カテゴリー:Music

2013/10/03

ジョン・コルトレーンの生涯の愛想曲を収録した名盤『My Favorite Things』を聴こう!

ジョン・コルトレーンの生涯の愛想曲『My Favorite Things』

ジョン・コルトレーンと言えばまずはこれ!

John Coltrane - “My Favorite Things” "John

John Coltrane – “My Favorite Things”

1.My Favorite Things
2.Everytime We Say Goodbye
3.Summertime
4.But Not For Me

 

Personnel:
John Coltrane (ts, ss)
McCoy Tyner (p)
Steve Davis (b)
Elvin Jones (ds)

 

Recorded October 21, 24, 26, 1960, NY

 

 

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コルトレーンがソプラノサックスを始めたきっかけとは?

コルトレーンが、ソプラノサックスを吹きだすきっかけを作ったのは、
おそらく彼にソプラノサックスをプレゼントしたマイルスの影響だとは思うが……

勉強熱心なトレーンは、
アルフレッド・ライオン(BNレーベルの創始者)の元へソプラノサックスの参考にするために
シドニー・ベシェのレコードを貰いに行きその恩がきっかけでBNレーベルで名盤『Blue Train』
を吹きこむことになるが、そこではソプラノは一切使用していない。

 

ソプラノを吹いた初録音は、それからおよそ3年後の1960年作『The Avant-Garde』まで待たなければならない……。

 

だが本当の意味でのトレーンのソプラノ時代が始まるのは、それから3カ月後に録音された本盤の#1が象徴的だろう。

コルトレーンの得意曲はこうして生まれた!

この曲は、この録音の前年に初演されたミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌が原曲だが、トレーンはこの曲を3拍子のワルツ調にし、その後モードジャズ を極めるための材料にしていく。

 

しかしトレーンは、この曲を最初は演奏するのに乗り気ではなかったらしい!?

その昔、ジャズマンたちに「ネタ曲」を売って小金を稼ぐ輩がいたらしく、ある日この曲を紹介されたピアノのマッコイ・タイナーがトレーンに演奏するよう勧めたらしい!?

 

まぁどこまで本当の話かは、当事者のみぞ知るところでしょうが、この録音でのトレーンのソプラノは、後年の他の追随を許さないような怒涛の演奏とは違い、まだ小慣れていない感ハンパない 自身無さげな演奏です。

 

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なぜこの演奏がこれほどまでに魅力的に感じるのか?

アート・アンサンブル・オブ・シカゴのロスコー・ミッチェルが、この曲の魅力はイスラム密教のビート感なのだ!と、言い得て妙なことをインタビューで語っていましたが、それだと思います。

 

個人的にこの録音の最大の魅力は、ピアノのマッコイ・タイナー(彼自身イスラム教徒)の重厚で緊張感のあるコンピングにあると感じます。

その他にも聴きどころがあります。

他にも美しいバラード#2や、#3のスタンダードの”Summertime”も過激なアレンジがかっこいい名演でお勧めです。

 

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終わりに……

収録曲が4曲とコンパクトなのが逆に飽きずに聴いてられる要因でもあると思います。
収録曲が多いと得した気分になるけども、散漫な内容でどれも印象に残らない……なんてことも多々ありますからね……。
その点、このアルバムはJAZZ初体験にもピ ッタリなんじゃないでしょうか。

 

 

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