
2019/08/12
【キン肉マン第292話】まさに王者の貫禄!王道レスリングで闘うキン肉マン・ソルジャー
【キン肉マン 第292話 鉄壁たれ、キン肉王家!!の巻】を読んだ感想です。
オメガマン・アリステラのフォーフィンガー・スプラッシュをキン肉族秘伝の鉄壁防御術『肉のカーテン』で完全防御!
前回の【キン肉マン 第291話 総大将、出陣!!!の巻】の続きです。
【キン肉マン第291話】アリステラの猛攻をキン肉族秘伝”肉のカーテン”で防ぐソルジャー!
フルメタルジャケッツはブロッケンJr.からキン肉マン・ソルジャーへと、オメガ・グロリアスはマリキータマンからオメガマン・アリステラへと交代した両チームは、いよいよ大将戦が始まりました!
互角の力比べを制したのはソルジャーの方で、アリステラを『グレネイド・スープレックス』で後方に投げ飛ばします!
しかし8600万を誇るアリステラには全くダメージはないようです……。
そのままソルジャーの背後から、先の闘いでスーパーフェニックスを苦しめた『フォーフィンガー・スプラッシュ』で襲い掛かります!
一度はこの攻撃をミドルキックで防げたものの、更に勢いをつけた『フォーフィンガー・スプラッシュ』を前にソルジャーは体を引き裂かれてしまうのか?
……『フォーフィンガー・スプラッシュ』の餌食となったかのように見えたソルジャーでしたが、キン肉族秘伝の鉄壁防御『肉のカーテン』の姿勢で『フォーフィンガー・スプラッシュ』の勢いを完全に防いでいました!
果たしてアリステラは、『肉のカーテン』を攻略することが出来るのか?
【キン肉マン 第292話 鉄壁たれ、キン肉王家!!の巻】
まさに王族の証明‼キン肉マン・ソルジャー鉄壁の防御!
アリステラの必殺技『フォーフィンガー・スプラッシュ』をもってしてもキン肉族秘伝の鉄壁防御『肉のカーテン』の姿勢をとったソルジャーに傷ひとつ付けることができません。
これぞまさにソルジャーことキン肉アタルがキン肉族の血を引く長兄であることの証です!
他の運命の四王子達もこの『肉のカーテン』を使うことはできません。
王族の血を引く者だけが繰り出せる防御姿勢です。
スーパーフェニックスをあれだけ苦しめた必殺技『フォーフィンガー・スプラッシュ』を完全に防がれたアリステラでしたが、しかしまだまだ攻撃の手を休めることはありません。

それこそオレがお前に求め
欲していることだーっ!
そう言うとアリステラは、オメガハンドの平手打ちでソルジャーの側面をバシバシと叩き始めます!
何が何でも『肉のカーテン』を潰そうとしています!
その勢いにソルジャーは後退するものの、そのままの姿勢を堅持したままでいます。
無傷のソルジャーを見て、アリステラも確信します。

こいつは本物だ

キン肉族特有のその不思議な力の
全てをなァ!
この『肉のカーテン』以外にも『火事場のクソ力』のような、キン肉族特有の不思議な力を欲しているアリステラは不敵な笑みを見せつつ、ソルジャーの鉄壁の防御姿勢を崩そうと仕掛けます!

中央突破だーっ!
なんと!『フォーフィンガー・スプラッシュ』をソルジャーの『肉のカーテン』の両腕の間に挟み込みました!
そのまま力技でソルジャーの両腕をこじ開けてしまいます!


ソルジャーの顔面に頭突きを食らわせて、ついに『肉のカーテン』を破ってしまいます!
キン肉族の真髄とは、確かな技術に裏打ちされた王者の見せる王道レスリングにあり!

よろめくソルジャー……
アリステラはさらなるキン肉族特有の力を見せるように、そして『火事場のクソ力』を使うようにソルジャーに言い聞かせます。
しかしソルジャーはアリステラに向かって、普通のドロップキックを放ちます。

そんなもんじゃないーっ!
ソルジャーのドロップキックを簡単に受け止めたアリステラは、そのまま上空に持ち上げてパワーボムでリング上に叩きつけようとします!
しかしソルジャーは、両足でアリステラの頭を挟み込み、フライングヘッドシザーズで逆にリングに投げ飛ばして切り返します。

肉の制圧(サプレッション)
倒れたアリステラに向かって謎の関節技でアリステラの体を締め上げます!
ソルジャーはキン肉族特有の力をはアリステラの見たがっている『火事場のクソ力』だけではないことを強調します。

王者の見せる王道レスリングの中にこそある!

