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2024/07/01
オリジナル・アルバムを勝手にベスト5!ビートルズ編
【第16回】オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ
英国が生んだ世界で最も影響力のあるバンド、ビートルズの入門にも最適なおすすめアルバムをご紹介!
【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】の第16回です。
ついにこのブログでもビートルズ(The Beatles)のブログ記事を書くことになりました。
と書くと誤解を招きそうですが、決してビートルズが嫌いなわけではありません。
一応僕もちゃんとオリジナル・アルバム及びシングル・コレクションや赤盤に青盤、BBCセッションや各種ライヴ録音盤、そしてアンソロジー4作とビートルズの作品をほとんど聴いてはいます。
ただこのブログを初めて早7年近く経ちましたが、今まで一度もビートルズについて取り扱っていませんでした。
ビートルズは英国リヴァプール出身のバンドで、ボーカル/ギターのジョン・レノンを中心にボーカル/ベースのポール・マッカートニー、ギター/ボーカルのジョージ・ハリスン、ドラムス/ボーカルのリンゴ・スターの4人組バンドです。
そしてビートルズはロックの歴史上、最も有名なバンドで、世界中で最も人気があり、後続のバンドに最も大きな影響を与えたと言うことは否定しようのない事実です。
そうなんです、だからこそ「ヘタに扱えないな…。」という思いがあり、あえてビートルズに関しては避けてきました。
これまでに僕がこのブログでご紹介してきたバンドと比べても、ビートルズに関しては強い思いを持っている方が多いかと思います。
もちろん僕よりもビートルズに詳しい人は日本中にたくさんいらっしゃると思います。
そして各種音楽雑誌や他の音楽ブログに音楽系YouTubeチャンネルでもビートルズに関してはこれまでに語られ尽くされているほどでしょう。
それに「音楽系のネタに困ったら取りあえず人気のあるビートルズの話題でも出しとくか!」みたいなのは僕としてはしたくなかったので、ビートルズに関する話はずっと取り上げられなかったという気持ちもあります。
なので、僕が今さらビートルズについてバンドの歴史や裏話を書いても他の音楽ブログや音楽系YouTubeチャンネルと何も変らない記事になってしまい、このブログで取り扱う意味もなくなってしまうでしょう。
そういうこともあり、先月から始めましたこの【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】でビートルズを取り扱ったらいいんじゃないかな?と考えました。
このシリーズなら、純粋に僕が好きなビートルズのアルバムを5作品ご紹介する形で書くことが出来ます。
そしてそこには僕自身の嗜好や思いが入っているので、他の音楽ブログや音楽系YouTubeチャンネルとは違った内容にできるはずです。
なので今回はビートルズがリリースしたスタジオ・アルバム全12種類の中から僕が好きなアルバムを5枚選んでランキング形式で発表していきます。
もちろんベスト盤にライヴ盤、コンピレーション・アルバムは除いたスタジオ録音アルバムのみから選んでいます。
そしてビートルズの歴史ではなく、僕がビートルズを聴くことになったきっかけを先にご紹介したいと思います。
これなら他の人とは絶対に同じにはならない情報ですからね。
ランキングをご紹介する前にまずは僕がビートルズを聴くようになったきっかけをご紹介します。
ビートルズを聴くようになったきっかけ
僕が音楽を聴くようになったのは中学生の頃にアメコミのX-MENを読んで、そこでU2を知ってからでした。
U2から聴き始めて、その後エアロスミスやM.BIG等のハード・ロックを聴くようになりました。
もちろんその時からビートルズの存在は知っていました。
たまたま僕が通っていた小学校で授業の一環でビートルズの映像作品『レット・イットビー』を見せてくれたことがありました。
まだ子供だったので内容はよくわからなかったけれども、”Let It Be”は良い曲だなぁ~という印象だけは残りました。
その後、エアロスミスを聴き始めたら、ボーカルのスティーヴン・タイラーとベースのトム・ハミルトンが度々好きなミュージシャンにポール・マッカートニーを挙げていました。
それにビートルズの”Come Together”や”I’m Down”に”Helter Skelter”といった曲をエアロスミスがカバーしていました。
しかしその時は自分からビートルズを聴いてみようとは思いませんでした。
それから何年か経ち、ちょうどグランジやオルタナ・ロックにハマっていた大学生の頃にたまたま深夜に放送されていた映画『バック・ビート』を観る機会がありました。
この映画は、初期のビートルズでベースを弾いていた幻のメンバー、スチュアート・サトクリフに焦点を当てた異色の映画でした。
途中からこの映画を観たので、最初は何の映画かわかっていませんでした。
何となくロック・バンドの映画で、ジョンとかポールとか出てくるけどパロディなのかな?と思いました。
それが物語が進むにつれ、「あれ?これってビートルズの話なのか!」とさすがに気付きました。
スチュアート・サトクリフというメンバーがいたことにも驚いたのと、その彼女だったアストリッドがビートルズのトレードマークでもあったあの襟なしスーツを考えたというのにも驚きました。
そして何よりも、革ジャンにリーゼント姿(ポンパドールもね)のワルなビートルズの姿に驚きました!
