カテゴリー:Music

2018/07/05

遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ザ・ロスト・アルバム』を聴きまくっています!

【John Coltrane - “Both Directions At Once”】遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ザ・ロスト・アルバム』についての記事のタイトル画像です。

John Coltrane – 『Both Directions At Once:The Lost Album』

遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ザ・ロスト・アルバム』を買いました!

以前ブログでもご紹介していましたジョン・コルトレーンの55年振りに発掘された未発表音源を収録した2枚組CDを買いました。

 

ジャズの歴史が塗り替えられる?55年振りに発掘されたジョン・コルトレーンの未発表音源!

僕は、ミュージシャンとしてだけでなく芸術家としてジョン・コルトレーンという人物を最も尊敬しています。

 

10代後半の頃からジョン・コルトレーンを聴いてきたので、もう20年以上ハマっていることになります。

 

コルトレーンマニア!?

しかし未だにジョン・コルトレーン以上に好きなミュージシャンはいませんし、尊敬できる人物もいません。

 

おそらくその考えは、僕の中では一生変わらないと思います。

 

今年の4月には、ジョン・コルトレーンの絵もiPadで描いてみたりもしました。

iPadでジョン・コルトレーンを描いてみました。

iPadでジョン・コルトレーンを描いてみました。

 

 

iPadでジョン・コルトレーンを描いてみました。


それぐらいジョン・コルトレーンが好きなのですが、この『ザ・ロスト・アルバム』が発売されると知って、久しぶりにワクワクしていました。

 

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もちろん『ザ・ロスト・アルバム』の発売日が決まってからすぐにネットで予約したのですが、発売日から5日近く経って、7月になってようやく手元に届きました。

【John Coltrane - “Both Directions At Once”】遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ロスト・アルバム』のUHQ-CD仕様CD2枚組の《デラックス・エディション》の写真1枚目

 

【John Coltrane - “Both Directions At Once”】遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ロスト・アルバム』のUHQ-CD仕様CD2枚組の《デラックス・エディション》の写真2枚目

もちろん僕はコルトレーン大好きなのでUHQ-CD仕様でCD2枚組の《デラックス・エディション》の方を買いました!

 

 

【John Coltrane - “Both Directions At Once”】遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ロスト・アルバム』のUHQ-CD仕様CD2枚組の《デラックス・エディション》の写真3枚目

シンプルでオシャレなジャケットデザインだけでなく、中身の演奏も大満足です!

【John Coltrane - “Both Directions At Once”】遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ロスト・アルバム』のUHQ-CD仕様CD2枚組の《デラックス・エディション》の写真4枚目

CDは、いつもの『Impuls!』レーベルのデザインです。

 

収録されている音源は1963年の《黄金のカルテット》時代のものですのでクォリティーの高い演奏ばかりです!

【John Coltrane - “Both Directions At Once”】遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ロスト・アルバム』のUHQ-CD仕様CD2枚組の《デラックス・エディション》の写真5枚目

《黄金のカルテット》時代の写真がブックレットに載っています。

 

まずは現在79歳になるピアニストのマッコイ・タイナーとジョン・コルトレーンが打ち合わせをしている写真です。

 

《黄金のカルテット》のメンバーで今も生存しているのはこのマッコイ・タイナーだけとなりました。

 

皮肉にも《黄金のカルテット》から一番最初に脱退したのもこのマッコイ・タイナーでした。

 

そしてベーシストのジミー・ギャリソンにドラマーのエルヴィン・ジョーンズも併せた《黄金のカルテット》全員がスタジオで演奏している貴重な写真も載っています。

【John Coltrane - “Both Directions At Once”】遂に発売されたジョン・コルトレーンの『ロスト・アルバム』のUHQ-CD仕様CD2枚組の《デラックス・エディション》の写真6枚目

もう僕はこの写真を見ただけでも感動モノなんですが(笑)、中身の音源を聴いて更に感動しています!

