
2022/04/07
2022年3月に観に行った2つのライブ
そろそろライブイベントも通常営業!? 2022年3月に観に行った2つのライブ
コロナ禍で減ったライブを観に行く回数!?
前々回のブログ記事【2022年5~6月にビルボードライブ大阪にて来日公演を行う海外ミュージシャンの気になる日程をまとめました。】にてコロナ禍になってから2年経ってそろそろミュージシャンのライブ活動が再開してきたのでは?みたいなことを書きました。
その際に今年の5月~6月に来日公演をする予定の海外ミュージシャンについてもいくつかご紹介しました。
あれから数日が経ち、トム・ミッシュが今年のフジロックに参戦が決定したり、新世代ネオ・ソウル・バンドのムーンチャイルドがピアニストのキーファーを引き連れて11月にビルボードライブ大阪で来日公演を行うことも決まりました。
ちょうど今週の4月1日の月曜日からロバート・グラスパーのビルボード公演の一般予約が開始となり僕は直ぐに予約をしました。
長かったコロナ禍の影響によるライブ自粛もそろそろ解禁されてきたのかな?なんて感じています。
とは言ったものの僕自身は自身の音楽活動を含め国内ミュージシャンのライブをこの2年の間に数回観に行っております。
もちろんコロナウィルスの感染拡大には十分に気を付けた上で行動をしております。
残念ながら海外ミュージシャンのライブを観に行ったのはコロナウィルスが蔓延する直前の2020年1月のザ・ニュー・マスターサウンズのライブが直近では最後となっていました。
ザ・ニュー・マスターサウンズ3年ぶりの来日公演を梅田シャングリラで観てきました。
だから今度ロバート・グラスパーのライブを観に行くのは「2年半ぶりに海外ミュージシャンのライブを観に行く」ことになります。
origami PRODUCTIONSが主催する野外ライブ・イベントorigami SAI 2021 Osakaを観てきました。
しかし国内ミュージシャンのライブには昨年7月に開催された野外ライブ・イベント『origami SAI 2021 Osaka』を観に行ったりしているのでそこまで久しぶりって程でもありません。
それにこのブログには書いていませんが、身近なお知り合いのミュージシャンやバンドのライブもちょくちょく観に行ったりしていました。
ちなみに『origami SAI 2021 Osaka』を観に行った2日前にもあるお知り合いの方のライブを観に行っています。
その時に観に行ったライブがきっかけで先日のライブを観に行ったことになるのですが、今回はそのライブともう1つあるきっかけで観に行ったライブについて日記のように書いてみたいと思います。
あるきっかけで2022年3月27日(日)と28日(月)にライブを観に行きました。
こちらのブログではなるべく身近なお知り合いの方々のライブに関しては書かないようにしていました。
というのも僕が直接お会いする人のことをネット上で勝手にあれこれ書くのはよくないな…と自重の意味を込めて自分なりにルール決めしていたからです。
その代わりに海外ミュージシャンの来日公演や『origami SAI 2021 Osaka』等の不特定多数のファンが大勢観に行くような大きなイベントに関しては、ご紹介の意味も込めてこちらのブログで観に行った感想を書くようにしています。
しかし先日の3月27日(日)と28日(月)に観に行ったライブに関しては珍しくこのブログで書いてみたいと思いました。
どちらも日本人ミュージシャンの方々で僕となんらかの接点があるミュージシャンです。
特に後者に関しては、十数年の時を超えてついにお会いすることが出来たという面白いきっかけがありましたのでこちらのブログでご紹介しようと思いました。
それではまずは先に観に行った3月27日(日)のライブに関して書きたいと思います。
3月27日(日)梅田ロイヤルホース Transphazz × Saxy Y’s Soul
3月27日(日)に大阪は梅田にある老舗のジャズバーのロイヤルホースにてTransphazzとSaxy Y’s Soulの2バンドが出演するネオ・クロスオーバーを主体としたインストバンドのライブを観に行ってきました。
正式なイベント名は『Neo Crossover East × West Vol.1』だそうです。
Saxy Y’s Soulに関しては僕のギターの先生が所属するバンドで、過去に何度かライブを観に行ったことがあります。
そのバンドと今回このイベントで共演していたのが東京で活動するバンドTransphazzになります。
西のSaxy Y’s Soulに対して東のTransphazzといった感じでしょうか!?