そんな驚きばかりの映画だったのですが、劇中で流れていたロック・ソングがあまりにもかっこよくって、僕はそちらの方が気になり始めました。
後日、某レンタルCDショップに行きサントラ・コーナーを探してみたら…ありました!『バック・ビート』のサントラが!
しかもそのサントラで歌っているのはソウル・アサイラムのボーカル、デイヴ・パーナーだったことに気付いて余計に好きになりました。
さらにギターにはソニック・ユースのサーストン・ムーア、ベースにはR.E.M.のマイク・ミルズ、ドラムはニルヴァーナのデイヴ・グロールと…ちょうどグランジ/オルタナ・ロックにハマっていた僕にとってはドンピシャな面子です!
これで一気にビートルズへの興味がわいてきます。
そんな時にタイミング良くビートルズの全米No.1ソングをまとめたベスト盤『1』がリリースされます。
僕が初めて購入したビートルズのCDはこの『1』でした。
そこには”Let It Be”や”Come Together” にチープ・トリックがカバーしていた”Day Tripper”等、知っている曲もいくつか収録されていました。
もちろん”Help!”や”Yesterday” に”Hey Jude”といった有名曲もすでに知っていました。
このベスト盤をきっかけに僕はその他のビートルズの作品を聴き漁ることになります。
ちなみに映画『バック・ビート』からビートルズに興味を持ったため、最初の頃はジョンが歌うロックンロールの曲が大好きでした。
しかし『1』を何度も聴いていると、”Yesterday” や”Hey Jude”に”Let It Be”といった名バラード曲を書いたポールの方に興味を抱きました。
そこからポールの歌う”Penny Lane”や”Lady Madonna” といったポップな曲の方が好きになっていきます。
その後、ジャズ・ファンクを聴くようになると…度々ビートルズの”Something” のカバーに出会うことになります。
それまでジョージについてはそこまで興味がなかったのですが、何度も聴いているうちにこの”Something” の良さに気付きました。
そしてジョージの曲”While My Guitar Gently Weeps”や”Here Comes The Sun”が好きになりました。
初期のジョン→ポール→ジョージと僕の興味は向いていきます。(ごめんねリンゴ…)
しかし年を取った今の僕の興味の対象は再びジョンに向かいます。
この後のランキングでもご紹介しますが、やはりビートルズ後期のジョン・レノンの書いた曲はあまりにも先進的で革新的でもあります。
今はジョンの曲が一番好きです♪
以上が僕がビートルズを聴くようになったきっかけです。
前置きが長くなりましたが、ここから僕が選ぶビートルズのアルバムを第5位から発表します。
オリジナル・アルバムを勝手にベスト5:ビートルズ編
第5位:The Beatles – 『Revolver』
第5位は1966年にリリースされた7作目のアルバム『Revolver』です。
何と言ってもポールが書いた名曲”Eleanor Rigby”の存在が大きいです。
この曲はジャズ・ファンク系のミュージシャンになぜか人気で、”Something”と並んでよく取り上げられている楽曲です。
僕の好きなバンド、ソウライヴのギタリストのエリック・クラズノーもこの曲が好きなようで、ソロ活動の際はギターインストの形式でしょっちゅうカバーしています。
そうやって何回も何回も聴いていると、この曲のメロディーが頭から離れなくなってしまいました。
またこの頃からジョージの曲がアルバムに収録されるようになります。
本作からは冒頭の”Taxman”にシタールを使ったイントロが印象的な”Love You To”、そして “I Want to Tell You”の3曲がジョージ作です。
一時期ジョージに一番ハマっていた頃にこのアルバムをよく聴いていました。
また本作にはリンゴが歌う名曲 “Yellow Submarine”も収録されています。
元はポールが書いた曲ですが、確かにこの曲調にはリンゴのどこかトボけたようなボーカルがあいますね。
後にアニメーション映画『イエローサブマリン』へと繋がる楽曲です。
ただ本作は(僕の中では)ジョンの書いた曲の印象がイマイチ薄くも感じます。
ジャズ・ギタリストの小沼ようすけさんがギターインストでカバーしていた”She Said She Said”やテープの逆回転を使用した実験的な曲 “Tomorrow Never Knows”が収録されてはいるものの、この後にご紹介するアルバムと比べるとジョンの楽曲に弱さを感じます。
