カテゴリー:Music

2009/11/23

ドナルド・バードの新たな名盤『A New Perspective(ニュー・パースペクティヴ)』

ケニー・バレルやハービー・ハンコックも参加したドナルド・バードの新たな名盤『A New Perspective(ニュー・パースペクティヴ)』

ドナルド・バードのニュー・パースペクティヴ Donald Byrd - 『A New Perspective』

Donald Byrd – 『A New Perspective』

01.Elijah
02.Beast of Burden
03.Cristo Redentor
04.The Black Disciple
05.Chant

 

Donald Byrd – trumpet
Hank Mobley – tenor saxophone
Herbie Hancock – piano
Kenny Burrell – guitar
Donald Best – vibraphone, vocals
Butch Warren – bass
Lex Humphries – drums
Duke Pearson – arranger
Coleridge-Taylor Perkinson – choir direction
Unidentified vocalists: Four men (two basses, two tenors) and four women (two altos, two sopranos)

 

 

 

 

 


 

 

新しい展望…

 

タイトルの『新しい展望』とは、まさにそれは黒人たちが不当なる人種差別を訴えた’60年代公民権運動のことでしょう。

 

ドナルド・バードのスピリチュアルなアルバムでキング牧師の葬儀の際に使われたというのがこのアルバムです。

 

ドナルド・バードとデューク・ピアソンによる作曲&アレンジメントが冴えた名盤です。

 

豪華な参加メンバー

男女4人の「ゴスペル聖歌隊」をバックにBNの人気ジャズメンがバードの思い描く音楽を実現するために集合しています。

 

バードの渋いトランペットに、ハンク・モブレーの歌心溢れるサックス……

そしてケニー・バレルのブルージーなフィーリングを併せ持つジャズギターが冴え渡る!!

 

バードに見出されBNと契約することになったハービー・ハンコックの初期の演奏が聴けるのも嬉しいです。

 

少しファンキーで(当時としての)新感覚溢れるコンピングにその後訪れる新主流派達のジャズの未来を感じますね。

 

ゴスペル風のバックボーカルが全編通していい味を出しています。

 

アルバムの内容は?

#1、アップテンポのソウルフルな曲調です。

 

#2はミドルテンポの渋い曲調で、ハンコックのアーシーなピアノが味わい深いです。

 

バードのソウルフルなトランペットも素晴らしいです。

 

#3、とてもホーリーな曲調でまるで神からの洗礼を受けているかのような神秘的な感覚に陥ります……。

 

#4はこのアルバムのベストトラックでしょうか?

 

アップテンポの重厚でモーダルな曲です。

 

3分40秒あたりから始まるケニー・バレルのギターソロが特に素晴らしいです!

 

バレルの完璧なリズム感と洗練されたうまさを感じます!

 

#5は、コーラスこそ入っているが、いかにもデューク・ピアソンが書きそうなハードバップな曲調です。

 

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バードの願いが叶ったアルバム!?

全編通してバードが子供時代に受けた教会音楽の影響を強く感じさせます。

バード自身もずっとこういった教会音楽に根差したアルバムを制作したかったらしいです。

 

ちなみにこのジャケはリード・マイルスが自選No.1にも挙げていたものです。

 

 

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