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2019/07/30

衝撃のクライム・サスペンス 映画『ウィンド・リバー』を観ました。

衝撃のクライム・サスペンス 映画『ウィンド・リバー』を観た感想を書いたブログ記事です。

【ネタバレ注意!】映画『ウィンド・リバー』を観ました。

アベンジャーズ・シリーズでもお馴染みのジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンが出演したスリラー映画

前回の『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』から引き続き2016~2018年頃の比較的最近の映画を観た感想の続きです。

 

ルール無き戦いに終わりはあるのか?映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』を観ました。

今回は、アベンジャーズ・シリーズでもお馴染みの俳優ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンが出演したスリラー映画『ウィンド・リバー』を観た感想です。

 

ちなみにジェレミー・レナーは弓矢使いのホークアイ役で、エリザベス・オルセンはマグニートーの娘で現実改変能力を持つスカーレット・ウィッチ役でアベンジャーズに登場しています。

 

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エリザベス・オルセンの方は、アメリカの人気ドラマ『フルハウス』に登場していたミシャエル役のアシュレー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンの妹としても映画好きには有名ですよね。

 

僕も『フルハウス』は大好きなコメディ・ドラマです。

 

 

そもそも子供の頃に『フルハウス』を観てから、アメリカのドラマや映画にハマったぐらいです。

 

その2人の俳優が出演した2017年公開の衝撃のクライム・サスペンス 映画『ウィンド・リバー』は、実際の事件を基に制作されたノンフィクションに近い映画になります。

 

それでは今回はその『ウィンド・リバー』を観た感想を書いてみたいと思います。

 

それでは【ネタバレ注意!】にはなりますが、どうぞ。

 

 




 

 

【ネタバレ注意!】映画『ウィンド・リバー』を観ました。

ネイティブ・アメリカンの村社会

アメリカのワイオミング州ウィンド・リバー保留地を舞台に物語が進んでいきます。

 

ワイオミング州は、ロッキー山麓での放牧が盛んな「カウボーイの州」としても有名です。

 

州の境界線が緯線と経線に囲まれた長方形という全米でふたつしかない州のひとつです。(もうひとつはコロラド州)

 

ワイオミング州は手つかずの自然が数多く残っており、1年のほとんどが雪に見舞われた過酷な土地ウィンド・リバー保留地には、土地を奪われたネイティブ・アメリカン達が無理やりその地に追いやられているという歴史の闇ともいえる暗い過去があります。

 

おかしなことにこの州のモットーは「平等の権利」であり、もうひとつの州の愛称は「平等の州」となっていますが、現実は違うようです。

 

こういった進歩的な考えを受け入れる気風がありながら、政治的には保守傾向が非常に強い州だという矛盾も存在しています。

 

さて、上記のような説明を加え理由として……この映画はネイティブ・アメリカンばかりが住むウィンド・リバー保留地の村社会の『闇』が深く関わっているからです。

 

凍えるようなこの土地では、「なぜ少女ばかりが殺されるのか?」……物語は「ある事件」をきっかけに始まります。

 

心に『闇』を抱えた主人公のコリー・ランバート

ジェレミー・レナーが演じる主人公のコリー・ランバートは、FWS(合衆国魚類野生生物局)の職員としてウィンド・リバー保留地で家畜を襲うコヨーテ等の猛獣を狩るハンターの仕事をしています。

 

コリーは白人ですがネイティブ・アメリカンの女性と結婚していました。

 

その妻との間に、一男一女の子供がいたのですが……長女の方を3年前に亡くしています。

 

まだ10代だった娘のエミリーは、ある日コリーと妻のウィルマが留守にしている間に自宅でパーティーを開きました。

 

そのパーティーには多くの友人だけでなく他の見知らぬ連中も勝手に参加していたらしく、その中の誰かの手によってエミリーは殺害されたようです。

 

しかし犯人は見つからず、そのまま事件は解決しないまま迷宮入りしてしまいます。

 

娘の死を受け入れ前に進もうとするコリーは、息子のケイシーのために生きようとしているようです。

 

そんな中、ハンターの仕事で雪景色の荒野に向かったコリーは「ある事件」と遭遇することとなります。

 

