カテゴリー:Music

2018/02/26

盲目の3大ブルースマン – コンプリート・レコーディングスBOXシリーズ –

盲目の3大ブルースマン - コンプリート・レコーディングスBOXシリーズ -のタイトル画像

戦前ブルースを代表する3人の盲目のブルースマン

今からおよそ100年近く前の1920年代に活躍した3人の盲目のブルースマンをご存知ですか?

 

正確無比なリズム感でラグタイムもお手の物のギターの名手ブラインド・ブレイク

 

あのB.B.キングやアルバート・キングなんかにも影響を与えたブラインド・レモン・ジェファーソン

 

オールマン・ブラザーズバンドがカヴァーしたことでロックの世界でも多少有名になったブラインド・ウィリー・マクテル

ブラインド・ブレイクとブラインド・レモン・ジェファーソンにブラインド・ウィリー・マクテルの盲目の3大ブルースマンたち。彼らの歴史的音源を全て収録したコンプリート・レコーディングスのBOXシリーズのご紹介記事です。

3人とも目が不自由で盲目でした。

 

そのため「ブラインド(盲目)」という言葉が名前の前に必ずの様に付けられて呼ばれています。

 

みなアコースティックギターを弾き語るタイプのカントリーブルース系です。

 

彼らを聴いているかどうか?でその人が本当にブルースを好きで聴いているのか?それとも単にかっこつけでファンション感覚で聴いているだけなのか?を知れるような気がします。

 

言うちゃ~なんですが、クラプトンやレイ・ヴォーンからブルースに目覚めた!っていう人はこういった「本物のブルースマン」を聴いていないことが多いような気がします。

 

心の底からブルースを好きで聴いている人なら、自然とこの3人のブルースマンに出会っているはずですからね。

 

もちろん僕も10代の時にエルモア・ジェイムズでブルースに目覚め、その後ハウリン・ウルフやマディ・ウォーターズにロバート・Jr・ロックウッドなんかにハマっていき、20代前半の頃にはこういったカントリーブルースマンをいろいろと聴いていきました。

 

逆にクラプトンやレイ・ヴォーンは、話を合わせるために一応聴いておいた方が良さそうだなぁ~程度のネタでしか聴いていませんでした。

 

どうも彼らのブルースはかっこいいとは思うのですが、当時の僕にしたら清涼飲料水のような軽~~いブルースに聴こえました……。

 

むしろロバート・ジョンソン(以下:ロバジョン)やサン・ハウスにチャーリー・パットン、ブッカ・ホワイト、スキップ・ジェイムズ、ビッグ・ジョー・ウィリアムズにレッドベリーやビッグ・ビル・ブルーンジーなんかのブルースの方がよりディープでヘヴィで心に染みわたります。

 

それは年を取った今でも同じことです。

 

 

さてそんなブルース好きの僕がお勧めする3大盲目のブルースマンの音源をほぼ網羅したコンプリート・レコーディングスBOXシリーズです。

 

 

ブラインド・レモン・ジェファーソンのコンプリート・レコーディングスBoxセット

まずはブラインド・レモン・ジェファーソンです。

ブラインド・レモン・ジェファーソンのコンプリート・レコーディングスBoxセットの画像

「レモンたん」と呼びたくなる「ゆるキャラ(?)」な見た目なんですが(笑)、その影響力はすごいんです。

 

アルバート・キングがライヴでよく演奏していた”Match Box Blues”やジョン・リー・フッカーも取り上げた”Jack O’ Diamond Blues”なんかも収録されています。

 

また不吉な曲名の”See That My Grave Is Kept Clean”は、悲しいことにB.B.キングの最後のオリジナルアルバムのタイトルにもなりました。

 

……悲しいですが名曲であることは間違いありません。

 

 

 

ブラインド・ブレイクのコンプリート・レコーディングスBoxセット

お次はブラインド・ブレイクです。

ブラインド・ブレイクのコンプリート・レコーディングスBoxセットの画像

ちょび髭ににやけ面が印象的なブラインド・ブレイクは、インストものが聴き所です。

 

ラグタイムもお手の物でギターのテクニックは本当に素晴らしいです。

 

有名な曲としては、”Diddie Wah Diddie”やライ・クーダーがカヴァーした”Police Dog Blues”なんかです。

 

また正確無比で機械の様なタイム感が凄すぎる”Blind Arthur’s Breakdown”は必聴です!

 

“Poor Boy,Long Ways From Home”なんかは、ハウリン・ウルフも歌詞でそのまま引用しています。

 

 

ブラインド・ウィリー・マクテルのコンプリート・レコーディングスBoxセット

最後の3人目はブラインド・ウィリー・マクテルです。

ブラインド・ウィリー・マクテルのコンプリート・レコーディングスBoxセットの画像

12 弦ギターと甲高い声が印象的なブラインド・ウィリー・マクテルです。

 

なんと言ってもオールマン・ブラザーズバンドがカヴァーした”Statesboro Blues”があまりにも有名すぎますね!

 

あのカヴァーバージョンのデュアン・オールマンの凄まじいスライドギターを聴いてブルースロックに目覚めた!って人も多いんじゃないかと思われます。

 

このブラインド・ウィリー・マクテルがオリジナルです。

 

またボブ・ディランもマクテルを尊敬していて「誰もブラインド・ウィリー・マクテルのようには歌えない」と言ったほどです。

 

この3人の中では12 弦ギターの音色も煌びやかで綺麗なので一番クセがなく聴きやすい方だと思います。

 

僕は「レモンたん」が個人的に一番好きなんですが……独特のクセがありますからね。(笑)

 

 

 

以上、盲目の3大ブルースマンの音源を一気に聴けるコンプリート・レコーディングスBOXシリーズのご紹介でした。

 

これが「本物のブルース」です!

 

ぜひ彼らの人類史に永久に残る貴重な音源を聴いて、ブルースの歴史の重さを感じて下さい。

 

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