
2018/11/19
その後どうなった?キン肉マンvsパイレートマン【第262話~266話】
【キン肉マン第262話~266話】を読んだ感想です。
【オメガ・ケンタウリの六鎗客編】オメガ一族の目的が判明!
前回は、『再登場した運命の4王子+キン肉マンvsオメガ六鎗客の残り5名の闘い』の中で4試合目となるキン肉マンvsパイレートマンの闘いが始まった【キン肉マン第261話 黒き海の伝説!!の巻】をご紹介していました。
ついに始まったキン肉マンvsパイレートマン…って主役が逃げてばっかでどうする!
あれから1か月以上が経ちましたが、今回はその続きでつい先ほど更新されたばかりの第266話について書きたいと思います。
第262話「火事場の関節技!!の巻」
強豪キン肉マンゼブラをも破った[オメガ・ケンタウリの六鎗客]の力にすっかりビビってしまったキン肉マンは、対戦相手のパイレートマンにも怯えてしまい逃げてばかりいました。
しかしパイレートマンにロープの端まで追い詰められてピンチを迎えたキン肉マンでしたが、「火事場のクソ力」を発動して逆にパイレートマンの右腕を締め上げます。
その後もアームロックでパイレートマンの左腕を締め上げますが、まだまだ「火事場のクソ力」は本域に達しておらずパイレートマンに力技で抜けられてしまいます。
馬乗りにされ顔面を殴られ続けるキン肉マン……
それを心配したミート君が「王子の火事場のクソ力さえものともしないパイレートマン、いったいどれほどの超人強度の持ち主なんだ⁉」と疑問に思います。
するとパイレートマン自ら

8000万パワーッ!
と答えます。
まさかの超人強度8000万パワーです!
そりゃパイレートマンが強いわけだ!!!!
数値だけでいうと7800万パワーのマンモスマンよりも上ということになります!
驚くキン肉マンとミート君に対して、パイレートマンが

と自ら答えます。
それを言っちゃ~……な感じではありますが(笑)しかし確かにこれまでも超人強度は単なる強さの目安であって試合に勝つかどうかは関係なかったりしますもんね。
超人強度だけでいうなら95万パワーのキン肉マンやテリーマンやロビンマスクよりも、先の闘いでパイレートマンに敗れた100万パワーのカナディアンマンの方が上ですからね。
でもカナディアンマンがキン肉マンやテリーマンやロビンマスクに勝てる気は全くしないですからね……。(笑)
しかしそれでも桁外れの超人強度を持っているパイレートマンの威圧感は半端ありません!
キン肉マンも負けてはいられないとキン肉ラリアットで仕掛けますが、簡単にかわされてパイレートマンの背中越しに投げられてしまいます。
断崖絶壁に落ちそうになったキン肉マンは、実はキン肉ラリアットはかわされること前提のエサであって本命は「48の殺人技のひとつ超人絞殺刑」をパイレートマンに掛けるためでした!
見事に決まった超人絞殺刑でしたがパイレートマンはこれまた力業で両足のクラッチを外してしまいます。
しかしその反動でパイレートマン自身が断崖絶壁から落ちることになってしまいました。
それを見たキン肉マンがパイレートマンを心配しますが……
落下中なのに余裕そうなパイレートマンは、なんと両腕からマグネット・パワーを発して難を逃れリングまで上ってきました!
まさかのマグネット・パワーの発動に驚きを隠せぬキン肉マンたち……。
その力を求めて地球にやってきたのではないのか?とパイレートマンに答えを求めると、

