
2025/01/12
ブラック・レーベル・ソサイアティのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
【第111回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
ザック・ワイルド率いるヘヴィメタル・バンド、ブラック・レーベル・ソサイアティ(Black Label Society)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第111回です。
さて今回は、ザック・ワイルド率いるヘヴィメタル・バンド、ブラック・レーベル・ソサイアティ(Black Label Society)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
ブラック・レーベル・ソサイアティについて
ブラック・レーベル・ソサイアティは、アメリカを代表するヘヴィメタル・バンドで、1998年に結成されました。その中心人物は、オジー・オズボーン・バンドの活動で名を馳せたギタリスト、ザック・ワイルドです。
ザック・ワイルドは、オジー・オズボーンが一時引退を表明した際、ソロ・アーティストとしてのキャリアを模索する中で1994年に「プライド & グローリー」を結成します。
しかし、そのバンドの解散を経て、新たな音楽プロジェクトとして発展的に誕生したのがブラック・レーベル・ソサイアティです。
バンドのデビューアルバム『ソニック・ブリュー』は1999年にリリースされ、重厚なギターリフとメロディックな展開でファンを魅了しました。
続いて2000年にリリースされた『暴拳王-ストロンガー・ザン・デス』では、さらに攻撃的かつダークなサウンドが際立ち、ザック・ワイルドの多彩なギタープレイが高い評価を受けました。
2002年には『1919☆エターナル』が発表され、このアルバムはザック自身の個人的な経験や喪失感を反映した深い歌詞が特徴です。
そして、2003年には『ブレスド・ヘルライド』をリリース。ここでは、これまでのヘヴィなサウンドに加え、バラード曲も収録されるなど、バンドの幅広い音楽性が際立っています。
さらに、ブラック・レーベル・ソサイアティは2009年にアコースティック主体の『ハングオーヴァー・ミュージック Vol.6』をリリースし、新たな一面を見せました。
ブラック・レーベル・ソサイアティの音楽は、ザック・ワイルドのパワフルでエモーショナルなギタープレイとともに、ヘヴィメタルの骨太さを保ちながらも幅広いジャンルにわたる要素を取り入れています。
また、彼らのライブパフォーマンスは観客を圧倒するエネルギーと迫力で知られており、世界中のメタルファンから熱狂的な支持を集めています。
それでは今回はブラック・レーベル・ソサイアティのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
ブラック・レーベル・ソサイアティのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:Black Label Society – 『Hangover Music Vol. VI』
第5位は、2004年にリリースされた5作目のアルバム『Hangover Music Vol. VI』です。
本作は、ブラック・レーベル・ソサイアティのディスコグラフィーの中でも異色の一枚です。
このアルバムは、アコースティックを主体とした楽曲が中心で、ザック・ワイルドのエモーショナルな一面を堪能できる作品となっています。
従来のヘヴィメタルとは異なる、繊細で内省的な音楽性が光るアルバムです。
アルバムの冒頭を飾る”Crazy or High”は、ザックの深みのあるヴォーカルとシンプルながら心に響くメロディが特徴です。
2曲目のブルージーな”Queen of Sorrow”や”House of Doom”では、哀愁漂うアコースティックサウンドとともに、感情的な歌詞がリスナーの心を掴みます。
また、”Yesterday, Today, Tomorrow”では、バラードの魅力が存分に引き出されており、ブラック・レーベル・ソサイアティの新たな一面を感じられるでしょう。
一方で、”Woman Don’t Cry”や”She Deserves a Free Ride (Val’s Song)”などでは、アコースティックギターの温かみが前面に押し出され、リラックスした雰囲気が楽しめます。
