カテゴリー:Music

2014/07/19

デクスター・ゴードンのブルーノートレーベルのおすすめ作品『Our Man In Paris』を聴こう!

デクスター・ゴードンの『Our Man In Paris』 デクスター・ゴードンの『Our Man In Paris』

Dexter Gordon – 『Our Man In Paris』

1. Scrapple From The Apple
2. Willow Weep For Me
3. Broadway
4. Stairway To The Stars
5. A Night In Tunisia
– Bonus Tracks –
6. Our Love Is Here To Stay
7. Like Someone In Love

 

Personnel: Dexter Gordon (ts), Bud Powell (p), Pierre Michelot (b), Kenny Clarke (ds).

Recorded on May 23 1963 at CBS Studios, Paris, France.

 

 

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デックス(デクスター・ゴードンのこと。)の1963年パリにて録音の『Our Man In Paris』です。

シーンから消えかかっていたデックス……

‘40年代半ばから既に麻薬に手を染めてその悪癖から抜け出せずに
シーンから徐々に消えていったデックス。

 

’61年にブルーノート・レーベルアルフレッド・ライオンに誘われて
同社と録音契約するまでは表舞台からほぼ消えていたに等しかったデックス……。

 

西海岸で隠居生活みたいな感じで引きこもっていたデックスは
こうやってNYのジャズの第一線に復帰します!

 

しかし酒場への出演許可が下りずにやむを得ずロンドンの”ロニー・スコット・クラブ”の誘いを受けて’62年より活動の拠点をヨーロッパへと移します。

そして完成したアルバム

このアルバムはハード・バップ全盛時代の盟友である
ピアノのバド・パウェルの希望で弾きなれたバップスタンダード中心で演奏しています。

 

やはり古くからの馴染みのメンバーとストレート・アヘッドなジャズをやるとなると、デックスの本領発揮とばかりに力強くテナーをブロウしております♪

アルバムの聴きどころは?

バードの名曲“Scrapple From The Apple”で始まり、
その聴きなれたテーマメロディーから古き良きビ・バップの時代を懐かしみ、

 

定番のスタンダード“Willow Weep For Me”で、耳心地の良いデックスの情感豊かなテナーを味わい、

 

ケニー・クラークのシンコペート気味のドラムのイントロに心を踊らされる“Broadway”でデックスは他のどの曲よりも奔放にテナーを吹きます♪

絶品のバラード

その次は、“Stairway To The Stars”で、
バドのまるで高級ホテルのレストランで流れていそうな美しいピアノのイントロに導かれ、バラード演奏を得意とするデックスの感情を込めた歌心溢れるメロディーラインを思う存分に楽しめます♪

 

テナー・サックスというのは、人間の声に近い音らしく(!?)
そのためテナーで歌うバラードというのはより一層人々の琴線に触れやすいのでしょうね。

 

デックスの吹くバラード曲は、どれも本当に胸を打つような魂のこもった演奏が素晴らしいです♪

 

ロマンチックすぎて時にうっとりしすぎてなぜか恥ずかしくもなったり。(苦笑)

 

高級ホテルの素敵なバーで流れていてほしい演奏ですね♪
(だからといって決してカクテル調の退屈なBGMには成り下がらない部分がデックスの演奏の魅力だと感じます。)

 

CD盤のボーナストラックを省く最後の曲は、ディズの代表曲“A Night In Tunisia(チュニジアの夜)”です。

 

この曲を最後に持ってくるあたりのセンスがこのアルバムの良いところ♪

 

この熱い(いや暑いかな?)ハード・バップ時代の幕開けを宣言した曲を
手慣れた感じで悠々と吹きこなす辺りはもはや貫禄‼

 

CD盤ボーナストラック

このセッションからの未発表曲を収録しています。
ジョージ・ガーシュウィン作の“Our Love Is Here To Stay”
ジミー・ヴァン・ヒューゼン作の’44年の映画『Belle of the Yukon』の挿入歌“Like Someone In Love”です。

 

“Like Someone In Love”では、バドのピアノを深く味わえる演奏となっております♪

 

ただあくまでボートラはおまけ以上でも以下でもありません。

 

オリジナルの5曲だけでも十分すぎるくらいです♪

終わりに……

デックスの録音作品は本当に数多く存在しますが、ブルーノート時代が最も頻繁に聴きたくなるアルバムが多いと思います。

 

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