ向けトラックで、アルバムの中でも特にエネルギッシュな楽曲です。
“Left Right”は、ラップ・グループのアンウォー・スーパースター(Anwar Superstar)をフィーチャーし、政治的なメッセージを含んだリリックと力強いビートが特徴的です。
“Shake Break Bounce”は、ファンキーなビートとサンプリングが光る短めのインストゥルメンタルで、アルバムの流れにアクセントを加えています。
『Push the Button』は、ダンスミュージックの枠を超えた実験的なアプローチと、ポップな感覚が見事に融合したアルバムです。
第3位:The Chemical Brothers – 『Exit Planet Dust』
第3位は、1995年にリリースされたデビューアルバム『Exit Planet Dust』です。
邦題は『さらばダスト惑星』でした。
本作は、ビッグ・ビートというジャンルを確立する上で重要な作品です。
ロックやヒップホップの要素を融合させたエネルギッシュなサウンドは、多くのクラブDJや音楽ファンに衝撃を与え、エレクトロニック・ミュージック・シーンに新たな流れを作りました。
アルバムの第一弾シングルとしてリリースされた”Leave Home”は、太いベースラインと強烈なブレイクビーツが特徴の楽曲です。
“The brothers gonna work it out”というサンプル・フレーズが印象的で、ケミカル・ブラザーズのスタイルを象徴する一曲となりました。
続く第二弾シングル”Life Is Sweet”は、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスをボーカルに迎えたトラックで、サイケデリックな要素とダンサブルなリズムが融合した名曲です。
メロディアスな展開とエネルギッシュなサウンドが魅力的で、ロックファンにも高く評価されました。
他にも、『Exit Planet Dust』には多彩な楽曲が収録されています。
“Song to the Siren”は、エレクトロニックなグルーヴの中に幻想的な雰囲気が漂う美しいトラックで、リスナーを引き込む魅力を持っています。
“Chemical Beats”は、彼らの初期の代表曲の一つで、鋭いシンセとヘビーなブレイクビーツが特徴的なクラブ・アンセムです。
“One Too Many Mornings”は、落ち着いたムードのトラックで、アルバムの中でも異彩を放つメロウなナンバーです。
『Exit Planet Dust』は、ケミカル・ブラザーズの音楽の原点とも言える作品であり、彼らのスタイルの基盤を築いた重要なアルバムです。
荒々しくも洗練されたサウンドが詰まっており、エレクトロニック・ミュージックの歴史を語る上で欠かせない一枚です。
第2位:The Chemical Brothers – 『Surrender』
第2位は、1999年にリリースされた3作目のアルバム『Surrender』です。
前作までのビッグ・ビートの攻撃的なサウンドをさらに発展させ、ハウスやサイケデリックの要素を大胆に取り入れた作品で、クラブシーンだけでなく幅広いリスナーに受け入れられました。
アルバムの第一弾シングル”Hey Boy Hey Girl”は、ケミカル・ブラザーズの代表曲の一つで、アシッド・ハウスの影響を受けたダンサブルなトラックです。
“Superstar DJs, here we go!”という印象的なボイス・サンプルが繰り返され、クラブシーンで圧倒的な人気を誇りました。
続く第二弾シングル”Let Forever Be”は、オアシスのノエル・ギャラガーをボーカルに迎えた楽曲で、ビートルズやサイケデリック・ロックの影響を感じさせるユニークなサウンドが特徴です。
第三弾シングル”Out of Control”は、ニュー・オーダーのバーナード・サムナーがボーカルを務めたエネルギッシュなトラックで、エレクトロニックとポストパンクが融合したダンスロックの傑作となっています。
バーニーだけでなく、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーもアディショナル・ボーカルとして参加しています。
他にも、『Surrender』には魅力的な楽曲が多数収録されています。
“Music: Response”は、鋭いシンセとグルーヴィーなビートが印象的なオープニングトラックで、アルバムの幕開けを飾ります。
“Under the Influence”は、ハードなビートとトリッピーなエフェクトが特徴のクラブ向けトラックで、ライブでも人気の高い一曲です。
“The Sunshine Underground”は、ゆったりとしたビートから徐々に壮大な展開を見せるトラックで、サイケデリックな要素が強調された名曲です。
“Asleep from Day”は、ホープ・サンドヴァルのボーカルをフィーチャーした美しいアンビエント調の楽曲で、アルバムの中でも特に異彩を放つナンバーとなっています。
『Surrender』は、ケミカル・ブラザーズがビッグ・ビートを超え、新たな音楽的探求に挑んだ作品として、エレクトロニック・ミュージックの歴史に残る一枚です。
