
2025/09/26
ジェームス・テイラーのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第258回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
心に寄り添い、時を超えて癒しと希望を奏でるシンガーソングライター!ジェームス・テイラー(James Taylor)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第258回です。
さて今回は、人生の光と影をメロディに刻む、時代を超える叙情の詩人!ジェームス・テイラー(James Taylor)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
ジェームス・テイラーについて
ジェームス・テイラーは、アメリカを代表するシンガーソングライターであり、優しい歌声と心に寄り添うような楽曲で世界中のファンに愛され続けている存在です。
1948年にアメリカ合衆国 マサチューセッツ州ボストンで生まれ、ノースカロライナで育った彼は、1960年代後半から音楽活動を本格化させました。
1968年にはビートルズの設立したアップル・レコードからデビューアルバム『James Taylor』(邦題『心の旅路』)を発表し、シンガーソングライターの新しい時代を切り開いたと言われています。
特に1970年のアルバム『Sweet Baby James』に収録された”Fire and Rain”は、ジェームス・テイラーの代表曲として知られ、深い哀しみと再生をテーマにした歌詞が多くの人の心を揺さぶりました。
また、キャロル・キングとのコラボレーションによって生まれた”You’ve Got a Friend”はグラミー賞を受賞し、ジェームス・テイラーの名をさらに世界に広めました。
その後も『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』『JT』『Hourglass』など数々の名作を発表し、シンガーソングライターというジャンルを確立させていきました。
ジェームス・テイラーの音楽は、フォーク、ロック、ポップスの要素を巧みに融合させ、聴く人に安らぎと希望を与えるのが特徴です。
現在も精力的に活動を続け、ライブツアーや新作リリースを行うなど、その存在感は衰えることがありません。
ジェームス・テイラーの楽曲は時代を超えて聴かれ続け、アメリカ音楽史において欠かすことのできないシンガーソングライターであることは間違いありません。
それでは今回はジェームス・テイラーのオリジナル・ アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
ジェームス・テイラーのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:James Taylor – 『Walking Man』
第5位は、1974年にリリースされた5作目のアルバム『Walking Man』です。
このアルバムはジェームス・テイラーのキャリアにおいて静かで内省的な魅力を放つ作品です。
本作は商業的には大ヒットに至らなかったものの、その穏やかなサウンドと成熟したソングライティングによって、ファンの間では根強い人気を誇ります。
アルバムの1曲目にしてタイトル曲でもある”Walking Man”はシングルとしてリリースされ、ジェームス・テイラーらしい温かみのあるメロディと哲学的な歌詞が印象的です。
人生の歩みを淡々と見つめる姿勢が表現されており、ジェームス・テイラーの落ち着いた歌声と相まって心に深い余韻を残します。
また、もう一つのシングル曲”Let It All Fall Down”は、ポリティカルなテーマを背景に持ちつつ、美しいメロディーラインと洗練されたアレンジが特徴の楽曲です。
当時の社会的空気を反映しながらも、聴きやすいポップさを備えており、アルバムを代表する楽曲のひとつとなっています。
アルバム全体を通して、ジェームス・テイラーはシンプルで優しい音作りを追求しています。
冒頭を飾る”Walking Man”に続き、”Rock ’n’ Roll Is Music Now”や”Me and My Guitar”といった楽曲では、華やかなホーン隊のアレンジに軽快なリズムに乗せたロックサウンドが展開されます。
“Ain’t No Song”や”Fading Away”はメロウでリラックスした雰囲気を持ち、深夜に聴きたくなるような心地よさを与えます。