と言います。
果たしてその真意とは?
第263話「本当の侵略者!!の巻」
この第263話は、闘いに進展はなく回想のみになります。
パイレートマンが地球に来た目的をキン肉マンに打ち明けます。
もともとオメガの祖先たちは古代の地球に住んでいたのですが、なんと前シリーズに登場した完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の手によって虐殺され仕方なく辺境の地へと逃げざるを得なかったようです。
その時に完璧超人始祖たちのひとりサイコマンが使うマグネット・パワーに目を付け、その力を使えるように地下で研究したようです。
その結果パイレートマンのようにちょっとしたマグネット・パワーの真似事が出来るようになったとのことです。
あまりにも強い完璧超人始祖たちを前に、今のオメガの民では敵わないと地球を離れました。
そしてたどり着いたのが、宇宙の辺境にあるオメガの星に逃げ延びたとのことです。
しかし現在ではオメガの星の寿命が尽き滅亡の危機に瀕しているようです。
その未曾有の苦難の解決を図るためにオメガの星を救うことのできる”力”を求めて再び地球にやってきたようです。
そんな星の滅亡を救うような”力”とは一体何なのか?
ここで第263話は終わります。
第264話「ふたつの宿願!!の巻」
この第264話もほとんど回想のみです。
前回の続きを話すパイレートマン。
オメガの星の滅亡を防ぐには、やはり地球の”人の力”が必要なようです。
それが「火事場のクソ力(=友情パワー)」のことのようですね。
しかし星の滅亡を救うためという大義を知ったキン肉マンは、

そもそも闘う必要なんてない!私はいくらでもお前たちに協力してやる!

それならいくらでも身につけて持っていけーっ!
と憤慨します。
この申し出にパイレートマンは一瞬目を逸らせ

と拒否します。
なぜなら彼らの目的は、オメガの星を救うことだけではなかったからです。
第264話のタイトルにある通り「ふたつの宿願!!」のひとつがオメガの星を滅亡から救うことで……
もうひとつはなんと完璧超人始祖たちを仕切る超人閻魔ことザ・マンを含む神々を「火事場のクソ力」によって滅ぼすためだったのです!
それはキン肉マンの考えと相反する考え方です!
もしオメガの星を救うためにキン肉マンの厚意を受け入れて「火事場のクソ力」を身につけたとしたら、その後キン肉マンの考えと違った神々を滅ぼすという行為に「火事場のクソ力」を使うことで、結果キン肉マンを騙すことになってしまいます。
パイレートマンは

だからお前のその能動的な厚意を受けることはできん!
と言い放ちます。
ある意味、正々堂々としていますね。
キン肉マンたちと敵対するとは言え、オメガ・ケンタウリの六鎗客にはどこか武人としての信念のようなものが感じられます。
敵ながら芯が通っていると思います!
……って、完璧超人始祖たちが来る前はオメガの民も逆賊を虐殺してたんですがね。(笑)
これでゼブラを敗った後のマリキータマンが

大罪の片棒を担いでいるのかもしれないな。
と言ったことの意味がわかりましたね。
サタンを利用して更にキン肉マンの火事場のクソ力までも利用して神々を滅ぼそうとしているのですからね。
それを聞いたキン肉マンは、やはり納得いかない様子です。

だが今のザ・マンはお前たちの思っているような人物ではもはやない!
と反論します。
しかしパイレートマンを説得することなど出来ません!
話し合いだけで解決できないことも世の中にはたくさんあります!
そのことをキン肉マンが漫画を通して教えてくれているかのようです!
そしてキン肉マンは決意します!
「闘おう……わかり合うために。私が先の闘いでそのザ・マンに約束したのは……そういうことだ。」
ついに真剣に闘う気になったキン肉マンの台詞があまりにかっこよかったので、そのシーンをiPadで描いてみました。
そのセリフを受けてパイレートマンも

と闘う決意です!
ついにここからキン肉マンvsパイレートマンの真剣勝負が再開されます!
第265話「海賊男からの試練!!の巻」
激しい闘いが再開されました!
キン肉マンは肉のカーテンアタックでパイレートマンに突進しますが、なんとパイレートマンはそれを胸で受けてノーガードで無効化させてしまいます。
その後、カナディアンマン戦でも見せたジャケットシャッターでキン肉マンの頭部を挟み込みます。
キン肉マンは、自分の足を掴もうとするパイレートマンの手を警戒します。