どちらもアルトサックスをリーダーに、ギターとキーボードとベース、ドラムというクインテット編成のフュージョンバンドです。
Transphazzに関しては今回初めて観に行ったのですが実はこのバンドも僕とちょっとした接点がありました。
師匠の師匠は何て呼べばいいの?
というのもTransphazzには僕のギターの先生の更に師匠に当たる方が所属しているからです。
ちなみに僕のギターの先生とその師匠が昨年7月にギターデュオでライブをした際に僕は観に行っています。
そんな繋がりもあって今回はこのイベントを観に行くことになりました。
どちらもサックスが主役のインストバンドなのですが、サックスやギターにキーボードだけでなくベースやドラムもバリバリとソロを弾く凄腕バンドです!
先にTransphazzがライブを行った後にSaxy Y’s Soulがライブをする形式でした。
このイベントは今回は大阪で開催されましたが第二弾として『Neo Crossover East × West Vol.2』が4月26日(火)に東京の渋谷にあるJZ Brat Sound of Tokyoにて開催されるようなのでお近くの方はぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。
JZ Brat Sound of Tokyoのホームページ→
この日のライブでは出演する2バンドの単独ライブが終わった後に出演者全員でのセッションが行われていました。
総勢10人のミュージシャンがステージ上所狭しとひしめき合い音の洪水の中、個々のソロ演奏を披露してくれました。
その音圧に圧倒されるような圧巻のセッションでした!
こうしてこの日はお知り合いのライブを楽しむことができました♪
3月28日(月)CELLAR BAR KENT(セラーバーケント)Hiro Yamanaka Trio
『Neo Crossover East × West Vol.1』を観に行った次の日にも連続でライブを観に行きました。
場所は大阪難波にある老舗のバー『CELLAR BAR KENT (セラーバーケント)』でした。
僕も過去に何度かこちらのバーで開催されていた素人ライブに出演させて頂いたことがあったので馴染みのあるお店です。
Hiro Yamanakaさんとの不思議な交流関係
この日のライブのことは今年1月にHiro Yamanakaさんご本人のFBにて告知されていたことで知りました。
というのは実は僕はHiro Yamanakaさんとこれまでに一度もお会いしたことがなかったのですが、ネット上では16年近く前から交流させて頂いてました。
もう僕自身も何がきっかけだったのかうろ覚えなのですが…確か2006年に僕がmixiをやり始めた時にフレンドになったのが最初でした。
当時の僕はまだWebデザイナーになる前の翻訳を勉強していた時期で、その傍ら趣味の一環としてブルースバンドでギターを弾いていました。
当時のmixiには気になる音楽作品のレビューを書ける機能があったと記憶しています。
まだこうやって自分のブログを作る前の僕は、mixiやAmazonレビュー等を使って好きな音楽作品のレビューを書きまくっていました。
まぁ今とやっていることは同じではありますが…。(笑)
恐らくその時にmixiでブルースやジャズに関してレビューを書きまくっていたのをHiroさんに見つけてもらったのがきっかけだったような気がします!?
うろ覚えではありますがそんな感じです。
それから数年が経ちmixiの流行が廃れてFacebookが台頭した時期が10年程前にありましたよね。
多くの人がそうだったように僕もmixiを離れてFBに移ったのですが、その後もFBにてHiroさんとの交流が続きました。
ちょうどその当時に僕はブルースバンドを止めてジャズギターをかじっていた時期なのですが…かの有名なジャズギター誌『Jazz Guitar Book』にHiroさんがコラムを執筆されていることに気づきました。
その時から僕は「ネット上だけでなくいつかHiroさんに直接お会いしたいな~」と思うようになりました。
そのチャンスはFBを始めて数年で訪れました!
観に行きたい時に限ってなかなか予定が合わないことを何て言ったらいいの?
