
2018/10/03
ついに始まったキン肉マンvsパイレートマン…って主役が逃げてばっかでどうする!
【キン肉マン第261話 黒き海の伝説!!の巻】を読んだ感想です。
前回のゼブラがマリキータマンに敗れるというショッキングな展開の次は、ついに我らのキン肉マンとオメガ・ケンタウリの六鎗客のNo.2っぽいパイレートマンとの一戦が始まりました!
果たしてネメシス戦での雄姿が見れるのか⁉
ちなみに前回までの【運命の四王子+キン肉マンvsオメガ・ケンタウリの六鎗客】これまでのお話、マリポーサvsヘイルマン、ビッグボディvsギヤマスター、ゼブラvsマリキータマンの3試合については下記のブログ記事で、まとめていますのでぜひそちらの方も読んで下さい。
負けたのはビッグボディではなくゼブラでした。
ついに始まったキン肉マンvsパイレートマン
さてあれから1週間経って、闘いの場所は旧ソ連の黒海沿岸のクリミア半島に位置する“スワローズネスト城”に移りました。
この場所でオメガ・ケンタウリの六鎗客のパイレートマンと闘っているのは、我らが正義超人軍のNo.1キン肉マンです!
前回の『完璧超人始祖編』で強敵ネメシスを敗った次期第58代キン肉星大王としての勇敢な闘い方が見れるのか⁉
……と思いきや、1コマ目から逃げ腰……。(笑)
巨体を活かしてタックルを仕掛けるパイレートマンの攻撃を、ギリギリでジャンプでよけてキャッチを逃れるキン肉マン。
その後もパイレートマンのパンチやキックの猛攻を、ただただよけて逃げるばかりのキン肉マン……。
さすがのパイレートマンもこれにはムカついた模様!!!!(笑)


闘いの場所から離れたリングでこの闘いを見守っているミートくんじゃないけど……ほんと「何をやっているんですか王子ーーっ!」って感じです。(笑)
しかし悪役のパイレートマンが逃げずに尋常に闘えと言ってるのに対して逃げてばかりの主役ってのもね……。(笑)
このヘタレシーンがなんとも面白かったので、iPadのイラストアプリでいつもの絵を描いてみました。
賛否両論があると思いますが、ヘタレなキン肉マン……僕は嫌いじゃないです。(笑)
確かに話のテンポが悪くなるとは思いますが、キン肉マンってこういうキャラだと思うのでいつもの調子で安心できます。
これがゼブラやスーパーフェニックスみたいな悪態つかれるのもちょっとキャラが違う気もしますし、テリーマンやロビンマスクみたいに勇敢すぎるのもやっぱ違う気がします。
キン肉マンはこうでなくっちゃ!(笑)
しかしその相手が対戦相手を立てながらも試合を組み立てていく策士なパイレートマンというのも興味深いですね。
オメガ・ケンタウリの六鎗客の新キャラの中では僕はこのパイレートマンが一番好きなキャラなので、主役のキン肉マンと闘ってくれるのは面白いと思います。
さて、逃げてばかりのキン肉マンにイライラしているのはパイレートマンだけではなく味方のミート君も同じです。
「逃げてばかりではなくせめて向かっていく姿勢を見せないと!」と叱責します。
しかしキン肉マンは、強豪ゼブラを倒すようなオメガ・ケンタウリの六鎗客の精鋭たちにすっかりとビビってしまっています……。
ミート君は、「あなただってゼブラに勝ってるじゃないですか!」と励ましつつも「この前のネメシス戦の時のような気合はどこに行っちゃったんですかー⁉」とキン肉マンに言い放ちます。
ところがキン肉マンは、

あの時はたまたま気分がよかったんじゃい!
今の気分は最悪なんじゃーっ!
って……。
ミート君もこれには困った様子……「ハァなんなんですかそれ?全っ然成長してないじゃないですかーっ!」
ほんと……成長してないですね。(笑)
そもそもネメシス戦の前日だって、セコンドについてくれる予定のウォーズマンの目をかいくぐって夜中に逃げ出しましたからね。(笑)
そこをネプチューンマンとピークア・ブーに説得されてやっとやる気なったぐらいでしたから……。
そんなよそ見をしているキン肉マンをパイレートマンは放っておくほど甘くはないです!
シングルレッグタックルでキン肉マンの右足をホールドしようと仕掛けます!
しかし先の闘いのカナディアンマンとの格の違いをキン肉マンから垣間見ることが出来ました!
逃げ腰ながらも……瞬間!キン肉マンの表情が本気になり腰を引いてパイレートマンのタックルをかわそうとします!
これがカナディアンマンやティーパックマンとかだったらタックルにやられていたことでしょう。
しかし攻撃をかわしたかと思ったキン肉マンでしたが……

