
2024/12/19
リズ・フェアのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第88回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
90年代オルタナティヴ・ロックやインディー・ロック界を代表する女性シンガーのリズ・フェア(Liz Phair)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第88回です。
今回は、90年代オルタナティヴ・ロックやインディー・ロック界を代表する女性シンガーのリズ・フェア(Liz Phair)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
リズ・フェアについて
リズ・フェアは、アメリカで活動する女性シンガーソングライターで、1990年代のオルタナティヴ・ロックシーンに大きな影響を与えた存在です。
彼女はシカゴ出身で、1993年にリリースされたデビューアルバム『Exile in Guyville』が瞬く間に注目を集めました。
このアルバムは、ローリングストーン誌の「史上最高のアルバム500選」にも選ばれ、リズのユニークな視点と鋭い歌詞で多くのリスナーを魅了しました。
インディー・ロックのアイコンとしても知られるリズ・フェアは、DIY精神を持ちながらもその音楽性を絶えず進化させてきました。
リズ・フェアの音楽は、オルタナティヴ・ロックの枠を超え、ポップやエレクトロニカなどさまざまな要素を取り入れています。
“Never Said”や”Supernova”といったヒット曲は、彼女の多面的な魅力を象徴する代表作です。
また、彼女の歌詞は時に挑発的で、女性のリアルな視点を大胆に描写することで、多くのファンにとって共感を呼ぶ要素となっています。
長いキャリアの中で、リズ・フェアは複数のアルバムをリリースし、音楽だけでなくその思想やライフスタイルでも注目を集めています。
2010に6作目『Funstyle』をリリースしてからは長らく新作のリリースが途絶えていましたが、2021年には11年ぶりとなる新作アルバム『Soberish』を発表しました。
この作品では、初期のインディー・ロックの感覚を取り戻しつつ、成熟したアーティストとしての新たな一面を見せています。
リズ・フェアは現在も活動を続け、音楽だけでなく執筆活動や社会的発言を通じて、多くの人々に影響を与えています。
彼女の作品は、オルタナティヴ・ロックやインディー・ロックの歴史を語る上で欠かせない存在であり、彼女の音楽を通して当時のシーンを知ることができます。
それでは今回はリズ・フェアのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
リズ・フェアのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:Liz Phair – 『Whitechocolatespaceegg』
第5位は、1998年にリリースされた3作目のアルバム『Whitechocolatespaceegg』です。
この作品は、家庭生活や自己発見といったテーマを中心に、リズ・フェアの成熟した視点と豊かな音楽性が詰まった一枚です。
リズのオルタナティヴ・ロックからインディー・ロックへの進化を感じさせるこのアルバムは、多くのファンに支持されています。
第一弾シングルの”Polyester Bride”は、軽快なギターリフと親しみやすいメロディが特徴で、リズならではの率直な歌詞が光る一曲です。
一方、第二弾シングルの”Johnny Feelgood”は、ダークでエッジの効いたサウンドが魅力的で、アルバム全体に深みを与える存在です。
他にも、”Big Tall Man”では静かで内省的な雰囲気を楽しむことができ、”Uncle Alvarez”ではユーモラスな歌詞とキャッチーなメロディが際立っています。
また、”Perfect World”はアルバム冒頭を飾る壮大なナンバーで、リスナーを作品の世界観に引き込む役割を果たしています。
“Baby Got Going”はアップテンポでエネルギッシュな楽曲で、アルバム全体のテンポを上げるアクセントとなっています。
第5位となったこの『Whitechocolatespaceegg』は、リズ・フェアが持つ独自の視点と音楽性を存分に楽しめる一枚です。
第4位:Liz Phair – 『Exile in Guyville』
第4位は、1993年にリリースされたデビューアルバム『Exile in Guyville』です。
このアルバムは、ザ・ローリング・ストーンズの『Exile on Main St.』への返答として制作され、批評家から絶賛を受けただけでなく、多くのリスナーの心を掴みました。
リズ・フェアの率直で大胆な歌詞とミニマルながら感情的な音楽性が特徴です。
第一弾シングルの”Never Said”は、アルバムの中でも特にキャッチーな楽曲で、彼女のユーモアと自己主張を感じさせる歌詞が印象的です。
また、第二弾シングルの”Stratford-on-Guy”は、飛行機での旅をテーマにした幻想的な楽曲で、リズ・フェアの詩的な才能が際立っています。
その他にも、”Divorce Song”は切ない感情を美しく描写した名曲で、彼女の鋭い観察力が垣間見えます。
“6’1″”では、パワフルなオープニングトラックとしてリスナーをアルバムの世界観に引き込む力があります。
さらに、”Fuck and Run”は恋愛や孤独に対する赤裸々な表現が共感を呼び、多くのファンにとって象徴的な楽曲となっています。
“Flower”の挑発的な歌詞や、”Soap Star Joe”のユーモラスなアプローチも見逃せません。
第4位となったこの『Exile in Guyville』は、デビュー作ながらリズ・フェアの才能を存分に感じられる作品で、オルタナティヴ・ロックやインディー・ロックのファンにとって必聴のアルバムです。
ただしその後のアルバムと比べると「デモ音源」のような荒い録音が気になる作品でもあります。
まぁそういった無加工のローファイな手作り感こそが初期のリズの良さでもありインディー・ロックらしさでもあるのですが…ポップ・ロック化したその後の作品と比べるとどうしても普段の生活の中で聴く機会は減ります。
そういった意味でも第4位となりました。
