カテゴリー:guitar

2019/03/05

【ギター・マガジン2003年12月号を読もう♪】年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べが面白い‼

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

過去のギター・マガジンの特集を読み直そう♪

CD連想企画で聴き比べるヴィンテージ・ストラトキャスターの音色♪

このブログでは、以前にも過去のギターマガジンをご紹介していたことがありました。

 

その時のブログ記事は、『ギターマガジン2002年11月号』をご紹介した【クリーム時代のエリック・クラプトンの名演『クロスロード』のギターを完コピしよう!】でした。

 

クリーム時代のエリック・クラプトンの名演『クロスロード』のギターを完コピしよう!

僕自身、ギターが好きなので『ギター・マガジン』を買いだしたのは、かれこれ20年以上も前になります。

 

一番古い号は1997年に購入したものでした。

 

残念ながら毎号購入していたわけではないのですが……それでも40冊以上は手元にあります。

 

そこで、せっかくなので過去のギター・マガジンの中でも特に面白かった特集が掲載されていた号をこのブログで紹介していこうと思いつきました。

 

今回は『過去のギター・マガジンをご紹介シリーズ』の第一回になりますので、僕がこれまでに購入したギター・マガジンの中でも特にお気に入りの号をご紹介したいと思います。

 

それは2003年12月号です。

 

 

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ギター・マガジン2003年12月号をご紹介します。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真1枚目

この号は、Charさんが表紙です。

 

当時の新譜だった『MR.70’S YOU SET ME FREE』の特集とインタビュー記事が掲載されています。

 

 

更には名曲”Smoky”のギター・スコア付きです!

 

もちろんCharさんの記事も素晴らしいのですが……当時僕がこの号を購入した決め手は別にありました!

 

それはCD連動企画の「2つの特集記事」です!

 

 

 

 

 

2つの連動企画『ヴィンテージ・ストラトキャスターの音』と『竹田和夫のジャズ・ブルースに愛を込めて』

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真2枚目

表紙の右下にも書かれている通り、この号にはCD連動企画として『ヴィンテージ・ストラトキャスターの音』『竹田和夫のジャズ・ブルースに愛を込めて』の2つの特集が掲載されています。

 

2003年当時の僕は、ちょうど人生で初めてのストラトキャスターを購入した時期でした。

 

それ以前は、グランジ系のバンドをやっていたのでジャズマスターやジャガーを使用していたのですが、この時期から「ブルース・ギターを弾きたい!」と思いストラトキャスターを購入したんです。

 

それで初めて使うストラトキャスターのあまりの弾きやすさに驚きました!

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
こんな素晴らしいギターだったとは!

 

なので、本誌の『ヴィンテージ・ストラトキャスターの音』を目にして、すぐに購入を決めました!

 

それでは、その中身を少しご紹介したいと思います。

 

まずこの号の目次を見てみましょう。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真3枚目

Charさんの特集の次には、ニール・ヤングの特集が掲載されています。

 

しかも目次に掲載されている写真も、当時のニール・ヤングとクレイジー・ホースの面々です。

 

そして僕が購入するきっかけになった特集の『ヴィンテージ・ストラトキャスターの音』は、P.35から始まります。

 

 




 

 

『ヴィンテージ・ストラトキャスターの音』

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真4枚目

掲載されているストラトキャスターの種類は下記の11本になります。

 

1955 (Ash Body/One Piese Maple Neck)
1956 (Ash Body/One Piese Maple Neck)
1956 (Alder Body/One Piese Maple Neck)
1957 (Alder Body/One Piese Maple Neck)
1961 (Alder Body/Slab Rosewood Fingerboard)
1962 (Alder Body/Slab Rosewood Fingerboard)
1970 (Large Headstock/Alder Body/Rosewood Fingerboard)
1971 (Large Headstock/Alder Body/ Maple Fingerboard)
1959 (Non-tremolo/Alder Body/One Piese Maple Neck)
1961(Ash Body/Rosewood Fingerboard)
1966 (Early Large Headstock/Alder Body/Slab Rosewood Fingerboard)

 

CDには、吉田次郎さんによるそれぞれの年代のギターを使ったデモ音源が3種類ずつ収録されています。

 

どれも30秒程度の短いデモ音源ですが、このヴィンテージ・ストラトの特集だけでも全33トラックあります。

 

1つのギター辺り3種類のデモ音源が収録されているのですが、そのうち2つはどれも共通のフレーズを弾いています。

 

まず最初にクリーントーンでアルペジオとファンキーなコード弾きをした音源、次にクランチ気味に歪ませたトーンで弾くロックなリフの2トラックです。

 

その後に各年代のストラトに適したアドリヴ演奏が収録されています。

 