 

例え、本来リリースされる予定ではなかったミュージシャンからしたら不本意な音源リリースだったとしても、こうやって素晴らしい音源が聴けることは僕のようなファンにとってはありがたいことです!

 

このアルバムには、”Untitled Original 11383″と”Untitled Original 11386″という曲名の付けられていない2曲が収録されています。(仮タイトルは、”Triangles”と”Sun Ship”みたいです。)

 

曲名こそありませんが、どちらの曲も正式にリリース予定で録音されていたようです。

 

なのでしっかりと練られた曲構成になっています。

 

決して未完成の曲ではありません。

 

ちなみに過去にも”Untitled Original”というタイトルなし曲は1998年にリリースされた『リヴィング・スペース』に” Untitled Original 90314″と”Untitled Original 90320″が収録されていました。

 

 

 

それらの曲とは別物ですが、コルトレーンの発掘音源は曲名がつけられていないものがよくあります。

 

しかしコルトレーンの死後に発掘された未発表音源でもコルトレーン以外の人によって曲名が付けられた例もあります。

 

例えば生前のアリス・コルトレーンが編集したコルトレーンの未発表アルバムなんかは、アリスによって《宇宙》に関連するようなかっこいいタイトルがつけられていたりもします。

 

それは1995年にリリースされた『Stellar Regions』などで聴けます。

 

 

 

 

曲名も天を見上げるコルトレーンのジャケット写真もかっこいい『Stellar Regions』は、僕の大好きなアルバムでもありますので近いうちにこのブログでもご紹介したいと思います。

 

さて今回の『ザ・ロスト・アルバム』に収録のタイトルなし曲の2曲も素晴らしいです!

 

“Untitled Original 11383″の方は、まるで『A Love Supreme(至上の愛)』や『Sun Ship』に収録されていても良さそうなスピリチュアル・ジャズ系の緊張感溢れる曲です。

 

僕の大好きな曲調です!(笑)

 

 

 

“Untitled Original 11386″の方は、どっかで聴いたことあるメロディーの様に感じるのですが……ちょっと思いだせません。

 

このタイトルなしの2曲以外の収録曲もご紹介します。

 

元は寓話曲でナット・キング・コールがヒットさせた曲のカヴァー”Nature Boy”は、1965年の『John Coltrane Quartet Plays』に収録されていました。

 

 

どうやら1965年に録音する前に、この1963年の『ザ・ロスト・アルバム』のセッションの時にもスタジオ録音していたんですね。

 

またオーストリア=ハンガリー帝国生まれの作曲家フランツ・レハールの曲”Vilia(ヴィリア)“も今回の『ザ・ロスト・アルバム』に収録されているのですが、これは1963年の名盤『Live At Birdland』のリマスターCDにもボーナストラックとして収録されていました。

 

 

 

 

そしてマイルス・デイヴィスの名曲”So What”に影響を受けてコルトレーンが書いた代表曲”Impressions”も4テイク分収録されています。

 

この”Impressions”が最初にリリースされたのは、1961年11月3日の名門ヴィレッジヴァンガードに出演時のライヴ録音を収録した2曲とスタジオ録音2曲を合わせた変則アルバムの『Impressions』でした。

 

このアルバムに収録されている”Impressions”は、ヴィレッジヴァンガードでのライヴ録音になります。

 

 

 

 

初めてこの曲が世に出たのはスタジオ録音ではなくってライヴバージョンでした。

 

“Impressions”という曲はコルトレーンが、”My Favorite Things”の次にライヴで定番で演奏していた代表曲でもあります。

 

なので”Impressions”の初リリースは、スタジオ録音版ではなくって、ライヴ録音版にしたんでしょうか。

 

ちなみにその後、同日のヴィレッジヴァンガードのライヴ演奏をまとめたアルバム『Live At The Village Vanguard: The Master Takes』で、ヴィレッジヴァンガードに出演時のライヴをまとめて聴けるようにもなりました。

 

 

さて、上記でも書きましたが名曲”Impressions”は、ライヴ録音が先にリリースされています。

 