第3位:Liz Phair – 『Somebody’s Miracle』
第3位は、2005年にリリースされた5作目のアルバム『Somebody’s Miracle』です。
本作は、穏やかでメロディアスな楽曲が特徴の作品です。
このアルバムでは、これまでのオルタナティヴ・ロックやインディー・ロックからさらにポップ寄りのサウンドに進化し、リズ・フェアの多彩な音楽性を堪能できます。
第一弾シングルの”Everything to Me”は、親しみやすいメロディと感情豊かな歌詞が魅力的な楽曲です。
この曲は愛情や家庭生活の温かさをテーマにしており、多くのリスナーに共感を呼び起こします。
このアルバム全体にも言えることなのですが、この曲といい本作はまるでシェリル・クロウのようなカントリー・ロック風の曲が増えた作品です。
“Everything to Me”は、もしシェリル・クロウが歌っていたとしても違和感ないでしょう。
他にも3曲目の”Stars and Planets”もシェリル・クロウ風のカントリー・ロック曲です。。
さらに、4曲目の”Somebody’s Miracle”はアルバムのタイトル曲で、希望や変化をテーマにした感動的な一曲です。
5曲目の”Got My Own Thing”ではリズの力強い歌声とキャッチーなリズムが際立っています。
一方で、10曲目の”Table for One”のように切ない感情を繊細に描いたアコースティックなバラード曲も収録されており、アルバム全体にバランスの取れた多様性を与えています。
第3位となったこの『Somebody’s Miracle』は、リズ・フェアの成熟した音楽スタイルを堪能できるアルバムです。
それこそシェリル・クロウがお好きな方にもおすすめのアルバムです。
第2位:Liz Phair – 『Liz Phair』
第2位は、2003年にリリースされた4作目のアルバム『Liz Phair』です。
このアルバムでは、過去作以上にポップなサウンドを取り入れることで、新たなファン層を開拓しつつ、これまでのリスナーにも新鮮な驚きを与えました。
第一弾シングルの”Why Can’t I?”は、キャッチーなメロディと甘酸っぱい恋愛をテーマにした歌詞が魅力的な楽曲です。
まるでアヴリル・ラヴィーンが歌いそうなポップ・ロック曲でもあります。
続く第二弾シングルの”Extraordinary”は、自己肯定感をテーマにしたポップロックのナンバーで、ドラマや映画の挿入歌としても使われ、多方面で注目を集めました。
2004年の映画『プリティ・ヘレン』で使われた曲です。
アルバムには他にも多彩な楽曲が収録されています。
5曲目のスマッシング・パンプキンズっぽいイントロで始まる”Rock Me”はユーモアと大胆さを感じさせる歌詞が特徴で、7曲目のバラード曲”Little Digger”は家族関係や感情の葛藤を描いた感動的な一曲です。
第2位となったこの『Liz Phair』は、リズ・フェアの音楽的な進化と新しいアプローチが詰まったアルバムです。
ポップな要素を大胆に取り入れることで、従来の枠を超えた聴きやすいアルバムに仕上がっています。
第1位:Liz Phair – 『Whip-Smart』
第1位は、1994年にリリースされた2作目のアルバム『Whip-Smart』です。
デビュー作『Exile in Guyville』の成功を受けて制作されました。
この作品では、リズの鋭い歌詞と多彩な音楽性がさらに発展し、オルタナティヴ・ロックの名盤として広く評価されています。
第一弾シングルの”Supernova”は、キャッチーなギターリフと個性的な歌詞が特徴の楽曲で、第37回グラミー賞の「最優秀女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞」にノミネートされるほどの成功を収めました。
この曲は、リズ・フェアのエネルギッシュでありながら繊細な魅力を象徴しています。
ギターの音が押しつぶされたかのように過激にファズで歪ませたサウンドが印象的で、いかにも90年代グランジ・ブーム期の楽曲ですね。
第二弾シングルの”Whip-Smart”は、軽快なテンポとユーモラスな歌詞が楽しい一曲で、アルバムのタイトルを冠するにふさわしい楽曲です。
第三弾シングルの”Jealousy”は、嫉妬心をテーマにした感情的な楽曲で、リスナーに強い印象を与えます。
アルバムには他にも多くの魅力的な楽曲が収録されています。
アルバム冒頭の”Chopsticks”は、シンプルでミニマルな構成ながらも聴き手を惹きつける力があります。
7曲目の”Go West”では、ロードトリップ・ムービーでBGMとして使われていそうな自由な雰囲気を感じることができ、6曲目の”Nashville”は、彼女の旅先での経験を詩的に描写した楽曲です。
3曲目の”Support System”は、鋭い社会観察と軽快なリズムが印象的で、4曲目の”X-Ray Man”ではユニークなメロディと彼女独自の世界観が光ります。
今回のランキングで第1位となったこの『Whip-Smart』は、リズ・フェアの音楽的才能と個性的な視点を堪能できる一枚です。
デビュー作に続き、リズの魅力をさらに深く感じることができるアルバムとして、多くのファンに愛されています。
以上、【リズ・フェアのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
今回ご紹介したリズ・フェアのアルバムは、それぞれに個性的な魅力が詰まっており、彼女の音楽的な進化や多彩な表現力を存分に楽しむことができます。
デビュー作の『Exile in Guyville』から、ポップでキャッチーな『Liz Phair』、そして心に響く成熟したサウンドが特徴の『Somebody’s Miracle』など、どの作品も聴くたびに新たな発見があります。
今回ご紹介した5作品は、リズ・フェアのキャリアの中で特におすすめのアルバムです。
リズの音楽は、オルタナティヴ・ロックやインディー・ロックの枠を超え、多くのリスナーに感動と共感を与えてきました。
ぜひ、リズ・フェアの作品をじっくり聴きながら、その魅力を存分に味わってみてください。
リズ・フェアの音楽が、あなたの日常のプレイリストに新たな風を吹き込むこと間違いありません!
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