カテゴリー:Music

2010/01/11

ジャズドラムのおすすめアルバム、ロイ・ヘインズの名盤『ウィ・スリー』を聴こう!

ロイ・ヘインズの名盤『ウィ・スリー』

 

名ジャズ・ドラマーのロイ・ヘインズと、この当時最高峰のジャズ・ベーシストのポール・チャンバースと ブルージーな味のある名ジャズ・ピアニスト、フィニアス・ニューボーンとのトリオでの名盤『We Three』についてです。

ロイ・ヘインズの名盤『ウィ・スリー』

Roy Haynes With Phineas Newborn,Paul Chambers -『We Three』

1. Reflection
2. Sugar Ray
3. Solitaire
4. After Hours
5. Sneakin’ Around
6. Tadd’s Delight

 

Roy Haynes(ds)
Phineas Newborn(p)
Paul Chambers(b)

 

Recorded November 14, 1958

 

 

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目立たない大御所名ドラマー!?

 

実はロイ・ヘインズは、1926年生まれでマイルス・ディヴィスやジョン・コルトレーンと同い年なんです。

 

しかしなぜか実力はあまりあるほどあるのにどこか目立たない存在…。

 

コルトレーンを初めチャーリー・パーカーの下でも演奏していたし、何よりも多くの名盤の陰に彼がいるのになぜかアート・ブレイキーやマックス・ローチのような評価を受けることはない…。

 

しかも同世代のレジェンドとしてもロイではなくジミー・コブの方が評価されている始末…。(いやコブも素晴らしいドラマーですよ。)

 

しかしそんな不当とも言える過小評価に埋もれることなく、このアルバムは再発され続けている!!

 

それはやはり作品の素晴らしさによるところでしょう。

 

アルバムの聴きどころ

#1は、ロイの細やかなドラミングの上にフィニアスのクラシカルなイントロが被さりなんとも言えないような流麗な構成美を持つレイ・ブライアント作の名曲です。

続く#2な、マイルスの好きだったボクサーのシュガー・レイ・ロビンソンに捧げたフィニアスの曲だが、これがまた渋くってかっこいいです。

 

またイントロのピアノの繊細なタッチが美しい#3も素晴らしいのですが、このアルバムのリーダーであるロイは決してブレイキーやローチのように目立とうとせずあくまで楽曲の良さを優先したドラミングで応えています。

 

フィニアスの持ち味であるブルージーなピアノを聴くには#4が最適です。

 

またもやレイ・ブライアント作の軽快なドラミングでシャッフルする#5も聴き所です。

チェンバースの安定感のあるベースが楽曲の良さを支えています。

 

最後にタッド・ダメロン作のアップテンポの#6でアルバムは盛り上がって幕を閉じます。

 

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終わりに……

決して楽曲の良さを損なうようなテクニックを誇示するだけの自分勝手なドラミングをせず、あくまで全体の演奏との調和を重視したロイ・ヘインズの人柄を、まるでこのアルバムジャケやタイトルが示しているかのようでもある名盤です!

 

またフィニアス・ニューボーンの素晴らしい活躍もこのアルバムが名盤としていつまで聴き続けられることの1つでしょうね。

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