ちなみに”Ain’t No Song”は、本作の多くの曲でギターを担当している名セッション・ギタリストのデヴィッド・スピノザが書いた曲でもあります。
コーネル・デュプリーと同じようにテレキャスターをメインギターにした名手です♪
また他にも”Hello Old Friend”は懐かしさと優しさに包まれた一曲で、シンプルながらも心に残るメロディが魅力です。
シンプルといえば本作にはチャック・ベリーのロックンロール曲”The Promised Land”のカバーも含まれています。、
“Let It All Fall Down”のように社会的な視点を持つ曲と、”The Promised Land”のように自由や希望を歌う曲が同居している点も本作の特徴です。
『Walking Man』は派手さはないものの、ジェームス・テイラーの誠実で繊細なソングライティングが堪能できるアルバムです。
シングル曲の魅力はもちろん、アルバム全体の統一感と落ち着いたトーンによって、じっくりと聴くほどに味わい深さを増していきます。
70年代半ばのジェームス・テイラーの音楽を知るうえで欠かせない一枚としておすすめできる作品です。
第4位:James Taylor – 『One Man Dog』
第4位は、1972年にリリースされた4作目のアルバム『One Man Dog』です。
ジェームス・テイラーの音楽的探求心と繊細なソングライティングが詰まった意欲作です。
前作『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』で大成功を収めた後にリリースされた本作は、より内省的で実験的な要素を持ち、ジェームス・テイラーのキャリアの中でも独自の存在感を放っています。
まず本作の目玉曲でもあるシングルとして発表された”Don’t Let Me Be Lonely Tonight”は、ジェームス・テイラーの代表的なバラードのひとつで、切ない恋愛の情景を描いた歌詞と優しいボーカルが心に染み入ります。
ジャズ的なコード感とソウルフルな雰囲気を兼ね備え、後にエリック・クラプトンが2001年のアルバム『Reptile』でカバーしていたり、ジャズギタリストのジョージ・ベンソンも2009年のアルバム『Songs And Stories』で取り上げていた名曲でもあります。
もう一つのシングル”One Man Parade”は、軽やかなリズムと親しみやすいメロディが特徴で、アルバム冒頭を飾るにふさわしい明るさを持っています。
シンプルながらもジェームス・テイラーらしい誠実さがにじみ出る楽曲です。
また、”Hymn”は非常に短いインストゥルメンタル曲で、静謐で美しい旋律がアルバム全体に祈りのような雰囲気を添えています。
シングルカットされた点からも、この小品が持つ象徴的な意味の強さが伝わります。
アルバム全体では、バラエティ豊かな楽曲が展開されています。
“New Tune”やダニー・コーチマー作の”Back on the Street Again”といった小品が点在し、断片的でありながら全体を一つの組曲のようにつなぐ役割を果たしています。
“Little David”や”A Junkie’s Lament”では人間味あふれるテーマを取り上げ、”One Morning in May”では伝統的な雰囲気を漂わせます。
“Fanfare”から”Little David”へと流れる展開は特に印象的で、ジェームス・テイラーの魅力が際立ちます。
また、”Chili Dog”のユーモラスな一面や”Instrumental I”、”Instrumental II”の実験的な音作りもアルバムの個性を強めています。
『One Man Dog』は、ヒット曲に頼るのではなく、多彩なアイデアを盛り込み、アーティストとしての幅を示した作品です。
“Don’t Let Me Be Lonely Tonight”のような珠玉のバラードから、短い小品群、そして穏やかな”Hymn”まで、聴くほどに新たな魅力を発見できるアルバムです。
ジェームス・テイラーの70年代の創造性を知るうえで欠かせない一枚としておすすめできます。
第3位:James Taylor – 『JT』
第3位は、1977年にリリースされた8作目のアルバム『JT』です。
本作はジェームス・テイラーがColumbia Recordsへ移籍して初めて発表した作品です。
ポップス、ロック、フォークの要素をバランスよく取り入れ、70年代後半のジェームス・テイラーの円熟した魅力を存分に味わえるアルバムとなっています。