そういったわけでこの『Revolver』は第5位となりました。
第4位:The Beatles – 『Let It Be』
第4位は1970年にリリースされた最終作『Let It Be』です。
後にフィル・スペクターの施したオーバー・ダビングを取り除いた『Let It Be… Naked』なんかがリリースされた色々といわくつきのアルバムですが…僕はレコードでリリースされたオリジナルの音源の方が好きです。
この辺は人それぞれの好みによるでしょうね。
もちろん本作が好きな理由の1つに、僕が小学校の時に観た映像作品『レット・イットビー』で印象に残った”Let It Be”が収録されているというのもあります。
それにポールの曲だと、感動的な”The Long and Winding Road”(僕は大味だけどオーケストラありが好きです。)や “Get Back”といった名曲があります。
ジョージも”I Me Mine”や “For You Blue”で頑張ってます。
レノン/マッカートニー名義ではスワンプ・ロック風味の”I’ve Got a Feeling”や”One After 909″等、良い曲満載です。
しかし僕が真にこのアルバムが好きな理由は、もう1つあります。
それはビートルズ後期のジョン・レノンの天才っぷりが存分に発揮された名曲”Across the Universe”が収録されているからです。
もともとは1969年にチャリティ・アルバム『No One’s Gonna Change Our World』に提供された曲でしたが、本作には別アレンジで収録されています。
この曲はジョンがヨーコと結婚する前に妻だったシンシアとの噛み合わない関係性から生まれた曲です。
延々としゃべり続けるシンシアに嫌気が差したジョンが”Nothing’s gonna change my world(何ものも私の世界を変えない)“と歌詞に綴っています。
僕の勝手な座右の銘で「他人は変えられないけれども、自分は変えられる」という考えを自分自身に言い聞かせながらいつも生きているのですが、いくら他人がガミガミ言ってもその人自身が変わろうとしない限り、何も変わることはないと思います。
この歌詞を読んだ時に、「他人から何を言われても自分の考えは変わらないけれども、自分自身の行動で考えが変わることはある。そして逆に他人に考えを変えるように強要するのはあまりにも傲慢すぎる。お互いの考えを尊重して生きていくべきだ。」と考えている僕にはピンとくるものがありました。
ジョン自身も後にこの曲の歌詞を「最高傑作かもしれない。」と自分で認めています。
この”Across the Universe”が収録されているから本作『Let It Be』は第4位となりました。
第3位:The Beatles – 『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』
第3位は、1967年にリリースされた8作目のアルバム『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』です。
「サージェント・ペパーと彼の架空のバンドの公演」をコンセプトに作られた一貫したテーマのあるアルバムです。
そのためビートルズのアルバムの中では最も統一感のある作品です。
この後ご紹介する第2位や第1位は本作と比べるとかなりごちゃごちゃしたアルバムですからね…。
僕はビートルズを聴き始めたのは大学生の頃と遅く、ビートルズをを聴き始める前にすでに色んなバンドを聴いていたので、実はビートルズのカバー曲の方を先に聴いていたパターンがほとんどでした。
“With a Little Help from My Friends”も先にジョー・コッカーの方で聴いていました。
原曲はリンゴが歌っていたと知るのは本作を聴いてからです。
本作にはイケナイお薬の頭文字を取ったという都市伝説が存在する “Lucy in the Sky with Diamonds”や、”Being for the Benefit of Mr. Kite!”に”Good Morning Good Morning”といったジョンの単独作こそありますが、どちらかというとポール色の濃いアルバムな気がします。
そんな中で本作の最後にはレノン/マッカートニーの共作でベストとも呼べる”A Day in the Life”が収録されているのが強いです!
