カテゴリー:Music

2009/11/23

グラント・グリーンも参加したルー・ドナルドソンの名盤『ナチュラル・ソウル』

グラント・グリーンがギターを弾くルー・ドナルドソンの名盤『ナチュラル・ソウル』

ルー・ドナルドソンのナチュラル・ソウル Lou Donaldson - 『The Natural Soul』

Lou Donaldson – 『The Natural Soul』

01.Funky Mama
02.Love Walked In
03.Spaceman Twist
04.Sow Belly Blues
05.That’s All
06.Nice ‘n’ Greasy

 

– Bonus track on CD –
07.People Will Say We’re in Love

 

Lou Donaldson – alto saxophone
Tommy Turrentine – trumpet
Grant Green – guitar
Big John Patton – organ
Ben Dixon – drums

 

Recorded:May 9, 1962

 

 


 

ナチュラル・ソウル♪

 

’61年の『Here ‘Tis』から引き続いてのオルガン・ジャズ路線のルー・ドナルドソンの傑作ソウル・ジャズ・アルバムです。

 

自身にとって初のオルガン起用アルバムとなった先の『Here ‘Tis』と次の『Good Gracious』と本盤は、グラント・グリーンが全て参加しているのですが、これら3枚は初期ソウル・ジャズ路線のドナルドソンを代表する3部作ですね。

 

その中でもこのアルバムが一番アルバムとしての完成度が高く、良い曲ばかりが並んでいます。

 

またこのアルバムでは当時のドナルドソン・バンドのレギュラー・メンバーであったグラント・グリーンジョン・パットンベン・ディクソンという息ぴったりのトリオが参加しているのも本盤の価値を上げています。

 

彼ら3人は、この後も何度となく共演することになりますが、このアルバムでの相性の良さは特に素晴らしいです。

 

また本盤にはジミー・スミスとスタンリー・タレンタインに対するかのように兄のトミー・タレンタインがトランペットを吹いています。

アルバムの内容

#1は、タイトルからしてファンキーな曲を思い浮かべますが、それに反して(?)ミドルテンポのソウルフルなジャズ・ブルースの曲調です。

 

ドナルド・バードの『Fuego』収録の曲とは同名異曲です。

 

グラント・グリーンのギターリフやソロが特に素晴らしい曲で、サックスとトランペットのアンサンブルもこの曲の良さをひき立てています♪

 

パットンのソウルフルなオルガンも見逃せません。

 

#2は、ジョージ・ガーシュイン作の名曲でドナルドソンのサックスがソウルフルに奏でられます…。

 

グラントのメロディアスなソロも曲の雰囲気を一層盛り上げています。

 

#3では、一転してアップテンポの軽快な曲になります。

 

冒頭の2人のホーン奏者がユニゾンで奏でるハーモニーが楽しいです。

 

トミー・タレンタインがソロでアーシーにホンクするのが聴き所です。

 

またグラントのお得意のシーケンスフレーズが登場します。

 

#4も#3と似たような愉快な曲調です。

 

こういったホーンのハーモニーを凝ったR&Bな曲をドナルドソンは書くのが得意のようです。

 

グラントが珍しくトライアドでコンピングしているのを聴けるのもこのアルバムの特徴です。

 

パットンとディクソンと息ぴったりでフロントを支える軽快なリズムが最高です♪

 

#5は、バラード調の曲でイントロのホーリーなオルガンの音色からまるでキング・カーティスが吹きそうなソウルフルなメロディーをドナルドソンが情感たっぷりにサックスで歌い上げています♪

 

しかしなんといってもこの曲のパットンのオルガンが素晴らしいです。

 

なんてロマンチックな音色なんでしょうか…♪

 

またトミー・タレンタインのソロもグラントのソロも歌心たっぷりです。

 

この曲でのソロイスト全員のソロがどれもソウルフルで本アルバムの中でも特に素晴らしい演奏じゃないだろうか!?

 

ドナルドソンに呼応するかのようにパットンが終わりのフレーズを奏で、そこにトミーがオブリガードを入れる終わり方も綺麗です。

 

#6もミドルテンポのソウルジャズでグラントの粋なソロが聴けます。

 

ボーナストラックの#7は、なぜにオリジナルの時に収録されなかったのか疑問に思う素晴らしい出来です。(おそらく収録時間の問題だろうけれども…)

 

ドナルドソンの歌心溢れるアルトが好調です。

 

またパットンのコンピングの素晴らしさもこのアルバム全体を通して言えます。

 

このアルバムは、アーシーなプレイヤーが集まり彼らの得意とする所のR&B的な曲調でまとめらており、タイトル通りの自然体でのソウルフルな演奏が聴けます。

 

このアルバムを通してジャズ、ブルース、R&B/ソウルなどのブラック・ミュージックの素晴らしさを感じ取れます♪
 

ちなみにこの女性モデルは?

ちなみにこの女性はグランダッサ・モデルズ社の所属タレントです。
この会社のタレントはBNの一連のソウルジャズ作品によく登場します。

 

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