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2019/04/06

X-MEN最大のピンチ⁉ミュータントの救世主の再来『セカンド・カミング』を読もう!

【おすすめアメコミシリーズ】2010年の名作『セカンド・カミング』の日本語版コミックをご紹介します。

X-MENにとって最大のピンチが訪れる⁉嵌められた救世主の帰還

以前ご紹介していた2008年のX-MENの大作シリーズ『メサイア・コンプレックス』から始まった、ミュータントにとっての救世主となるべく生まれた赤ん坊を巡る物語の最終章ともいえる名作をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介する作品は、2010年に本国アメリカでシリーズ化された『SECOND COMING(セカンド・カミング)というシリーズです。

 

本作は『メサイア・コンプレックス』で救出された赤ん坊のホープを巡る物語の続きです。

 

まずは先に『メサイア・コンプレックス』を読んでみて下さい。

 

本作『セカンド・カミング』は、『メサイア・ウォー』のシリーズで16歳の少女にまで成長したホープが、育ての親であるケーブルと共に現代に帰還するところから始まります。

 

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2014年に日本語化された『セカンド・カミング』シリーズ!

 

この『セカンド・カミング』は、2014年に日本語版コミックが2冊に分けて発売されました。

 

『パート1』は、サイクロップスやウルヴァリンにマグニートー達、数多くのミュータントの希望を背負う16歳の少女ホープが表紙を飾っています。

 

少女にミュータント種の全てを託すのは、あまりにも重荷だと思われますね……。

 

『パート2』は、唯一ホープが心を許せる相手である育ての親のケーブルと2人が表紙を飾っています。

 

血は繋がっていないものの、この2人は奇妙な親子関係で結ばれています。

 

裏表紙には、それぞれのコミックで重要となるキャラクターが掲載されています。

 

ちなみにこの2冊のコミックは雑誌・定期購読専門オンライン書店の『雑誌のFujisan.co.jp』にてネット注文でのみ購入することが出来ます。

 

 

 

『セカンド・カミング・パート1』

まずは『パート1』の方を簡単にご紹介したいと思います。

 

本作でも、全てのミュータントの運命を背負わされる羽目になった少女ホープを巡って、反ミュータント勢力との総力戦が行われることとなります。

 

今回、ホープの命を狙うのは……ミュータント・ハンターロボットのセンチネルが異次元世界で人間体に転生したバスチオンという強力な敵です!

 

『パート1』の裏表紙に描かれているのが、そのバスチオンです。

 

そのすぐ下に、X-MENのリーダーであるサイクロップスとその相棒のウルヴァリンがいて、その下にケーブルとホープの親子がいます。

 

今回はこのバスチオンが、『HUMAN COUNCIL(人類会議)』という大層な名の下に、センチネルの開発者であるボリバー・トラスクやミュータント狩りを目的とする狂信家集団ピュリファイアーズを率いる悪のウィリアム・ストライカーに武装集団「ライト」を組織するキャメロン・ホッジ等を集めています。

 

これらの敵は、みな過去にX-MENとの闘いで遺恨を残すものばかりです。

 

もちろん相手が16歳の幼気な少女であろうがお構いなく命を狙ってきます!

 

そのためX-MENも、これまでの闘いのような甘い考えが通用しなくなるようになってきています……。

 

未来から戻ったケーブルとホープを、すぐにバスチオンの手下たちが付け狙ってくることとなります。

 

その2人を敵の魔の手から救うために、ウルヴァリンを始めX-フォースの面々や、ナイトクローラーにコロッサス、サイロックなどの実力派が救出部隊として出動することになります。

 

指揮を執るのは、指令室からエマ(ホワイトクィーン)のテレパシーで命令を下すサイクロップスです。

 

目的は、未来から帰還したケーブルとホープを、X-MENの新しい基地となる西海岸に位置する『ユートピア』に無事連れ帰ることです。

 

未来から現代へと帰還したケーブルとホープは、元エグゼビア高等教育院があった東海岸にいました。

 

救出チームは、敵からの攻撃を予測してこの2人を東海岸から西海岸へと横断させなければなりません。

 

しかしここでX-MENの仲間関係に問題が生じることになります。

 

それまでナイトクローラーやコロッサスのような「心優しい」メンバーには内緒で、秘密裏に行動していたX-フォースの存在が明るみに出ることになります。

 

それはケーブルとホープ2人の救出作戦中に、X-23が容赦なく敵に止めを刺したことから始まります。

 

いくらウルヴァリンのクローンであるとはいえ、X-23ことローラはまだ10代の少女の見た目です。

 

その彼女が、X-MENにとってご法度だった敵の殺害をナイトクローラー達の目の前で行うことになります。

 

このことに激怒したナイトクローラーは、指令室にいるサイクロップスに全ての説明をテレパシーで求めることになります。

 

サイクロップスの説明で一旦は、「救世主を守り抜くという大義を優先する」ことにナイトクローラーも賛成しますが、わだかまりは残ったままのようです。

 

こうしてX-MENのメンバー内に亀裂が生じつつも、バスチオンが送り出すピュリファイアーズやライトの猛攻は続きます。

 

そしてこの闘いで、多くの負傷者を出すだけでなく、何名かの死者を出してしまうことになります。

 

これによって、指揮官としてのサイクロップスの能力に疑問を持つメンバーも出てくるようになります。

 

逆にバスチオンは、X-MENの弱点を突く様な作戦を練って攻撃を仕掛けてきます。

 

X-MEN達にとって重要な移動手段となるテレポートを封じられていきます。

 

この救出作戦で、最終的にバスチオン本人が直接ホープを殺害しに向かってきます!