ウィンド・リバー保留地で起きた「ある事件」

コリーは荒野のど真ん中で誰かが雪に埋もれて横たわっているのを発見します。

 

近づいてよく見ると……それは少女の死体でした。

 

彼女はナタリー・ハンソン でした。

 

数年前に亡くなった娘エミリーの友達だった少女です。

 

またナタリーの両親はコリーとも親交の深い人達でした。

 

知人の死を目の当たりにしてコリーは悲しみを隠せません。

 

コリーはこの事をすぐに警察に通報します。

 

しかし地元の警察の力だけではこの事件の犯人を見つけ出すことは不可能でした。

 

そこでFBIから事件の捜査のために職員が派遣されることになります。

 

新人捜査官のジェーン・バナー

FBIから派遣されたのは、エリザベス・オルセンが演じる新人捜査官のジェーン・バナーでした。

 

コリー達の彼女の初めの印象は、凍える地に薄着で来た常識外れな若い捜査官でした。

 

彼女はネイティブ・アメリカンの村社会に関しては無知な部分はありましたが、この事件を解決しようとする対する熱意は十分でした。

 

雪原に埋もれかかっていたナタリーの死体は、顔を殴打された以外には特に致命的な外傷がありませんでした。

 

でも何故か足は裸足で細胞が壊死しかけていました。

 

また下半身から出血しており、明らかに複数人から強姦された跡が残されていました。

 

しかし検視の結果、他殺は認められませんでした。

 

他殺が認められない場合、FBIが本格的に動くことはありません。

 

捜査に関する人手不足や資金不足などの問題を抱えた地元警察ではこの事件を解決することは不可能です。

 

そうなってくるとこの事件はこのまま犯人を見つけられないまま闇に葬られることとなってしまいます……。

 

このことに不満を感じたジェーンは、自分の力でこの事件を解決しようとします。

 

FBIの捜査官とは思えぬようなジェーンの熱意に感謝する地元警察のベンでしたが、土地勘のない彼女だけで解決することは到底不可能に思えました。

 

そこでジェーンはこの土地に詳しい第一発見者のコリーに捜査への協力を依頼します。

 

事件の聞き込み

ジェーンからの依頼を受けたコリーは、表向きはFWSの仕事をしながら捜査への協力をすることになります。

 

ジェーン達は被害者のナタリーの家へと聞き込みに向かいます。

 

そこにはナタリーの父親マーティンがいました。

 

「夜中に一人で外出する18歳の娘を何故ほったらかしにしたのか?」ジェーンがマーティンに質問をすると、「18歳ならもう大人だ。親の干渉はいらないはずだ。」と返されます。

 

ネイティブ・アメリカンとの価値観の違いに驚くジェーンでしたが、次にマーティンの奥さんにも聞き込みをしようとします。

 

その時、ベンが「ジェーン!」と部屋に行くのを止めるように言います。

 

しかしジェーンは無理やりにでも母親の部屋に向かおうとします。

 

ジェーンを止めるようにベンがマーティンの方を見ますが、「彼女も大人だ。自由にしたらいいさ。」と言い止めようとしません。

 

ジェーンがナタリーの母親の部屋の前に行くと、中から泣き声が聞こえてきます。

 

半開きになった扉の中を覗いてみると……ナイフを手に自分の腕を切りつけている母親の姿が見えました。

 

さすがにジェーンもこれには気づいたようで、何も言わずに部屋から離れてマーティン達に自分の非常識な行動を謝ります。

 

しかしまだこの時点でジェーンは文化の違いがあるといえども、娘を亡くしたのに冷静なマーティンの姿に違和感を持っていたのかもしれません。

 

その時、家の外にいたコリーがマーティンのもとにやってきました。

 

すると、それまで冷静だったマーティンがコリーに抱き着いて泣き叫び始めました。

 

その姿を見たジェーンも涙をこらえれない様子です。

 

「俺はハンターだ。」マーティンとの誓い

マーティンはコリーに「捜査に協力しているのか?」と聞きます。

 

しかしコリーは「いや、違う。」と答えます。

 