この曲はウェス・モンゴメリーやグラント・グリーンといった僕の好きなジャズ・ギタリストがこぞってギターインストでカバーしていた曲です。
そしてこの時期のジョンの陶酔感のある歌い方が堪りません。
先ほどの”Across the Universe”もそうなのですが、ビートルズ後期のジョンはこういったふわふわとした歌い方をすることがありました。
初期のビートルズでロックンロールをシャウトしていたジョンとは別人のようです。
僕も初めてビートルズを聴いたときはロックンロールを歌うジョンが好きだったのですが、自分自身が年を取るにつれ、後期ビートルズのジョンのこういった歌い方が好きになっていきました。
この曲はビートルズの全楽曲の中でも5本の指に入る名曲だと思います。
第2位:The Beatles – 『Abbey Road』
第2位は1969年にリリースされた11作目『Abbey Road』です。
ビートルズのアルバムの中で最も有名なアルバム・ジャケット…それどころかロックの歴史の中で最も有名な横断歩道ジャケットだと言えますね。
今から18年近く前に世界的に禁煙ブームが起こった際に、本作のジャケットでポールが手に持ったタバコが消されるという「それはやりすぎ!」なちょっとした事件もありましたが、ここまで有名なジャケ写もないでしょう。
観光名所にまでなっていますからね。
それはそうと、”Come Together”と”Something”の2曲は強力すぎます!
どちらも名曲すぎて…それだけでも本作は上位に選ばれる価値はあります。
相変わらずポール色の濃いアルバムですが、本作ではリンゴも頑張ってます!
オリジナル曲の”Octopus’s Garden”を提供しています。
ジョージは”Something”を書いただけでもロックの歴史に残る存在ですが、本作にはポップな”Here Comes the Sun” という名曲も提供しています。
そしてジョンは”Come Together”に、チープ・トリックも初期の頃によくライヴでカバーしていたヘビーな曲”I Want You (She’s So Heavy)”や、12弦ギターのイントロがかっこいい”Polythene Pam”等を書いています。
また本作は1作まるごとコンセプト・アルバムだった『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』ほどではないですが、レコード時代のB面にあたる”Because”以降の曲に繋がりがあるのも魅力的です。
後にポールがソロ活動を始めた際にコンサートの終盤によく演奏していた”Golden Slumbers”から “Carry That Weight”の流れは特に感動的です。
アルバムを流しで聴く分には本作が最適なのですが、しかし僕がビートルズで最も好きなアルバムは、ごっちゃ混ぜのあのアルバムです!
第1位:The Beatles – 『The Beatles』
ビートルズのスタジオ・アルバムで最高の作品と言えばこれ以外にありえないです!
バンド名を冠したアルバムで、そのアルバム・ジャケットのイメージから通称『ホワイト・アルバム』と呼ばれるLP2枚組アルバムです。(CDでも2枚組)
全30曲入りで詰め込むだけ詰め込まれたごっちゃ混ぜのアルバムです。
しかしここにビートルズの全てがあります!
名曲を挙げだしたらきりがないのですが、ポールは”Back in the U.S.S.R.”に、ポップな “Ob-La-Di, Ob-La-Da”に、アコギ弾き語りの名曲”Blackbird”に、ヘヴィ・メタルの元祖とでも呼ぶべき”Helter Skelter”と才能が発揮されています。
ジョージも自分で上手くリードギターを弾けなかったので後輩のエリック・クラプトンにリードを任せた”While My Guitar Gently Weeps” を残しています。
リンゴも”Good Night”で頑張ってます!