 

その闘いでホープはローグの助けもあって、なんとか無事にバスチオンの魔の手から逃れることが出来るのですが……X-MENにとって重要な「ある人物」が命を落とすことになります。

 

その辺はぜひともコミックで読んでみて下さい。

 

 

『セカンド・カミング・パート2』

無事に『ユートピア』へとたどり着いたケーブルとホープを、更にバスチオンが狙う物語がこの『パート2』になります。

 

そしてX-MENにとっての最大のピンチともいえる総力戦が繰り広げられる大作です!

 

なんと、ホープを含むX-MEN達ミュータントたちを『ユートピア』に閉じ込めてしまうというのがバスチオンの今回の目的です。

 

隠れ家に閉じこもっているのなら、逆に閉じ込めたままで兵糧攻めしてしまえ!という作戦です。

 

バスチオンによる大きな結界で『ユートピア』内に閉じ込められたX-MEN達ミュータントは、外の助けを求めることが出来ません。

 

この非常事態を見かねたキャプテン・アメリカやアイアンマンにソー達アベンジャーズやファンタスティック・フォーのメンバーもX-MENを助けに向かいますが、バスチオンの結界はソーの最大の武器であるムジョルニアを持ってしても破ることが出来ません。

 

結界内では、バスチオンが未来から召喚した強化型センチネルである強敵ニムロッドが大量に襲ってきます!

 

このニムロッドは、一度炎の攻撃を受ければ炎の耐性ができ、雷の攻撃を受ければ雷の耐性ができる特殊なロボット生命体です。

 

X-MENにとっては、闘いが長引けば長引く程ピンチに陥ることになります。

 

しかしこのニムロッドは、時間が経てば経つ程、数が増え続けていきます。

 

このニムロッドの召喚を止めるには、未来に行ってその大元を叩かねばなりません。

 

この危険な賭けに出ることになったのが、ウルヴァリンをリーダーとする隠密部隊のX-フォースです。

 

このX-フォースは、元はと言えばケーブルがリーダーを務めていた部隊なのですが、今はウルヴァリンが率いています。

 

しかし今回は、娘のホープの命を救うために、ケーブルもX-フォースに参加する決意をします!

 

今回未来へと向かうX-フォースのメンバーは下記の通りです。

ケーブルにウルヴァリン、そしてこの時期のX-フォースに所属していたアーク・エンジェルとX-23にドミノです。

 

全員戦闘向けのミュータントばかりです!

 

そこにひとりの優男が参加することになります。

 

それはニューミュータンツに所属するサイファーです。

 

サイファーは「あらゆる言語を瞬時に翻訳」する能力を持っています。

 

今回の標的は、ロボット生命体のニムロッドです。

 

機械言語を操ることのできるサイファーの参加が不可欠だったのです。

 

ちなみにサイファーのスペルは”cypher”と表記します。

 

「暗号処理」の意味です。

 

X-MENには、別の女性ミュータントにもサイファーというキャラクターがいるのですが、彼女のスペルは”cipher”です。

 

こちらは「無」の意味で、彼女は非現実化して物質を透過したり、完全に透明になることができる能力の持ち主です。

 

日本語にするとどちらも「サイファー」なので、ややこしいですね。(笑)

 

今回はニューミュータンツから、男性ミュータントのサイファーが参加しています。

 

果たしてサイファーを含むX-フォースは、未来で待ち構えるニムロッドの親玉を倒すことが出来るのか?

 

そして現代では、今度こそ自らの手でホープの命を奪うためにバスチオンがサイクロップス達の前に出現します!

 

果たして傷ついたX-MEN達は、バスチオンとニムロッドの総攻撃からホープを守り抜くことが出来るのか?

 

ぜひコミックを読んで確認してみて下さい!

 

 

 

 

『セカンド・カミング』とは?

さて、本作のタイトルにある『SECOND COMING(セカンド・カミング)とは?

 

本来は「キリストの再臨」の意味で使われる言葉です。

 

これは「キリスト=Messiah(メシア)」のことで、『メサイア・コンプレックス』からの続きとなっているんですね。

 

少しネタバレになるのですが、本作でついにホープの真の能力が目覚めることになります!

 

これまで、その能力の片鱗しか見ることが出来なかったのですが……ホープの真の能力によってX-MEN達は救われることになります。

 

この最後のシーンがまさに『SECOND COMING(セカンド・カミング)ですね。

 

ちなみにこのお話の続きが『アベンジャーズ vs X-MENシリーズ』で読むことが出来ます。

 

以上、【X-MEN最大のピンチ⁉ミュータントの救世主の再来『セカンド・カミング』を読もう!】でした。

 

この2冊はX-MENにとって最大のピンチともいえるような激戦が繰り広げられることになります。

 

特に『パート2』の方では、ニムロッドの大軍を前に手負いのX-MEN達が追い詰められることになります。

 

この辺の緊張感漂う闘いが読みどころですので、ぜひコミックでその臨場感を味わってみて下さい!

 

 

 

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