この曲のは、1962年6月20日になってようやくスタジオ録音されています。

 

当初は、”Excerpt(エクサープト:引用の意)“という曲名でしたが、後に”Impressions(インプレッションズ:印象の意“という曲名に変更されています。

 

その音源は、1962年のアルバム『Coltrane』のデラックス・エディションの2枚目のCDに収録されていました。

 

 

 

 

そして今回の『ザ・ロスト・アルバム』では、それから約1年後の1963年3月6日にスタジオ録音された”Impressions”が4テイク分聴くことが出来ます。

 

テンポが微妙に違ったり、ピアノレスのトリオで演奏してみたり、色々と試行錯誤しているのが聴き取れます。

 

この1963年の4テイクが、コルトレーンが”Impressions”をスタジオ録音した最後のものと今のところは記録されています。

 

今後、もしかしたら更なる発掘はあるかもしれませんね。

 

他にも”Slow Blues”というそのままの曲名でジャズブルースを演奏している曲も収録されています。

 

肩の力が抜けたようなリラックスした演奏ですが、コルトレーンのサックスソロはとても革新的です!

 

またマッコイ・タイナーの軽快で粋なピアノソロも最高です♪

 

さて、これだけでも『ザ・ロスト・アルバム』の聴き所は満載なのですが……僕が今回のこの『ザ・ロスト・アルバム』を購入する際に一番楽しみにしていた音源は、上記の曲ではありません。

 

その曲とは……

 

 

-“One Up, One Down”のスタジオ演奏が最高!-

その曲とは、“One Up, One Down”です。

 

“One Up, One Down”は、エルヴィン・ジョーンズの代わりにロイ・ヘインズがドラムで参加していた1965年5月26日のスタジオ録音を収めた『Dear Old Stockholm』に収録されていたかっこいい曲です!

 

今回の『ザ・ロスト・アルバム』では、その時よりも2年前に録音されていた《黄金のカルテット》のスタジオ録音バージョンが2テイク収録されています。

 

この曲、本当にかっこいいです!

 

すごい好きな曲ですので、いつか自分でもギター演奏で取り上げてみたいな~って思います。

 

今回のスタジオ録音バージョンもすごくかっこいいのですが……この曲の最高のバージョンは、2005年に突如リリースされたその名も『One Down, One Up: Live At The Half Note』という2枚組ライヴCDのCD1に収録されたバージョンだと僕は思います。

 

 

 

2005年に、このライヴCDがリリースされた時も僕はすぐに購入して聴きまくっていました!

 

ちなみにこのライヴ盤に収録されている“One Up, One Down”は、曲の途中から始まります。

 

ジミー・ギャリソンによるベースソロの途中からなんですね。

 

出来ればコンプリートな形で聴きたいものですが、しかしこのCDがリリースされただけでも価値があります!

 

本当にかっこいい曲と最高の演奏だと思います!

 

ジョシュア・レッドマンも当時のブートレッグを入手して、この“One Up, One Down”を聴きまくってサックスの練習をしていたとライナーノーツで語っていますね。

 

サックス奏者だけでなく、アドリブでソロを演奏するミュージシャンなら絶対に聴いておかなければいけないような名演であると僕は思います。

 

そして今回《黄金のカルテット》のスタジオ録音による“One Up, One Down”を『ザ・ロスト・アルバム』で聴くことが出来ました。

 

『ザ・ロスト・アルバム』を購入する際に、収録曲に“One Up, One Down”が記載されていたのでそれが一番聴くのが楽しみでした!

 

以上が、『ザ・ロスト・アルバム』の収録曲のご紹介でした。

 

“One Up, One Down”の《黄金のカルテット》のスタジオ録音バージョンが聴けたのが今回の収穫でした!

 

CD2枚組のデラックス・エディションでは、“One Up, One Down”は2テイク収録されているので聴き比べる楽しみもあります!

 

なので当分は、この2テイクを聴きまくります!

 

 

 

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