カテゴリー:Music

2009/11/23

グラント・グリーンも参加したルー・ドナルドソンのおすすめ作品『ヒア・ティス』のご紹介!

グラント・グリーンがギターを弾くルー・ドナルドソンのおすすめ作品『ヒア・ティス』

ルー・ドナルドソンのヒア・ティス Lou Donaldson - 『Here 'Tis』

Lou Donaldson – 『Here ‘Tis』

01.A Foggy Day
02.Here ‘Tis
03.Cool Blues
04.Watusi Jump
05.Walk Wid Me

 

Lou Donaldson – alto saxophone
Baby Face Willette – organ
Grant Green – guitar
Dave Bailey – drums

 

Recorded:January 23, 1961

 

 

 


 

ソウルジャズ路線!

 

ルー・ドナルドソンが初めてオルガンを起用したアルバムで、その後の”ソウル・ジャズ路線”はここから始まりました。

 

そのお相手にこの7日後にBN第一弾リーダー作を録音することになるベイビー・フェイス・ウィレットを選びました。

 

ベイビー・フェイスは、リーダー作自体も少ないし、サイドマンとして参加したアルバムが少ないため貴重です。

 

ジミー・スミスのようなテクニカルなプレイが出来るわけでもないし、リトル・リチャードみたいな髪型しててもロックン・ロールなプレイをするわけでもなく、意外と淡白なオルガンプレイを聴かせるタイプですが、ジミー・スミス以来のBNオルガン奏者としての価値はあると思います。

 

そんなベイビー・フェイスと共にドナルドソンの初オルガンジャズ・アルバムをサポートするのが、これまたオルガンとの相性抜群のギタリストのグラント・グリーンです。

 

そもそもグラントじたい、ドナルドソンに見出されてBNと契約をすることになったのです。

 

そんなメンバーを考えただけでもソウルフルブルージーなアルバムであることが感じられそうですね!?

 

ドナルドソンはこのアルバムについてこう語っているらしいです。

 

「今回参加している奴らは、長い間R&Bを演奏してきた連中だから、ソウルが何かをしっている。」

 

まさにその通りで、ハードバップなどとはまた違った「ソウル・ジャズ」が聴けます♪

 

アルバムの内容

ジョージ・ガーシュイン作の#1からソウルフルなドナルドソンのアルトが心にしみます。

 

#2は、ミドルテンポのダウンホームな感じのジャズ・ブルースで、ウィレットのソウルフルなオルガンが聴きものです。

 

太いトーンのグラントのギターもブルージーでかっこいいです!

 

続く#3は、ドナルドソンとグラントが多大なる影響を受けているチャーリー・パーカーのジャズ・ブルースです。

 

お馴染みのリフをドナルドソンが軽快に奏で、ウィレットのグルーヴィーなオルガンが頼もしいです。

 

グラントのソロも、パーカーのジャズギター・バージョンと言えなくもない味のある流麗なフレーズが良い感じです。

 

#4は、タイトルから想像できる通りのノリの良い曲です。

 

当時の黒人の間で流行った”ワトゥーシ”というダンスの名前からしてドナルドソンが黒人街のメインストリーム音楽=R&Bを気に入っているんだなってことが感じられます。

 

アート・ブレイキーやホレス・シルバーと共に「ハードバップ前夜」をバードランドで体験したドナルドソンですが、彼はまた自身のルーツでもある黒人音楽=R&Bの血が流れていることも十分に理解していることなんでしょう。

 

最後の#5も分かりやすいジャズブルースで、全体を通してブラック・ミュージックの素晴らしさを感じられるアルバムになっています。

 

終わりに……

 

「ジャズ」というよりも、「R&B/ソウルミュージック」として聴いた方がいいのかもしれませんね。

 

お勧めです。

 

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