とパイレートマンに怪力を活かして無理やりにキン肉マンを持ち上げてトップロープにテイクダウンを決めます!
その勢いでトップロープが引きちぎれ、キン肉マンはリングの端に追い詰められることになります。
このリングは城の上に設置されていて、キン肉マンが追い詰められたロープの外は断崖絶壁になっています。
もしそこから落ちたら超人といえども命の保証はないでしょう……。
ここでパイレートマンが、かつて自分たちの先祖がこの地にスワローズネスト城以上の巨大で立派な城が立っていたことを説明します。
そこにあるリング上で逆賊たちを片っ端からこらしめて、リング下の断崖絶壁へと投げ落としていたと言います。
その地の海はオメガの先祖たちに倒されて沈められた逆賊たちの血に染められました。
その血が空気に触れ徐々に酸化して黒くなったことから、この海が「黒海」という名前の由来になったのだと……。
キン肉マンお決まりの「オモシロ起源説」です。
たまに出るこの「オモシロ起源説」を期待していたりします。(笑)
しかしオメガの先祖も、完璧超人の始祖にただやられたって訳ではなくって自分たちも逆賊たちを虐殺をしていたんですね……。
試合に戻ると、パイレートマンは右手でキン肉マンの喉を絞めロープから断崖絶壁へ落そうとしています。
……あれ?よく見ると左手でキン肉マンが下に落ちないようにそっと足を抑えてあげていますね。
パイレートマンのほっこりする優しさが垣間見えました。(笑)
ついにはセカンドロープも切れて、残るロープは一本のみ……追いつめられたキン肉マンがパイレートマンの怪力に驚きを見せ「なんだ~っこのパワーは~っ」と言います。
するとパイレートマンは、

と言い返します。
そしてキン肉マンに「火事場のクソ力(=友情パワー?)」を見せてみろ!と促します。
すると!!!!
まさかの試合開始早々から「火事場のクソ力」を発動させるキン肉マン!!!!
そのままパイレートマンの右腕を外し腕ひしぎ三角固めの逆転技に出ます!

とパイレートマンは狙い通りと笑みを浮かべます。
ここで今週は終わりでした。
次回は来週の10月8日に更新予定ですが、こんなに早く「火事場のクソ力」を発動させて大丈夫なのでしょうか?
これでは先の闘いで「火事場のクソ力」を封印して(というか発動のさせ方がわからなかった?)マリキータマンに為す術なく敗れていったカレクックの立場は……。
そしてパイレートマンといえば、その名前通りに海賊の姿をした超人です。
「相手の最も大事にしているものを略奪する」超人なので、このまま「火事場のクソ力」を「お宝」と見立てて奪い取るのではないでしょうか⁉
運命の四王子が参戦する前の闘いでウルフマンが「火事場のクソ力」を発動させた時、相手のオメガ・ケンタウリの六鎗客のひとりルナイトもその力に感染して「火事場のクソ力」を発動させていました。
ということは、オメガの民も感染さえすれば「火事場のクソ力」を使うことが出来るはず⁉
次回のアオリが「”火事場のクソ力”の秘密が暴かれる……⁉」だったのでパイレートマンに力を奪われそうな気がしてならないですね。
運命の四王子のマリポーサにビッグボディは「火事場のクソ力」なしでヘイルマンとギヤマスターに勝利しました。
そしてゼブラは「火事場のクソ力」を発動することなくマリキータマンに敗れ去りました。
ここまでの3試合で全く出てこなかった「火事場のクソ力」なのですが、この力もオメガ・ケンタウリの六鎗客が地球に襲来した目的のひとつなので、その辺のお話が今後進展していきそうです。
また、ミート君のセコンド問題もこの試合でどうかなりそうですね⁉
あまりにヘタレで成長していないキン肉マンを見限るのか⁉
そしてまさかのサタン側の超人と手を組んで、キン肉マンたちをピンチに陥れるようなことが今後あるのか⁉
この辺の展開も面白くなっていきそうです。
それでは、また来週を楽しみに待ちましょう!
iPadで描いたキン肉マンvsパイレートマン
ちなみに今回のキン肉マンvsパイレートマンのイラストもいつものようにiPadで描きました!
キン肉マンは過去にも描いたことがあるのですが、パイレートマンは初めて描いたので楽しかったです。
今後はまた新たに運命の四王子を描いてみたり、オメガ・ケンタウリの六鎗客の他の5超人についてもiPadで描いてみたいと思います。
漫画を読んだ感想と共に印象に残たシーンを今回のようにイラストにして描いていけたらな~と思います。
それでは、ぜひまた今後ともこのブログを読みに来てください!
追記
マリポーサvsヘイルマン、ビッグボディvsギヤマスター、ゼブラvsマリキータマンの3試合についてのイラストもiPadで描きました!
マリポーサvsヘイルマン
ビッグボディvsギヤマスター
ゼブラvsマリキータマン
それとついでに前回の記事『【運命の四王子+キン肉マンvsオメガ六鎗客】負けたのはビッグボディではなくゼブラでした。』の方にもiPadで描いたこの三試合の絵を文章中に差し込みました!
やはり絵が入ると華やぎますね♪
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