シングルとして大きな成功を収めた”Handy Man”は、ジミー・ジョーンズの1959年のR&Bナンバーをカバーしたもので、ジェームス・テイラーの優しい歌声とシンプルなアレンジが絶妙にマッチしています。
この楽曲で彼はグラミー賞「最優秀ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス(男性)」を受賞し、その表現力の高さを証明しました。
また、”Your Smiling Face”はアップテンポで親しみやすいメロディが印象的な楽曲で、明るく前向きな雰囲気を持つ名曲です。
ライヴでも人気の高い一曲で、ジェームス・テイラーの多面的な魅力を示しています。
この曲もシングルカットされています。
さらに、”Honey Don’t Leave L.A.”はギタリストのダニー・コーチマーが書いたソウルフルな楽曲で、ブラスアレンジとジェームス・テイラーの伸びやかなボーカルが光る作品です。
シングルとしてもリリースされ、アルバムの多彩さを象徴する存在となりました。
そのほかの楽曲も聴きごたえ十分です。
アコースティックギターの音色が美しい”Secret O’ Life”は人生の意味を穏やかに語るようなナンバーで、アルバムの中でも特に心に残るバラードです。
“Terra Nova”ではカーリー・サイモンとの共演による美しいハーモニーが楽しめ、二人の関係性を象徴する一曲としてファンに愛されています。
“Bartender’s Blues”はカントリーの要素を取り入れ、ジョージ・ジョーンズもカバーした楽曲で、ジャンルを超えた魅力を持っています。
また、”If I Keep My Heart Out of Sight”や”There We Are”といった曲では、ジェームス・テイラー特有の誠実で温かい歌声が存分に堪能できます。
『JT』はシングルヒットに恵まれただけでなく、アルバム全体を通しての完成度が非常に高い作品です。
ジェームス・テイラーの音楽がポップフィールドで広く受け入れられたきっかけともなり、今なおファンの間で高く評価されています。
フォークからポップへと歩みを進めたジェームス・テイラーの変化を知るうえで欠かせないアルバムとして強くおすすめできます。
第2位:James Taylor – 『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』
第2位は、1971年にリリースされた3作目のアルバム『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』です。
前作『Sweet Baby James』の成功を受けて制作された作品であり、シンガーソングライターとしての地位を確立した重要な一枚です。
フォークやポップを基盤にした温かみのあるサウンドと、誠実な歌声が魅力で、今なお多くのリスナーに愛されています。
本作を代表する楽曲のひとつが”You’ve Got a Friend”です。
キャロル・キングが書いたこの曲をジェームス・テイラーがカバーし、見事にグラミー賞「最優秀ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス(男性)」を獲得しました。
友情をテーマにした歌詞と優しい歌声は、彼の音楽スタイルと完璧に融合し、アルバムのハイライトとなっています。
“Long Ago and Far Away”は、ジョニ・ミッチェルとのコラボレーションによる美しいデュエット曲で、切ないメロディと繊細なハーモニーが心に響く楽曲です。
二人の声が溶け合うような仕上がりは、この時代を象徴するサウンドといえます。
さらに”You Can Close Your Eyes”は、ジェームス・テイラーが恋人カーリー・サイモンのために書いたとされる愛情深い楽曲で、静かでロマンティックな雰囲気が特徴です。
ジェームス・テイラーのアルバムの中でも特に人気の高い曲で、シンプルなアコースティックギターと温かい歌声が印象的です。
“Highway Song”はロードソングとしての軽快さを持ちながらも、ジェームス・テイラーらしい落ち着いた表現で歌われており、旅や人生の道のりを思わせる味わい深い一曲です。
アルバムにはその他にも魅力的な楽曲が数多く収録されています。
“Love Has Brought Me Around”は軽快なリズムが心地よく、”Places in My Past”や”Soldiers”ではジェームス・テイラーの内面的な想いが丁寧に描かれています。