特にこの3つめの各年代のギターに合ったアドリヴ演奏が面白いんです♪

 

そちらについては各ページと共にご紹介したいと思います。

 

まずはストラトキャスターが登場した1955年と次の年の1956年のものです。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真5枚目

もとはと言えばテレキャスターのようにカントリー系のミュージシャンが使うことを想定されたギターだったので、この2本のストラトのアドリヴ演奏は明るく軽快なカントリー風に仕上がっています。

 

特に1956年物はかなりのカントリー具合です♪

 

そして次に1956年と1957年のストラトが登場するのですが、その2本はちょうどブルース・ギタリスト達がストラトを使いだした時期だったのでアドリヴ演奏もブルース調です。

 

1956年の方は、まるでビッグ・ビル・ブルーンジーの”Hey Hey”風の演奏です。

 

1957年の方は、少しジャジーな演奏です♪

 

豆知識なのですが、ブルース・シーンでまず最初にストラトを使い始めたのはジョン・リー・フッカーの従兄弟のギタリストのアール・フッカーでした。

 

その姿を見たバディ・ガイやオーティス・ラッシュにマジック・サムが真似してストラトを使い始めました。

 

そしてストラトを弾くバディ・ガイに憧れてジミヘンがストラトを使い始めました。

 

ロック界ではバディ・ホリーがストラトを使っていたというのもありますが、しかしやはりジミヘンの影響でロックの世界でもストラトが流行ったと言えると思います。

 

ジミヘンがストラトを使っていなかったとしたら……今日のストラト人気がまた違ったんのだったような気もします⁉

 

さて、次を見てみましょう。

 

1961年と1962年のストラトです。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真6枚目

この時期からメイプル・ネックからローズウッド・ネックに変わります。

 

するとサウンドにも変化が出てきます!

 

カラッと爽やかなトーンだったメイプル・ネックに比べて、こちらのローズウッド・ネックのストラトは粘っこいサウンドに変わります。

 

面白いことに60年代に入ると、モータウンなどのR&Bシーンに台頭してきてブラック・ミュージックが音楽業界の流行りとなります。

 

それに合わせたかのように、ストラトの音もよりブラック・ミュージックに合ったトーンに変わっているんですよね。

 

デモ演奏を弾いている吉田次郎さん自身もこの時期のローズウッド・ネックのストラトがフェイバリットだと語っています。

 

そのためかアドリヴ演奏も他のものよりも熱い演奏だったりします!

 

まず1961年のストラトのアドリヴ演奏は、どことなくスティーヴ・クロッパーが弾きそうなR&B調のロック・フレーズです。

 

グリーンのボディが渋い1962年のストラトのアドリヴ演奏は、かなりファンキーなロック調です♪

 

僕もこの時代のストラトのデモ演奏が一番好きな感じですね♪

 

そして次はジミヘンの晩年及びリッチー・ブラックモアが大活躍する時代の1970年と1971年のストラトです。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真7枚目

ジミヘンのバンド・オブ・ジプシーズやリッチー・ブラックモアでお馴染みのラージヘッドのストラトのご登場です!

 

これまた当時の音楽シーンの流行りに合わせたかのように、この時期のヴィンテージ・ストラトはエフェクターにピッタリのサウンドに仕上がっています。

 

なのでアドリヴ演奏の方もかなり歪ませて弾いています!

 

1970年の方はジミヘン風のファンク・ロック調の演奏です。

 

そして1971年の方は、ワウとディストーションを使ってかなりハードに弾いています!

 

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どちらもかっこいいです♪

 

しかし2本ともデモ演奏の1つめのクリーントーンの音が他の年代のストラトと比べて少し音が弱いんですよね……。

 

まるでファズやワウを使うことを最初から想定して設計されたようなサウンドです。

 

その後、ノン・トレモロ形式の1959年のストラトと、1961年のホワイト・アッシュのストラトも紹介されています。

 

どちらの年代もロックなアドリヴ演奏を弾いています。

 

そして最後に僕がこの特集で一番気に入った1966年のストラトが掲載さています。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真8枚目

ちょうどモータウンのR&Bやジェームス・ブラウンのファンクが流行っていた時代のため、かなり粘っこいサウンドで鳴っています♪

 

アドリヴ演奏の方も、センターとリアのハーフトーンを使ってファンキーなカッティングを弾いています。

 

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Ryo
ファンク好きの僕はこの時代のストラトが一番気に入りました♪

 

僕がこの特集で気に入ったヴィンテージ・ストラトは、サウンド的には1966年のファンキーなストラトでしたが、見た目のデザインはラージヘッドでブラック・フィニッシュの1970年のストラトです。

 

ちなみにこのレコーディングで吉田次郎さんが使用したギターアンプやシールドにギター弦、更には収録スタジオに関しても詳しく掲載されています。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真9枚目

 

面白いことに、1955~1956年辺りのストラトはカントリーに適していて、1957年以降のストラトはブルースに適していると感じました。

 

そして1960年代以降のストラトは、R&Bやファンクのような当時のモータウンの流行りに適したサウンドに適しています。

 

そして1970年以降のストラトは、ジミヘンやディー・プ・パープルなどのようなハード・ロックに適したサウンドに仕上がっています。

 

驚くことに……ヴィンテージ・ストラトのサウンドが、その時代の音楽シーンの流行りと密接しているんですね!