また、”No Other”やプロコル・ハルムのカバー曲”Whiter Shade of Pale”(青い影)といった曲では、ザックの歌声と楽曲の持つ静謐な美しさが際立っています。
第5位に選んだ『Hangover Music Vol. VI』は、ブラック・レーベル・ソサイアティの重厚なサウンドに親しんだファンにとっても、新鮮な驚きを与える作品です。
心に沁みるアコースティックサウンドと感情豊かな歌詞で、多くの人々に響くアルバムですので、ぜひ一度チェックしてみてください。
第4位:Black Label Society – 『Stronger Than Death』
第4位は、2000年リリースされた2作目のアルバム『Stronger Than Death』です。
邦題は『暴拳王-ストロンガー・ザン・デス』でした。
本作は、1999年にリリースされたデビュー作『Sonic Brew』に続く2作目で、より攻撃的でヘヴィなサウンドが特徴です。
このアルバムでは、ザック・ワイルドのギターリフの凄まじさとバンドのパワフルなグルーヴを存分に楽しむことができます。
アルバムの冒頭を飾る”All for You”は、圧倒的なギターサウンドとエネルギッシュなボーカルで、聴く者を一気に引き込みます。
タイトル曲の”Stronger Than Death”は、ザックの重厚なギターリフとダークな雰囲気が際立つ楽曲で、アルバムのハイライトのひとつです。
また、”Counterfeit God”ではザックのギターのテクニックが存分に発揮されており、聴き応え抜群です。
さらに、疾走感あふれる”Ain’t Life Grand”やグルーヴィーな”Superterrorizer”のような楽曲は、アルバム全体に緊張感と躍動感をもたらしています。
トレモロが効いたイントロで始まる”Phoney Smiles & Fake Hellos”では、ザックの歌詞の巧みさが光り、リスナーに深い印象を与えます。
第4位に選んだ『Stronger Than Death』は、ブラック・レーベル・ソサイアティの初期のエネルギーと創造性を体感できる一枚です。
ヘヴィメタルの力強さと、ザック・ワイルドの卓越したギタープレイが好きな方には必聴のアルバムです。
この時期にリリースされたライブ・アルバム『Alcohol Fueled Brewtality』もおすすめです。
かなりハードコアでヘヴィな演奏を聴くことが出来る名作です!
第3位:Black Label Society – 『Sonic Brew』
第3位は、1999年にリリースされたデビューアルバム『Sonic Brew』です。
ザック・ワイルドの新たな音楽的挑戦を示す作品として注目を集めました。
このアルバムは、ヘヴィメタルとサザンメタルの要素を融合させた独自のサウンドが特徴で、バンドの原点とも言える重要な一枚です。
アルバムのオープニングを飾る”Bored to Tears”は、ザック・ワイルドの厚みのあるギターリフと力強いボーカルが印象的で、リスナーを一気に引き込みます。
2曲目の”The Rose Petalled Garden”や”Hey You (Batch of Lies)”は、ヘヴィでありながらメロディアスな展開が魅力的で、アルバム全体の雰囲気を盛り上げます。
一方で、”Spoke in the Wheel”のようなアコースティックバラードは、ザックの繊細な一面を感じさせる楽曲です。
感情豊かなボーカルとシンプルなアレンジが融合し、アルバムに奥行きを与えています。
また、”Born to Lose”や”World of Trouble”は、バンドの荒々しさと叙情性を同時に楽しむことができる楽曲です。
第3位に選んだ『Sonic Brew』は、ブラック・レーベル・ソサイアティの音楽的ルーツを探る上で欠かせないアルバムです。
ザック・ワイルドの大胆なギタープレイや独特の音楽性に触れたい方には、ぜひ聴いていただきたい一枚です。
この作品を通じて、ブラック・レーベル・ソサイアティの原点に触れてみてください。
第2位:Black Label Society – 『1919★Eternal』
第2位は、2002年にリリースされた3作目のアルバム『1919★Eternal』です。
このアルバムは、ザック・ワイルドが父親の死という個人的な悲しみを乗り越える中で制作されており、楽曲には強い感情が込められています。
ヘヴィなギターリフとエネルギッシュなパフォーマンスが詰まった、ブラック・レーベル・ソサイアティらしい一枚です。