しかし彼ら3人よりも凄いのが、ジョン・レノンです!
この時期のジョンの頭の中はどうなっちゃってるんでしょうか?
特にLP1枚目に素晴らしい曲が収録されています。
LP2枚目の方は、”Yer Blues”や “Everybody’s Got Something to Hide Except Me and My Monkey”に “Revolution 1″といったブルースやロック系の曲が多いのに対して1枚目は「感動的」な曲が3つ収録されています。
まず1つ目は、 “Dear Prudence”です。
ギターのアルペジオの音色が美しいこの曲は、後にグレイトフル・デッドのリーダーのジェリー・ガルシアもカバーした名曲です。
ガルシアはこの曲が大のお気に入りだったようで、ライヴでも度々取り上げていました。
あのビートルズ後期のジョンの陶酔感のある歌い方がこの曲でも聴くことが出来ます。
もう1曲は 、”Happiness Is a Warm Gun”です。
この曲は全米ライフル協会が発行している雑誌『アメリカン・ライフルマン』に掲載されていた記事からタイトルが付けられた曲で、銃社会への批判を歌った曲です。
しかし不気味な歌い出しやその後の激しい曲調への変調から、”gun”を注射器と解釈してイケナイお薬を体内に注入すると解釈した一部の評論家まで出てきました。
しかしこの変調は3つあった曲を1つにまとめたからであって、ジョン自身はイケナイお薬説を完全否定しています。
そんな事情はどうあれ、この曲が名曲であることに違いはありません。
そして最後の1曲は、ジョンが母親に捧げた”Julia”です。
アコースティック・ギターをつま弾きながら寂しげに歌うジョン…子供の頃に母を失った悲しみが表現された哀しい名曲です。
ちなみにこの曲は、ジャズ・ギタリストのジョン・スコフィールドがメデスキ、マーティン・アンド・ウッドと共演作『Out Louder』をメデスキ、スコフィールド、マーティン・アンド・ウッド名義で2006年にリリースした際にギターインストでカバーもしていました。
この”Dear Prudence”と “Happiness Is a Warm Gun”と”Julia”の3曲は、ジョンが書いた曲の中でもベストの部類に入る名曲ばかりです。
本作『The Beatles』は、ジョン・レノンがビートルズ時代に最も才能を発揮したアルバムだと僕は思っています。
以上、【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5!ビートルズ編】でした。
ランキングを作るとどうしても後期ビートルズの作品が多くなってしまいました。
やはり後期の方が曲のバリエーションも豊富ですからね。
ところで、このブログを始める前にも僕は色んな音楽サイトやショッピング・サイトで音楽のレビューを書いていたりしたのですが、実はビートルズについて僕の考えを書いたのはこれが初めてです。
先にも書いていたように、僕もビートルズの作品はほとんど聴いてきたぐらい大好きなバンドです。
しかし「好き避け」じゃないけれども、「あえて避けていた」というふしはあります。
またビートルズに関しては僕よりも詳しい人なんて日本中にいくらでもいるし、熱狂的なファンも多いので「何か自分にしかないようなテーマがないと書くのが難しいな…。」というのもあります。
でもこのブログのテーマの1つとして、僕がこれまでに聴いてきた音楽をあれもこれもジャンルを超越してご紹介したいといった思いがあります。
大袈裟ではありますが、僕が「生きた証」をここに記録しておきたいという思いです。
なのにビートルズについて一切触れないのはあまりにもおかしなことです。
しかし今回こうして【オリジナル・アルバムを勝手にベスト5シリーズ】というちょうどよいシリーズを思いついたので、ビートルズをついに取り上げることが出来ました!
いかがでしたでしょうか?
今回はいつも以上に僕自身の考えを書きましたが、ぜひこれからビートルズを聴き始めたいといった初心者の方もこのブログを参考にしていただけたら嬉しいです。
今度は僕の考えがきっかけでビートルズを聴くようになった若い世代の人たちが増えてくれたらこれ以上に嬉しいことはありません。
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