このまま関節技で締め上げようとしますが、圧倒的に超人強度の高いアリステラにとってはこの攻撃も全く通用していないようです。

お前は王家を捨てた男だろうがーっ!
簡単に関節技を解いてソルジャーの顔面目掛けてビッグブーツ(16文キック)を放ちます!
これを寸でで避けたソルジャーは、アリステラの右足を両手で掴みます。


格闘哲学そこへの敬意までは捨てていないーっ!
肉の豪雨(ダウンボア)
そう言うとアリステラを投げ飛ばします!
この堂々としたリング上での立ち居振る舞い、これこそがまさに王者の貫禄です!
王家を捨ててもその品格までは失わない、ソルジャーという男のアイデンティティを示したポーズを今回はいつものiPad絵で描きました。
これにはアリステラも納得がいったのか?
ソルジャーの指揮官としての用兵術だけでなく個の力もなかなか大したものだと認めます。
オメガ・グロリアスのツープラトンが炸裂‼

来るがいい!

両雄、再びリング中央で組み合うかと思われた瞬間……
アリステラは大きくジャンプしてソルジャーを飛び越します。
アリステラを掴むことが出来ず体勢が崩れたソルジャーは、オメガ・グロリアスの陣営に待ち構えているマリキータマンの目前まで無防備で倒れ掛かってしまいます。
これを待っていたとばかりにマリキータマンは、ロープを使ってソルジャーに旋回蹴りを食らわせます。
アリステラは最初からこれを狙っていたようです。

オレたちは一切興味はないんだ
あくまでもアリステラの狙いは『火事場のクソ力』を我が物にすることです。
マリキータマンは、ソルジャーの両腕を閂(かんぬき)に取り上空へと舞い上がります!
攻勢続きだった状況から一転!
ソルジャーは、オメガ・グロリアスの2人に上空で掴まれたまま、そのままリングに猛然と急降下していきます!
ガガン!

オメガ・グロリアスのツープラトン『グロリアス・サンクション・クラッシュ』が決まってしまいました!
ソルジャーはこのまま敗れてしまうのか?
以上が今週のキン肉マン『第292話 鉄壁たれ、キン肉王家!!の巻』でした。
次回の第293話は、2週間後の8月26日(月)に更新されるようです。
日にちが少し空きますが、その分次が気になる展開で終わりました。
前回はフルメタルジャケッツ側のツープラトンが登場しましたが、今回はオメガ・グロリアスのツープラトンがついに登場しました。
これまでほぼダメージを受けてなかったソルジャーも、ここで大きなダメージを負ってしまうのでしょうか?
しかしこの技を受けたのがブロッケンではないので、まだ大丈夫そうな気がしなくもないです⁉
さすがにブロッケンだとKO寸前になっちゃうかも?
逆にオメガ・グロリアスの2人は、まだまだ余裕がありそうですからね。
前回フルメタルジャケッツのツープラトンを2回連続で食らったにもかかわらず、頭部に少しヒビがいった程度で倒れこむことのなかったマリキータマンに、これまでのソルジャーの連続攻撃が一切通用していないアリステラ……
どうやら『オメガ・ケンタウリの六鎗客』の残り2人のアリステラとマリキータマンは、『完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)』並みに強いということでしょうか。
少なくとも『完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)』以上の強さは持っている気がします。
どちらもゼブラとスーパーフェニックスの闘いから連戦でソルジャーを相手にしていますからね。
ところで今回は、ソルジャーが『肉のカーテン』の以外にも、肉の制圧(サプレッション)と肉の豪雨(ダウンボア)という2つの新たな『肉の〇〇』技を見せました。
この『肉の〇〇』という技が、今回ソルジャーが言うところの、キン肉家が長年研鑽してきた格闘哲学の技なのでしょうね。
しかしそのどちらもがアリステラには通用していなかったのが心配ですね。
今回僕が描いたiPad絵のシーンも、まるで前回のスーパーフェニックスが「知性こそ超人格闘技者の源!」と言っていたのと被る気がします……。
まさかとは思うのですが……このままソルジャーもアリステラに負けてしまうのでしょうか?
それとも敢えて『火事場(業火)のクソ力』を使わずしてアリステラを倒して、ザ・マン打倒を諦めさせることが出来るのでしょうか?
先のパイレートマンとの闘いで、『火事場のクソ力』を見せるように言われてすぐに使った弟スグルと違って、兄のアタルは敵の挑発に簡単に乗らない冷静な所がかっこよく感じますね。
まだまだ先の展開が気になるところですが、次回は2週間後です。
それでは、今後もこちらのブログで続きをご紹介していきたいと思います。
ぜひまたこのブログを読みに来てください。
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久しぶりにiPad絵の下絵も掲載しておきます。
少し影を付けて描いてみました。
いつの間にかソルジャーの絵も9個目になりました。
キン肉マンの絵では、ソルジャーを一番多く描いています。
今回のオメガハンドの連続平手打ちを見てて思いだしたのですが、よく考えたらアリステラのオメガハンドは左手なので、キン肉アタルが左利きであるという設定が生きているとしたら、『左vs左』になるんですね。