「じゃーここで何をやっている?」と聞くマーティンに対してコリーは……

 

「俺はハンターだ。わかるだろ?」と答えます。

 

もちろんハンターの仕事は「狩り」をすることです。

 

それを聞いたマーティンは「もし犯人を見つけたら誰だってかまわん。頼んだぞ。」と言います。

 

これは暗に犯人の殺害を依頼していることですね。

 

「わかってる。」と答えるコリーに「じゃぁさっさと行ってくれ!」と頼むマーティンでした。

 

ここで同じ娘を亡くしたコリーは、マーティンに娘の死を受け入れなければいけない。

 

そのことを忘れようとするのではなく娘を亡くしたことを受け入れ、今後は息子のために生きるんだ!とアドバイスをします。

 

しかしマーティンの息子のチップは、麻薬中毒で通常の生活が出来ない状態です。

 

その息子のチップが事件に関わっているのでは?と判断したジェーン達は、次はチップの住む家に向かうことになります。

 

ナタリーを殺害した犯人は一体誰なのか?

チップを捕まえて事件のことを聞きだそうとするも、「妹に何があったんだ?」と事件のことを全く知らない様子でした。

 

ジェーン達は、では何か事件に繋がるような情報がないのかチップから聞き出すと、妹のナタリーと付き合っていたマットが怪しいのでは?と答えます。

 

マットはウィンド・リバー保留地の採掘場で働く作業員の一人です。

 

その作業員達は町から少し離れた場所にトレーラーを止めてその中で集団生活をしています。

 

コリーとジェーンはその後も捜査を進めていくのですが、ある日スノーモービルの跡を見つけて追跡します。

 

その先には、なんとマットの死体が捨てられていました……。

 

これでマットから聞き込みをするという目的は失われてしまいます。

 

後はマットと共に働いている作業員達のトレーラーに向かうしかありません。

 

コリーが捜査に協力する理由

次の日にトレーラーへの捜査が控えたジェーンは、コリーの小屋に泊まることになります。

 

そこでコリーの娘エミリーの写真を発見します。

 

コリーは娘を亡くした話をジェーンに打ち明けます。

 

このことで第一発見者ということと、ナタリーと知り合いだということ以外にコリーがこの事件の捜査に協力してくれる理由が判明します。

 

本来であれば犯人を生きて捕まえることが優先事項なのですが、ジェーンはコリーがマーティンとの約束を果たすために犯人を殺害するかもしれないということに口出しをしないことを暗黙のうちに認めたような様子です。

 

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怪しい動きを見せる採掘現場の作業員達

次の日、ジェーン達は数人の応援部隊と共に採掘現場の作業員のもとに向かうことになります。

 

コリーは、表向きはFWSの職員としての仕事を優先し単独行動を始めます。

 

トレーラーに向かう道中で、作業員達に出会います。

 

彼らのうち何名かは顔に傷を負っています。

 

不審に思ったジェーンが「顔の傷は何?」と聞くと、「スノーモービルで木に突っ込んだ」時についた傷だと答えます。

 

一応は納得したジェーン達は、彼らの誘導でトレーラーに案内してもらうことになりました。

 

しかし彼らは、まるでジェーン達を四方八方から囲むように歩いていました。

 

そのことに気づいた捜査官の一人が、「お前ら、なぜ俺たちを囲んで歩くんだ⁉離れろ!」と警告します。

 

すると作業員達が銃を向けてこちらを威嚇してきます。

 

ジェーン達も同時に銃を抜いて膠着状態が続きます。

 

その様子を山の上から双眼鏡で見ていたコリーは、揉め事が起こっている異変に気付きジェーン達の下へと向かうことになります。

 

この場所では地元警察も管轄外だと主張する作業員達に、ジェーンが自分はFBI捜査官で自分だけがこの土地の管轄であることを主張します。

 

さすがに作業員達もここで撃ち合いになったとして生き残ったとしても、その後永久にFBIから指名手配されることになるのを理解して銃を下すことになりました。

 

なんとか撃ち合いにはならず、一旦落ち着いたジェーン達は再び彼らの誘導でトレーラーに向かいます。

 

今現在、トレーラーには彼らの仲間のピートがいるようです。

 

事件の発端は酔っぱらったピートの暴走だった!