シングル曲”Bleed for Me”は、アルバムを代表するナンバーで、攻撃的なリフと印象的なメロディが特徴です。
ザック・ワイルドのギターとヴォーカルのバランスが絶妙で、聴く者を圧倒します。
この楽曲は、ブラック・レーベル・ソサイアティの音楽性を知る上で欠かせません。
3曲目の”Demise of Sanity”は、スピード感あふれる曲調と激しいリフが印象的で、このバンドが絶頂期に合った時期の勢いを感じさせる一曲です。
オジー譲りの”Life, Birth, Blood, Doom”では、ダークで重厚なサウンドが展開され、アルバム全体の雰囲気をより深いものにしています。
一方、”Bridge to Cross”は、叙情的なバラードで、ザックの感情豊かな歌声が心に響きます。
“Genocide Junkies”や”Graveyard Disciples”のような楽曲は、ザックの卓越したギターテクニックが光り、アルバム全体を通じてエネルギーに満ちたサウンドを提供しています。
また、スラッシーな”Battering Ram”は、攻撃的なリフと力強いドラムが一体となった圧巻の仕上がりです。
第2位に選んだ『1919★Eternal』は、ブラック・レーベル・ソサイアティのヘヴィメタルとしての真髄を体感できる作品です。
ザック・ワイルドの卓越した才能と、バンドとしての完成度の高さが存分に詰まったこのアルバムを、ぜひ一度チェックしてみてください。
第1位:Black Label Society – 『The Blessed Hellride』
第1位は、2003年にリリースされた4作目のアルバム『The Blessed Hellride』です。
本作は、ヘヴィメタルとハードロックの魅力が凝縮された一枚です。
このアルバムは、ザック・ワイルドの卓越したギタープレイとソングライティングのセンスが際立っており、ファンからも高く評価されています。
アルバムのオープニングを飾る”Stoned and Drunk”は、力強いリフとザックの荒々しいボーカルが印象的で、聴く者を一気に作品の世界観へ引き込みます。
攻撃的なヘヴィメタル好きにはたまらない1曲ですね♪
一方で5曲目の”Blessed Hellride”は、アコースティックギターを主体にした楽曲で、ザックの感情的な一面を感じられる美しい曲です。
4曲目の”Suffering Overdue”では、ヘヴィなギターとダークな雰囲気が融合し、ブラック・レーベル・ソサイアティらしい迫力あるサウンドが楽しめます。
シングル曲”Stillborn”は、オジー・オズボーンがゲストボーカルとして参加しており、ザックとオジーの相性が抜群の楽曲です。
どことなくレッド・ツェッペリンの”Immigrant Song”(移民の歌)を彷彿させる曲です。
メロディアスでキャッチーなリフが特徴のこの曲は、アルバムのハイライトと言えるでしょう。
“Funeral Bell”は、スピード感あふれるリフが際立ち、エネルギッシュなナンバーとしてアルバムに勢いを与えています。
また、”Final Solution”や”Destruction Overdrive”では、ザックのギターテクニックが存分に発揮されており、聴き応え抜群です。
一方で、哀し気なピアノのイントロで始まる”Dead Meadow”のような楽曲では、叙情的なメロディが心に響き、アルバム全体にバランスの良さをもたらしています。
第1位に選んだ『The Blessed Hellride』は、ブラック・レーベル・ソサイアティの魅力が詰まった作品で、ハードロックとヘヴィメタルのファンにとって必聴のアルバムです。
ザック・ワイルドの音楽的才能を存分に味わえるこの一枚を、ぜひチェックしてみてください。
以上、【ブラック・レーベル・ソサイアティのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
今回はブラック・レーベル・ソサイアティのおすすめアルバム5作品をご紹介しましたが、いずれもバンドの多彩な音楽性とザック・ワイルドの卓越した才能を感じられる珠玉の一枚です。
ヘヴィでありながらも繊細さを持ち合わせたサウンドや、エネルギッシュで魂を揺さぶる楽曲の数々は、聴く者を虜にすること間違いありません。
初心者から熱心なファンまで楽しめる作品ばかりですので、ぜひ気になるアルバムを手に取って、ブラック・レーベル・ソサイアティの音楽の魅力を体感してみてください。
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