クラブ・アンセムとして定番の楽曲から、ロックやサイケデリックの影響を受けた実験的なトラックまで、多彩な音楽性が詰まっています。
リミックス・バージョンや1999年に出演したフジロック・フェスティヴァルのライヴ音源を収録した20周年記念盤もおすすめです。
第1位:The Chemical Brothers – 『Dig Your Own Hole』
第1位は、1997年にリリースされた2作目のアルバム『Dig Your Own Hole』です。
本作は、ビッグ・ビートというジャンルを決定づけた歴史的名盤です。
前作『Exit Planet Dust』の成功をさらに押し広げ、よりアグレッシブでエネルギッシュなサウンドを確立しました。
ハードなブレイクビーツ、重厚なベースライン、サイケデリックなシンセサウンドが特徴で、クラブ・ミュージックとロックの融合を極限まで推し進めた作品です。
アルバムの第一弾シングルとしてリリースされた”Setting Sun”は、オアシスのノエル・ギャラガーをボーカルに迎えたトラックで、ビートルズの”Tomorrow Never Knows”を彷彿とさせるサイケデリックなサウンドが特徴です。
ノエルの荒々しいボーカルとケミカル・ブラザーズの強烈なビートが融合し、全英シングルチャート1位を獲得しました。
続く第二弾シングル”Block Rockin’ Beats”は、ヘビーなベースとブレイクビーツが炸裂するクラブ・アンセムで、グラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞するなど、彼らの代表曲として知られています。
ちなみに僕がリアルタイムで初めてケミカル・ブラザーズを聴いたのはこの曲からでした。
当時話題のシングルとしてCDショップで販売されていたこのシングルを購入してからケミカル・ブラザーズにハマりました。
そのため今でもこの”Block Rockin’ Beats”が一番好きなケミカル・ブラザーズの曲です♪
第三弾シングル”Elektrobank”は、トリッキーなビートとカオティックなシンセが印象的な楽曲で、圧倒的なエネルギーに満ちた一曲です。
他にも、『Dig Your Own Hole』には多彩な楽曲が収録されています。
“Dig Your Own Hole”は、タイトル曲にふさわしいダークでヘビーなサウンドが特徴のトラックで、アルバム全体の雰囲気を象徴する重要な楽曲です。
“Piku”は、細かくカットアップされたドラムと不気味なシンセが交錯する実験的なナンバーです。
“Lost in the K-Hole”は、低音が響くディープなトラックで、トランスのような浮遊感が魅力です。
“Where Do I Begin”は、ベス・オートンの切ないボーカルが印象的なスローな楽曲で、アルバムの中で異彩を放つ存在です。
ラストを飾る”The Private Psychedelic Reel”は、インド音楽の要素を取り入れた10分近くに及ぶ壮大なトラックで、サイケデリックな世界観が全開の名曲です。
『Dig Your Own Hole』は、ケミカル・ブラザーズのキャリアにおいて最もインパクトのあるアルバムの一つであり、エレクトロニック・ミュージックの歴史においても重要な作品です。
ロックやサイケデリックの要素を大胆に取り入れたこのアルバムは、ビッグ・ビートの象徴として今なお多くのファンに愛されています。
クラブ・ミュージックが好きな人はもちろん、ロックやサイケデリック・サウンドに興味がある人にもぜひ聴いてほしい一枚です。
以上、【ケミカル・ブラザーズのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
ケミカル・ブラザーズは、エレクトロニック・ミュージックの進化を牽引し続けるアーティストであり、そのサウンドは時代を超えて多くのリスナーを魅了し続けています。
今回紹介した5つのアルバム—『Dig Your Own Hole』、『Surrender』、『Come with Us』、『Push the Button』、そして『Exit Planet Dust』は、彼らの音楽的挑戦と進化を象徴する名作ばかりです。
ビッグ・ビートの代表作として知られる『Dig Your Own Hole』や、『Surrender』のサイケデリックな実験性、『Come with Us』の緻密なサウンドデザイン、『Push the Button』のエネルギッシュなアプローチ、そして原点回帰的な『Exit Planet Dust』まで、それぞれのアルバムに異なる魅力が詰まっています。
どの作品も唯一無二の世界観を持ち、聴くたびに新たな発見があるはずです。
ケミカル・ブラザーズの音楽は、クラブミュージックの枠を超え、ロックやサイケデリック、ヒップホップのエッセンスを取り入れながら進化を続けてきました。
ケミカル・ブラザーズのアルバムを聴くことで、その革新的なサウンドと圧倒的なエネルギーを存分に体感できるでしょう。
ぜひ、今回紹介した作品をチェックして、ケミカル・ブラザーズの音楽の魅力にどっぷりと浸かってみてください。
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