これまた記憶があいまいで申し訳ないのですが…2015年だったか2016年のどちらかにHiroさんがゴールデンウィークに兵庫県の神戸でライブをすることをFBで告知されていました。
もちろん僕はその日に合わせてライブを観に行く予定だったのですが…ちょうど同じ日に僕が高槻ジャズストリートに出演することが決まってしまいました。
その時点でもmixiで知り合ってから10年近くが経っていたのでそろそろ実際にお会いしたいと思っていたのですが、残念ながらこの時は観に行くことが出来ませんでした。
それからも関西でライブをされる時に何度か観に行こうとはしたのですが、そういう時に限って僕が何か用事が入ったりしていました。
mixiで知り合ってから10年以上が経ちましたが、今だ一度もお会いする機会に恵まれずにいました。
まさかコロナ禍に初めてお会いすることになろうとは!
しかし何年経っても僕の中で「いつかお会いしたい」という思いは消えずにいました。
あと何年か経った頃にコロナが完全に治まってからその機会は訪れるもんだと考えていました。
しかしこの1月にHiroさんがFBで大阪を含む全国ツアーを3月から行うことを告知してくれていました。
僕は「今こそ観に行くチャンスだ!」と思い、その日に前もって仕事の都合を付けるようにしました。
念のためHiroさんご自身にもその日は行けるか行けないのか直前までわからなかったので予約なしでフラッとライブを観に行っても良いものかFB上でお伺いしていました。
するとその日は予約なしでもフラッとライブを観に来て良いとのことでした。
月曜日だったので仕事の都合が付くかどうか微妙なところだったのですが、当日は何とか開演前にはお店に到着することが出来ました。
そしてとうとうmixi時代から数えて約16年の時を超えてHiroさんに直接お会いすることが出来ました!
もちろんHiroさんのジャズギターをリーダーにウッドベースとドラムが加わったジャズギター・トリオでの演奏も堪能できました。
ライブはロドニー・ジョーダンの”One Turnip Green”で始まり、僕の好きなコルトレーンのお気に入り曲”I Want To Talk About You”等を演奏してくれました。
ライブの最後にはスティーヴィー・ワンダーの”Isn’t She Lovely”を敢えてあのブリッジ部分のリフを弾かないジャズアレンジで演奏していました。
素晴らしい演奏だけでなく『Jazz Guitar Book』執筆時のお話やマーク・ホイットフィールドとの交友関係や日本を代表するオルガン奏者KANKAWAさんとの共演のお話、ギブソンではなくマルキオーネのギターをメインで使うことになった理由に山岡ギターを使うようになったきっかけ等、MCでも興味深いお話を聞かせて頂きました。
特にマーク・ホイットフィールドが女性シンガーのJUJUさんがデビュー前にNYで研鑽を積んでいた頃から知っていたというのは興味深いお話でした。
ライブ終わりにも色々とお話をさせて頂いたのですが、なんと帰る前にスペシャルCDを頂いちゃいました!
こちらのCDにはこの日ライブで披露してくれた”One Turnip Green”や”I Want To Talk About You”だけでなく僕の好きな”Never Can Say Goodbye”や”Sunny”も収録されています。
ツアー前にFBでこちらのスペシャルCDを制作されていたことを書かれていたのですが、まさか僕も頂けるとは思ってもいませんでした!
ありがたく聴かせて頂いております♪
こうしてmixi時代から約16年の時を超えてHiro Yamanakaさんのライブを初めて観に行くことが出来ました。
まさかコロナ禍に初めてお会いすることになろうとは!
次回Hiroさんのライブを観に行くときにはコロナウィルスの猛威が終わっていることを願うばかりです。
以上、【2022年3月に観に行った2つのライブ】のご紹介でした。
今後もまた今回観に行ったミュージシャンの方々のライブに足を運びたいと思います。
そして今年はたくさん良いライブが観られるよう今後も色んなライブを観に行くようにしたいです。
しかしSNSで知り合ってから10数年後にお会いするようなこともあると考えるとネットでの出会いも侮れませんね。
職業柄ネットを使うことが多いのですが、改めてネットの有益さを感じざるを得ません。
もしあの時に僕がmixiをやっていなかったとしたら、今回のこのライブのお話はなかったことですからね。
そう考えるといつの日にか僕のこのブログを読んでブルースに目覚めた!とか言ってくれる若者が育ってくれたら嬉しいことです。
ぜひ一度下記のブログ記事を読んでみて下さい♪
ブルース初心者に聴いて欲しいおすすめの名盤20選をご紹介します。
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