
2025/02/06
キング・クリムゾンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!

【第140回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご介シリーズ
ロバート・フリップ率いるプログレッシブ・ロック四天王の一角キング・クリムゾン(King Crimson)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第140回です。
さて今回は、ロバート・フリップ率いるプログレッシブ・ロック四天王の一角キング・クリムゾン(King Crimson)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
キング・クリムゾン(King Crimson)の紹介
キング・クリムゾンは、1969年にイングランドで結成されたプログレッシブ・ロックの代表的なバンドであり、その斬新な音楽性と圧倒的な演奏力で音楽史に名を刻んでいます。
バンドの中心人物であるロバート・フリップを筆頭に、これまで数多くのメンバーが在籍し、多彩な音楽的アプローチを展開してきました。
その独特な音楽性は、クラシックやジャズ、アヴァンギャルドの要素を取り入れたもので、同じくプログレッシブ・ロックの四天王とされるイエス、ピンク・フロイド、エマーソン・レイク・アンド・パーマーと並び称され、さらにジェネシスを加えた「プログレッシブ・ロック5大バンド」の一角を占めています。
デビューアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』は、名曲”21世紀のスキッツォイド・マン”を収録し、プログレッシブ・ロックの先駆けとして大きな評価を受けました。
このアルバムは、その後のバンドの方向性を決定づけた重要な作品であり、現在も多くのファンに愛されています。
続く『ポセイドンのめざめ』や『リザード』、『アイランズ』では、クラシカルなアプローチとジャズ的な即興性を融合させ、プログレッシブ・ロックの可能性をさらに広げました。
1970年代後半には、アルバム『太陽と戦慄』や『暗黒の世界』、『レッド』といった革新的な作品が発表され、特に『レッド』は多くのアーティストに影響を与えた名盤として知られています。
バンドはその後一時解散しましたが、1981年に再結成され、アルバム『ディシプリン』、『ビート』をリリース。ポリリズムや先進的な音響技術を駆使したこれらの作品は、バンドの新たな進化を示しました。
さらに2000年代には、ロバート・フリップが提唱した「ヌーヴォメタル (Nuovo Metal)」の概念のもと、過去の音楽性を踏まえつつ新しいサウンドを探求します。
トニー・レヴィンやビル・ブルーフォードなどの卓越したミュージシャンがバンドに貢献し、テクニカルな演奏と実験的なサウンドで聴衆を魅了しました。
キング・クリムゾンは、その挑戦的な姿勢と進化を続ける音楽スタイルによって、プログレッシブ・ロックの枠を超えた存在として多くの支持を集めています。
今なお伝説的なバンドとして語り継がれる彼らの音楽は、新旧問わず多くのファンに影響を与え続けています。
それでは今回はキング・クリムゾンのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
キング・クリムゾンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:King Crimson – 『Islands』
第5位は、、1971年にリリースされた4作目のアルバム『Islands』です。
この作品は、クラシックやジャズの影響を強く受けた、叙情的で柔らかな音楽性が特徴となっています。
前作までの攻撃的で実験的なサウンドとは異なり、詩的で穏やかな雰囲気が全体を支配しており、聴く人に深い感動を与える内容となっています。
アルバムの冒頭を飾る”Formentera Lady”は、幻想的でエキゾチックな雰囲気が漂う楽曲です。
メル・コリンズが吹くフルートや弦楽器が美しく絡み合い、聴き手を物語の世界へと誘います。
続く”Sailor’s Tale”は、ロバート・フリップの特徴的なギターリフとメロトロンが印象的な一曲で、ダイナミックな展開が楽しめます。
そして”The Letters”は、静と動の対比が際立つ楽曲で、感情の起伏を表現した歌詞と演奏が印象深い作品です。
さらに、アルバム後半の”Lady of the Dancing Water”では、柔らかなフルートの音色と繊細な歌声が心に染み入るような美しさを持っています。
そしてタイトル曲”Islands”は、11分を超える壮大な楽曲で、静謐なメロディとドラマチックな展開が融合した傑作です。