“Machine Gun Kelly”ではロック色を感じさせる力強さがあり、”Isn’t It Nice to Be Home Again”ではアルバムの締めくくりにふさわしい温もりを聴かせてくれます。
『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』は、シングルヒットだけにとどまらず、アルバム全体を通してジェームス・テイラーの音楽的幅広さと深い人間性を感じさせる作品です。
ジェームス・テイラーの魅力を知るうえで欠かすことのできない名盤として、今も色褪せない輝きを放っています。
第1位:James Taylor – 『Sweet Baby James』
第1位は、ジェームス・テイラーの1970年にリリースされた2作目のアルバム『Sweet Baby James』です。
本作こそジェームス・テイラーの名を世界に広めた決定的な作品であり、シンガーソングライターというジャンルを確立させた歴史的名盤です。
シンプルなアコースティック・サウンドと誠実な歌声が魅力で、時代を超えて多くのリスナーに愛され続けています。
アルバムのタイトル曲”Sweet Baby James”は、ジェームス・テイラーが姉の子どものために書いたとされる子守歌的な楽曲です。
優しいメロディと温かな歌詞が印象的で、ジェームス・テイラーの柔らかい声が一層心地よさを引き立てます。
アルバムの冒頭を飾るにふさわしい一曲であり、ジェームス・テイラーの代表曲として現在も高い人気を誇ります。
さらに、アルバムを代表する名曲”Fire and Rain”は、友人の死や自身の挫折をテーマにした深い悲しみを込めた歌です。
内省的で切実な歌詞と哀愁漂うメロディが強い共感を呼び、ジェームス・テイラーのソングライターとしての才能を決定づけました。
この曲に関しては、ギタリストのフィル・アップチャーチが1972年のアルバム『Darkness Darkness』にてギターインスト委の形でカバーしたのも有名ですね。
間違いなくジェームス・テイラーの最高傑作です。
そして”Country Road”は、自由や旅への憧れを歌った曲で、軽快なリズムと親しみやすいメロディが特徴です。
爽やかで解放感に満ちた楽曲として、多くのリスナーに支持されました。
アルバムにはほかにも珠玉の楽曲が並びます。
“Lo and Behold”や”Sunny Skies”は、ジェームス・テイラーの持つ温かみのあるポップセンスを感じさせ、”Blossom”では柔らかいピアノの響きが心を和ませます。
“Anywhere Like Heaven”のような穏やかなフォークソングから、”Suite for 20 G”のように複数の小曲を組み合わせた意欲的な作品まで、多彩な楽曲構成が魅力です。
また、”Steamroller”では意外性のあるブルーススタイルを披露しており、ジェームス・テイラーの幅広い音楽性を示しています。
『Sweet Baby James』は、シングルヒットを生み出しただけでなく、アルバム全体を通じてジェームス・テイラーの音楽観を明確に提示した作品です。
優しさと深みを兼ね備えた名曲が揃い、シンガーソングライター・ブームの礎を築いた歴史的な一枚としておすすめできます。
特に”Fire and Rain”は、時代を超えた名曲として必ず聴いてきたい曲ですね♪
以上、【ジェームス・テイラーのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
ジェームス・テイラーの音楽は、1970年代のシンガーソングライター・ブームを代表する存在でありながら、今なお心に寄り添い続ける普遍性を持っています。
今回ご紹介した『Sweet Baby James』や『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』をはじめとする5枚のアルバムは、ジェームス・テイラーの繊細で温かみのある歌声と、シンプルながらも深いメロディ、そして人生の機微を映し出す歌詞が堪能できる名盤ばかりです。
これらの作品を通じて、ジェームス・テイラーがなぜ世界中で愛され続けているのか、その理由を改めて実感できるはずです。
まだジェームス・テイラーの音楽に触れたことのない方も、ぜひこの機会に耳を傾けてみてください。
穏やかな癒しと共感、そして時に力強い希望を届けてくれる彼の音楽は、きっと日常の中で大切な支えとなってくれるでしょう。
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