トレーラーに到着して、扉を開けるようにノックするジェーン。

 

ここで場面は過去に戻ります。

 

扉を開けたのはマットで、そこには彼女のナタリーがいました。

 

このシーンは、事件の回想になります。

 

ナタリーは他の作業員達が今日は戻らないと思って、夜遅くに彼氏のマットに会いに来たようです。

 

その後、2人は愛し合いベッドで眠りに着こうとしていました。

 

その時、トレーラーの扉が開く音がしました。

 

他の作業員達が酔っぱらって帰ってきました。

 

部屋のカーテンを閉めるようにナタリーに言うマットでしたが、これが事件の始まりとなります。

 

下着姿でカーテンを閉めるナタリーの姿を見つけたピートが、マットとナタリーをからかい始めます。

 

酔っぱらったピートは、完全にハメを外しています。

 

リーダーのカーティスにピートを止めるように頼むマットでしたが、他の作業員達は誰もマットを助けようとしません。

 

ナタリーにちょっかいを出されて怒ったマットがピートを殴ってしまいます。

 

すると逆ギレしたピートがマットに喧嘩を売り始めます。

 

作業員達が2人の喧嘩を止めようとするのですが、多少面白がって本気ではない様子です。

 

ちゃんと止めてくれないことに怒ったナタリーは、カーティスの顔を殴ってしまいます。

 

怒ったカーティスがナタリーを殴りつけて気絶させてしまいます。

 

その後時間が経って、失神から目覚めたナタリーは、異変に気付きます。

 

彼女は気絶しているうちに作業員達に強姦されてしまったのです……。

 

何とか彼女を助けようとマットが作業員全員を相手に殴りかかります。

 

解放されたナタリーは、裸足のままその場から逃げ出しました。

 

マットはこの時のリンチで殺害されてしまったのです。

 

その後、作業員達によって雪山に捨てられています。

 

トレーラーから逃げ出したナタリーは、裸足のまま凍える大地を10kmも走って逃げ回りました。

 

しかしついには肺が凍り力尽きてしまったのでした。

 

こういった理由から殴られた跡以外に外傷がなかったので他殺が認められませんでした。

 

強姦の跡こそありましたが、彼女の死因は凍死ということになってしまいました。

 

事件の解決に向けて……

場面は現実に戻ります。

 

トレーラーから出てこないピートを怪しく思ったベンが、ジェーンに扉から離れるように叫びます。

 

だが気付くのが遅くピートが扉越しにショットガンを発射しました。

 

吹っ飛ぶジェーン……しかし彼女は防弾チョッキを着ていたため一命を取りとめます。

 

ここで警察と作業員の撃ち合いが始まり、お互い多くの負傷者を出してしまいます。

 

生き残ったカーティス達作業員の数名が動けなくなった警察達に止めを刺しに向かいます。

 

立ち上がろうとした若手の警察官もカーティスに撃ち殺されてしまいました。

 

ベンも殺害されこれで残りは倒れて動けなくなったジェーンのみになりました。

 

カーティスは「女ってのはしつこい奴らだぜ!」とゲスなセリフを言いジェーンを撃とうとします。

 

その瞬間、銃を構えたコリーの姿が一瞬視界に入ります。

 

ドーン!!!!

 

カーティスが猟銃で撃たれて吹っ飛びます。

 

コリーは白い服を着て周りの雪景色に同化していました。

 

その後も次々と生き残った作業員達を撃ち殺すコリー!

 

ついにはピート以外の全員を倒しました!