エンディングにかけての盛り上がりは、まるで映画のクライマックスシーンのような感動をもたらします。
『Islands』は、キング・クリムゾンの中でも一風変わった作品ですが、その詩的なアプローチや音楽的な深みを持ったアルバムです。
ロバート・フリップが率いる独自の音楽世界を感じられる一枚として、プログレッシブ・ロックファンはもちろん、クラシックやジャズ好きの方にもおすすめです。
第4位:King Crimson – 『Discipline』
第4位は、1981年にリリースされた8作目のアルバム『Discipline』です。
本作は、バンドが1980年代に再結成された後の最初のスタジオアルバムです。
このアルバムでは、それまでのプログレッシブ・ロックの枠を超えた新しい音楽的アプローチが展開され、ポリリズムやミニマリズム、ニュー・ウェーブの要素が取り入れられています。
その革新的なサウンドは、キング・クリムゾンの進化を象徴する重要な作品といえます。
アルバムの第一弾シングルとなった”Matte Kudasai”は、美しいメロディと感情的なギターが印象的なバラードです。
タイトルは日本語から取られており、その独特の雰囲気が楽曲全体に深みを与えています。
一方、第二弾シングル”Thela Hun Ginjeet”は、ファンキーでリズミカルな楽曲で、語り口調のヴォーカルが特徴的です。
この曲は、ロバート・フリップのギターとトニー・レヴィンのスティック・ベースが絶妙に絡み合い、独特の緊張感を生み出しています。
また、オープニングトラックの”Elephant Talk”は、エイドリアン・ブリューのユーモアあふれる歌詞とリズミカルな演奏が魅力の一曲です。
続く”Frame by Frame”では、ポリリズムを駆使した複雑な構成が聴きどころで、テクニカルな演奏に圧倒されます。
さらに、”Indiscipline”は、即興的な要素と緻密な構成が見事に融合した楽曲で、バンドの演奏力の高さを実感できます。
アルバムのラストを飾る”Discipline”は、インストゥルメンタル曲でありながら、タイトル通りの統制された音の流れが印象的です。
『Discipline』は、従来のキング・クリムゾンとは一線を画す新たな音楽スタイルを提示し、多くのファンを驚かせました。
バンドの挑戦的な姿勢と卓越した演奏技術を存分に楽しめる一枚です。
第3位:King Crimson – 『Larks’ Tongues in Aspic』
第3位は、1973年にリリースされた彼らの5作目のアルバム『Larks’ Tongues in Aspic』です。
日本では『太陽と戦慄』という邦題で知られています。
このアルバムは、バンドに新メンバーが加わり、大幅に進化した音楽スタイルを打ち出した作品です。
ロバート・フリップのリーダーシップのもと、プログレッシブ・ロック、クラシック、即興演奏、ハードロックが融合した革新的な内容となっています。
アルバムのオープニングを飾る”Larks’ Tongues in Aspic, Part One”は、13分以上にわたる壮大な楽曲で、フリップのギター、デヴィッド・クロスのヴァイオリン、ジェイミー・ミューアのパーカッションが緻密に絡み合い、プログレッシブ・ロックの可能性を広げた作品です。
続く”Book of Saturday”は、ジョン・ウェットンの美しいヴォーカルが際立つ、叙情的で静かな曲調が魅力の楽曲です。
アルバム中盤には、緊張感あふれる”Exiles”が収録されています。
この楽曲は、ドラマチックな構成と感情豊かな演奏が際立ち、アルバムのハイライトの一つとなっています。
“Easy Money”は、ファンキーで力強いリフが特徴の一曲で、ジョン・ウェットンのヴォーカルとベースが曲全体を支配しています。
さらに、アルバムの後半には”Larks’ Tongues in Aspic, Part Two”が収録され、オープニング曲のテーマを発展させた重厚で緊張感のあるサウンドが展開されます。
『Larks’ Tongues in Aspic』は、キング・クリムゾンの中でも特に革新的で野心的な作品として高く評価されています。
『太陽と戦慄』という邦題が示すように、力強さと繊細さが共存するユニークなサウンドが詰まっています。
第2位:King Crimson – 『Red』
第2位は、1974年にリリースされた7作目のアルバム『Red』です。
本作は、ヘヴィでダークなサウンドと緻密な構成が特徴で、プログレッシブ・ロックの代表的な名盤とされています。
アルバムは、タイトル曲”Red”で幕を開けます。
このインストゥルメンタル曲は、ロバート・フリップの迫力あるギターリフが印象的で、力強さと緊張感に満ちた一曲です。
続く”Fallen Angel”は、美しいメロディとヘヴィなパートが交互に展開される楽曲で、ジョン・ウェットンの感情的なヴォーカルが際立っています。