 

てことは、これからヴィンテージ・ストラトを購入する人は、自分がやりたい音楽性に合わせて年代を選ぶことが良いのかもしれませんね⁉

 

ブルース・ロックをやりたいという人は、1957年辺りのヴィンテージ・ストラトを……

 

R&Bやファンクをやりたい人は、1966年辺りのヴィンテージ・ストラトを……

 

そしてハード・ロックをやりたい人は、1970年以降のヴィンテージ・ストラトを……

 

ストラトキャスターって、ほんと奥の深いギターです!

 

こういう特集を読むと、ますますストラトが好きになりますよね♪

 

以上が、『ヴィンテージ・ストラトキャスターの音』の特集でした。

 

『竹田和夫のジャズ・ブルースに愛を込めて』

もうひとつの特集記事『竹田和夫のジャズ・ブルースに愛を込めて』は、P.80に掲載されています。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真10枚目

竹田和夫さんのデモ演奏付きのジャズ・ブルース講座です。

 

全てのデモ演奏は、ギター+ウッドベース+ドラムのトリオ編成で録音されています。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真11枚目

竹田和夫さんは、ジョー・パスも使ったES-175を使ってギターを弾いています。

 

まずはスウィングするジャズ・ブルースのコンピングの弾き方から始まって、その後12小節を”Section A”~”Section C”の3つに分けてフレーズが掲載されています。

 

もちろんギタリストが読みやすいタブ譜でフレーズが書かれています。

 

練習の際は、タブ譜だけを使ってフレーズ練習するのではなく、CD音源をちゃんと聴くことをおすすめします!

 

というのは、なかなかリズム感を掴むのが難しいからです。

 

フレーズはそこまで難解ではなくシンプルなものが多く掲載されていますが……リズムは慣れないと難しいと思います。

 

また、CDには他に竹田和夫さん自身のコメントが収録されているのですが「そのまま弾かないでくださいよ。」というのが印象的でした。

 

ここに掲載されているフレーズは、あくまでも「お手本」であって、アドリヴ演奏が求められるジャズというジャンルで、用意してきたフレーズをそのまま弾くのは良くないことだと僕も思います。

 

なので、最初こそCDを聴いて同じフレーズを練習しますが、慣れてきたら各フレーズに自分のニュアンスを加えるのが良い使い方だと思います。

 

ここに掲載されたフレーズを元に、自分のフレーズへと昇華できれば最高ですね♪

 

以上が、『竹田和夫のジャズ・ブルースに愛を込めて』の特集でした。

 

 

ギター・スコア

それでは最後に2003年12月号に掲載されているギター・スコアをご紹介して終わりたいと思います。

 

この号のギター・スコアは、ニール・ヤングの”Alabama”とTOTOの”Hold The Line”の2曲が掲載されています。

年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べをした企画が面白いギター・マガジン2003年12月号をご紹介したブログ記事の写真12枚目

 

 

そしてもうひとつ……小沼ようすけさんの『”nu jazz” アレンジで弾くソロ・ギター』という特集も掲載されています。

 

こちらではジョー・パス風のソロ・ギターで演奏する用にアレンジされたマーヴィン・ゲイの名曲”What’s Goin’ On”が掲載されています。

 

欲を言えば、この特集もCD連動で小沼ようすけさんのデモ演奏も収録して欲しかったな~と……。

 

しかし『ヴィンテージ・ストラトキャスターの音』『竹田和夫のジャズ・ブルースに愛を込めて』の2つの特集が掲載されているだけでも大満足な内容なんですけどもね♪

 

 

 

 


 

 

 

以上、【2003年12月号のギター・マガジンを読もう♪年代別ヴィンテージ・ストラトキャスターの弾き比べが面白い‼】のご紹介でした。

 

ギター好きの方におすすめなのは当然として、特に『ヴィンテージ・ストラトキャスター』に興味をお持ちの方は、ぜひともこの号をゲットしてみてください!

 

Ryo@Dixiefunk Lab.の白アイコン
Ryo
ストラトキャスターは
本当に素晴らしいギターですね♪

 

 

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