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2014/04/30

ドナルド・サザーランド主演映画『赤い影』を観る。

気味の悪いミステリー作品

ドナルド・サザーランド主演映画『赤い影』を観る。

人気海外ドラマ『24』のジャック・バウアー役のキーファー・サザンランドのお父さんのドナルド・サザーランド主演の気味の悪いミステリー作品です。

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『Don’t Look Now』

原題は『Don’t Look Now』なのですが、邦題が『赤い影』となっているのは、この作品では『赤』の色が効果的にあらゆるところで『不気味な象徴』として印象的に使われているからです。

 

この作品のあらすじは下記のような感じです。

 

【映像の魔術師が放つ、オカルティックな愛憎ミステリー】

自分の葬送を目撃した男の異様な体験を描くオカルト映画!!

◆強烈なビジュアルで描く傑作カルト!
◆監督:ニコラス・ローグ

「レベッカ」「鳥」等ヒッチコック作品の原作でも知られるデュ・モーリア女史の小説をもとに映像の魔術師ローグがオカルティックに描く、水の都ベニスを背景にした愛憎のミステリー。イギリスの考古学者ジョン(サザーランド)は妻のローラ(クリスティ)と訪れたベニスで盲目の霊媒師と出会い、事故で失ったばかりの娘の溺死体の幻影を見る。謎の真相の糸をたぐりに、霊媒師を通じて娘とコンタクトを取り、意外な事実に突き当たる二人・・・。赤を基調とした烈しい色彩の、バロック的な映像の引力で目くるめく回想(フラッシュバック)へ引きずり込む。 “

「Amazon」より

 

『サスペリア』な雰囲気の映画が観たくって調べていたらこの映画にたどり着いて借りてみたんですが、まぁまぁでした……。
ネットでこの作品について書かれている内容は衝撃のトラウマな結末!みたいに書いてあるのが多かったのですが……個人的には大したことはなかったです……。

 

オモックソネタバレしますが、結末は……

 

死んだ娘が生きていたものだと思って追っかけていた赤いコートの女を主人公のジョンは、最終的に修築中の大聖堂に追い詰めるのですが、振り向いた赤いコートの女は醜い顔の老婆で、そいつがいきなりナイフを取り出してジョンの首を刺して血がピューーーッと噴出してジョンは死んじゃうってことです。

 

その際のドナルド・サザーランドの痙攣ピクピクな見事な演技が多分生々しくってトラウマ系なのかな?とも感じるんですが、個人的にはそうでもなかったです……。

ただその赤いコートの女を追い詰めるまでの演出は最高にかっこよかった!
まるで大聖堂の大きな扉が地獄の入り口かのような演出が素晴らしかったです。
不穏な音響に怪しげな霧と……。
この演出の場面だけ観る価値がありました。

 

 

他は別の部分でのキモさが目立ってました。(苦笑)
まずベネチアのホテルの部屋で裸でウロつくドナルド・サザーランド(笑)
なぜにおっさんのケツを観なきゃ~いけないんだ!とちょっと嫌になります(苦笑)

 

また霊媒師の目の見えないおばさんが、なぜか自分の胸をモミシダきながら(幸い服は着ています。笑)霊を呼び寄せるシーンは無駄にキモいです……。(苦笑)

 

それ以外にもわざと不気味な曇り空の日に撮ったベネチアの景色のせいで、とても綺麗な町並みのベネチアなのに憂鬱な気分になりそうです……。

 

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映画を観て気づいたこと

ところで気づいたことがあるんですが、下の画像ご覧ください。

ドナルド・サザーランド主演映画『赤い影』を観る。

これは映画のワンシーンで建築家のジョンがベネチアのホテルで設計図を描いて仕事をしているところなんですが、その手元に英国の画家ウィリアム・ターナーの絵がありました。

 

どういうことかな?って思ったんですが、

 

 

ターナーは英国の画家で、初期の頃は写実的で緻密な絵画を得意としていました。
しかしその後、旅行にいったイタリアで明るい日光のボヤけた景色に、実際目に見える日光に照らされた景色というものはボヤけて見えるものだと気づき、写実的な作風から抽象的でボヤけた作風に変貌していきます。

 

しかし当時のサロンではターナーのその新しい絵画表現は受け入れられず酷評されます。

 

けれどもターナーが後世に与えた影響は計り知れません。

 

なぜにターナーのことを『印象派の父』と呼ぶのか?

 

それは後期のターナーのボヤけた絵に感銘を受けたセザンヌやルノアール等の印象派の巨匠が皆影響を受けているからなのです。
セザンヌもルノアールもターナーの描く『光』の表現方法から多大なる影響を受けています。

 

ターナーは特にフィレンツェとベネチアに行った時にこの『光』の表現を思いついたようなのです。
それでこの映画にはベネチアのシーンでターナーの絵画が出てきて、またその後ボヤけた天候の日が続くのかな?って思ったりもします。

 

……まぁ、それはちょっと考え過ぎですかね……。

 

 

今となってはありふれたストーリーになってる気もしますが、もしかしたら当時リアルタイムで観た方には結構な恐怖映画だったんじゃないかな~?とも感じます。

 

 

 

ベネチアで体験した不気味な経験

ところでだいぶ前にベネチアに行ったことあるんですが、天気のいい日は日本の晴天など比べ物にならないほど明るい陽射しでした。

 

ただこの映画のように不気味な経験もしました……。
夜、レストランで食事を終えてホテルまで戻ろうとしていたら、暗い夜道からみすぼらしい格好の若い女がこちらによって来て「お金を頂戴?」っぽいことを言ってきました。

 

よく見ると目がラリってました……。
多分、麻薬でしょうね……。

 

すごくキモいので無視して立ち去ったんですが、幸い首を刺されることはありませんでした。(苦笑)
チャンチャン♪

 

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