“One More Red Nightmare”では、複雑なリズムとエネルギッシュな演奏が楽しめます。
ビル・ブルーフォードのドラムが曲全体を引き立てており、プログレッシブ・ロックの技術的な高さを感じさせる一曲です。
そして、アルバム後半の”Providence”は、即興演奏を取り入れたインストゥルメンタル曲で、デヴィッド・クロスのヴァイオリンが印象的なサウンドを作り出しています。
アルバムのラストを飾る”Starless”は、12分を超える壮大な楽曲です。
静かなメロディから始まり、中盤で徐々に緊張感が高まり、最後には圧倒的なクライマックスを迎えます。
この曲は、キング・クリムゾンの代表曲の一つとして多くのファンに愛されています。
『Red』は、バンドのヘヴィで革新的な音楽性を極限まで追求した名作です。
その迫力と美しさを兼ね備えたサウンドをぜひ体感してみてください。
第1位:King Crimson – 『In the Court of the Crimson King』
第1位は、、1969年にリリースされたデビューアルバム『In the Court of the Crimson King』です。
日本では『クリムゾン・キングの宮殿』という邦題で知られています。
このアルバムは、プログレッシブ・ロックの黎明期においてそのジャンルを確立した歴史的な名盤で、壮大な音楽的スケールと緻密な構成が特徴です。
オープニングを飾る”21st Century Schizoid Man”は、強烈なインパクトを持つ楽曲で、ロバート・フリップの鋭いギターリフとグレッグ・レイクの力強いヴォーカルが際立っています。
曲中ではジャズやブルースの要素も取り入れられ、複雑なリズムとテクニカルな演奏が聴きどころです。
この楽曲は政治的なテーマを含んだ歌詞と攻撃的なサウンドが特徴で、アルバム全体の緊張感を象徴しています。
その昔はこの曲の邦題は「21世紀の精神異●者」だったのですが、さすがに「精神異●者」という言葉は不適切なので今は「21世紀のスキッツォイド・マン 」に変更されています。
続く”I Talk to the Wind”は、”21st Century Schizoid Man”とは対照的に、穏やかでメロディアスな一曲です。
イアン・マクドナルドのフルートが美しい旋律を奏で、静謐な雰囲気がアルバムに多彩さを加えています。
この曲の邦題は「風に語りて 」でした。
また、”Epitaph”は、叙情的でドラマチックな楽曲で、メロトロンを多用した荘厳なサウンドが印象的です。
この曲の邦題は「エピタフ (墓碑銘) 」でした。
この曲の歌詞は、人間の孤独や不安といった普遍的なテーマに迫り、深い感動を与えます。
アルバムの後半に収録された”Moonchild”は、幻想的でアンビエントな雰囲気を持つ楽曲です。
特に後半の即興的な演奏は、前衛的で独特の美学を追求しています。
このアンビエントな感覚は、その後ブライアン・イーノと組むことになるユニット「フリップ&イーノ」への布石にも感じられますね。
そしてアルバムのクライマックスを飾る”The Court of the Crimson King”は、壮大で荘厳な楽曲であり、シングルとしてもリリースされました。
この曲は、メロトロンを中心とした重厚なサウンドと、物語性のある歌詞が融合し、アルバムのテーマを見事にまとめ上げています。
この曲の邦題は「クリムゾン・キングの宮殿」でした。
『In the Court of the Crimson King』は、プログレッシブ・ロックの金字塔ともいえる作品で、現在でも多くのリスナーに愛されています。
その多彩な音楽性と圧倒的な完成度は、初めて聴く人にも強烈な印象を与えるでしょう。
ぜひこのアルバムを通して、キング・クリムゾンの音楽の原点に触れてみてください。
以上、【キング・クリムゾンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
今回はキング・クリムゾンのおすすめアルバム5作品をご紹介しましたが、それぞれがバンドの異なる時期を象徴し、多彩な音楽性を楽しむことができます。
『In the Court of the Crimson King』での壮大な音楽の出発点から、『Red』のヘヴィで深遠な世界観、『Discipline』の革新性まで、どのアルバムもプログレッシブ・ロックの歴史に名を刻む名盤ばかりです。
これらのアルバムを通じて、キング・クリムゾンがいかにして音楽の境界を押し広げ、時代を超えた影響を与えてきたのかを実感できるでしょう。
初めて聴く方も、改めて聴き直す方も、ぜひこれらの作品をじっくりと楽しんでみてください。
キング・クリムゾンの音楽の奥深さが、新たな発見と感動をもたらしてくれるはずです。
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