 

トレーラーの裏口から雪山へと逃げようとするピートの姿を追い、ジェーンが発砲します。

 

ピートの足元をかすめましたが、倒すことは出来ず逃げられてしまいました。

 

その後、ジェーンの下にコリーが来て彼女を介抱します。

 

ジェーンは「私は大丈夫だからアイツを追って!」とコリーに頼みます。

 

コリーはもちろんピートを生かしておくつもりはありません。

 

ジェーンにそのことを伝えると、ピートの後を追って雪山へと消えていきました。

 

悲しみの果てに……

雪山に逃げたものの、追手にビビりまくるピート……。

 

もちろんこの土地の隅々まで知るハンターのコリーには敵わず、すぐに見つかってしまいます。

 

猟銃で殴りつけてピートを気絶させるコリー……。

 

時間が流れ目を覚ますピートでしたが、腕を縛られブーツを脱がされていました。

 

ピートに尋問を始めるコリーは、彼女を強姦したのか?問い詰めます。

 

このことを認めたピートに向かってナイフを突きつけるコリー。

 

命乞いをするピートの腕の拘束をナイフで切り、「正直に答えたお前を見逃す。」と告げるコリーでした。

 

「見逃すたってどこに行けばいいんだよ!」と、訳が分からなかったピートでしたが、コリーはこう答えます。

 

「ここから公道まで10kmはあるだろう。お前も彼女のように歩いてそこまで行け!」と命じます。

 

銃を向けられて仕方なく走って逃げるピートでしたが……当然裸足の足では遠くまで逃げられず、ついには凍える雪山で絶命してしまいます。

 

こうして事件は終わりを迎えます。

 

 

エピローグ

その後コリーが入院中のジェーンを見舞いに来ました。

 

自分が助かったのは運が良かったというジェーンに対して、コリーは「運ではない。強かったんだよ。」と言い聞かせます。

 

大都会では運が良いものが生き残ることがあるがこの大自然では別だと言います。

 

例えば大都会で車の事故に合わなければ「運が良かった。」となりますが、大自然でコヨーテ等の猛獣が「運が良い人間」だから狙わないということはありません。

 

それは「強い人間」だからこそ狙わなかったということです。

 

このことはコリーの娘のエミリーや、先の事件でのナタリーのことを思い起こさせます。

 

彼女たちは、まだ10代の少女でした。

 

言い方は厳しいかもしれませんが、彼女たちは「弱い人間」であるからこそ卑劣な奴らの餌食となってしまいました……。

 

そんな彼女たちを守ることが出来なかったコリーやマーティンの悔いも感じられます。

 

「強い人間」が「弱い人間」を守らなければいけないのに、世の中はそう簡単にはいきません。

 

ジェーンは雪山を10kmも走って逃げたナタリーを思い号泣します。

 

コリーは事件の顛末を伝えにマーティンの家に向かいます。

 

家の外で地面に座っているマーティンを見つけコリーは横に座ります。

 

作業員の一人が逃げたことをニュースで見たと言うマーティンに対してコリーは「逃げていない。」と自分が殺害したことを暗に告げます。

 

「最後は何て言ってた?」と聞くマーティンに「ごめんなさいと泣いてたよ。」とコリーは伝えます。

 

娘を亡くした2人は、ここで気持ちの整理をします。

 

自殺をしようと考えていたマーティンでしたが、朝電話が掛かってきて考えが変わったと話し始めます。

 

「電話は不吉だ。しかし今朝は違っていた。」

 

留置所から解放された息子のチップが迎えに来てほしいと父親のマーティンに電話してきたのでした。

 

マーティンは息子を迎えに行く前に「もう少し時間はあるか?」とコリーに尋ねます。

 

最後はコリーとマーティンの背中を映したまま映画が終わります。

 

事件は解決したけれども……悲しい物語でした。

 

 


 

 

 

この『ウィンド・リバー』は、以前ご紹介していた映画『ボーダーライン』の脚本家テイラー・シェリダンが監督をしています。

 

そのためなのかどことなく淡々としたロングショットの撮り方などが『ボーダーライン』と同じように共通点を感じたりもします。

 

しかし、実際の事件を基に作られた映画というのが何とも言えませんね……。

 

映画の出来は素晴らしいのですが、事件の内容はとても不快な内容だと思います。

 

でも作品自体は素晴らしいので、多くの方に観てもらいたい映画だと思います。

 

亡くなった娘の写真を見て悲しさを表情で演技するジェレミー・レナーの演技が素晴らしかったです。

 

以上、【衝撃のクライム・サスペンス 映画『ウィンド・リバー』を観ました。】でした。

 

 

 

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