と言うキン肉マンに

と疑問を投げかけるパイレートマン。
キン肉マンは過去にネプチューンマン戦で苦戦したマグネット・パワーを警戒していました。
しかしパイレートマンはこの試合でマグネット・パワーを使うことはないと言い放ちます。
このマグネット・パワーは、単なる真似事であった試合を有利に運ぶような使い方は出来ないためというのもあります。
しかしキン肉マンは、例え試合で使えるような代物でなくても、そのことは黙っていた方が試合が有利に運ぶのではないのか?と疑問を問いかけます。
パイレートマンは、この試合でマグネット・パワーや超人強度8000万パワーに頼るのではなくあくまで地力(じりき)のみでキン肉マンと闘うことを言い放ちます!
正々堂々としてはいますが、その自信とこれまでの強さを見ているとパイレートマンがかなりの強敵であることが伺えますね!
さて試合に戻って倒れたキン肉マンに対してポスト上からジャンプして攻撃を仕掛けるパイレートマンの隙をキン肉マンは見逃さなかった!
上空から攻めてくるパイレートマンを捕まええて、キン肉一族の伝家の宝刀「五所蹂躙絡み」またの名を「キン肉バスター」で捉えました!
ついに必殺技が決まるか!
……と、思った矢先にパイレートマンが[オメガの叡智]を使って「キン肉バスター」を破ります。
ジャケットをパラシュート型に膨らませた「パラシュートアンカー」で速度を落とし、逆に「キン肉バスター」を裏返して「バイキングバスター」でキン肉マンにダメージを与えます!
しかし[オメガの叡智]がジャケットを利用したパラシュートて……。(笑)
それに「キン肉バスター」は最近では、ほぼ決まりませんね。
なんか毎回「キン肉バスター」を破られて「この敵は強い!!!!」みたいな流れのような……。
ここまでが第265話でした。
そしてつい先ほど更新された第266話に行きましょう。
第266話「日本代表の友情!!の巻」
キン肉バスターを返されて倒れこむキン肉マンにパイレートマンは「甘い!甘すぎる!ちょっと気合を入れ直したぐらいで反撃に転じられると思うその態度!」と蹴りを放ちます!
キン肉マンの顔面目掛けて膝蹴りの連打を食らわせるパイレートマンは、「その程度じゃお前もあのカナディアンマンとかいう木偶の坊と変わらぬわーっ!」と言い放ちます。
カナディーさん、またディスられちゃってる……。(笑)
やられっ放しのキン肉マンに対してモニター越しにウルフマンが「何をやってやがるキン肉マン!」と鼓舞します!
カナディアンマンだけでなくティーパックマンや過去にキン肉マンと対戦したこともあったカレクックやベンキマンだって六鎗客にやられています。
星の滅亡を救うためや神々を滅亡させるオメガの目的に少しの情が沸いていたのかもしれないキン肉マンに対してウルフマンが「そのザマじゃぁ……お前に希望を託して死んだ仲間が浮かばれねぇだろうが!このクサレ木偶の坊がーっ!」と言い放ちます!
これを受けてキン肉マンは、「クサレ木偶の坊?フフフ……パイレートマンよりお前の暴言の方がひどいじゃないかウルフマン……。」と言い再び火が付きました!
今シリーズでのキン肉マンとウルフマンの熱いやり取りがすごくいいですね!
タイトルの「日本代表の友情!!の巻」通りに熱いやり取りです!
いつかキン肉マンとウルフマンの日本代表超人同士のタッグ戦を見てみたいものですね!
ついに反撃のため立ち上がったキン肉マンの体を、先の闘いで命を落としていったティーパックマン、カレクック、ベンキマンの亡霊が支えてくれています!
キン肉マンの体が再び光り始め「火事場の友情パワー」が発動します!
やはりキン肉マンには、友情の力が必須なのですね!
立ち上がったキン肉マンは、カナディアンマンの仇とばかりにパイレートマンをカナディアンマンの新技「リビルト・カナディアン・バックブリーカー」で締め上げます!
「これならどうだーっ!」と言い放つキン肉マンに対して、モニター越しにウルフマンも「フンッあのヤロウめ!」と嬉しそうです。
こういったシーンが最高なんです!
こういうのを四王子同士でもやって欲しかったかな~と思いますね。
負けそうになっていたゼブラをフェニックスやビッグボディにマリポーサが応援していたら、もしかしたらセブラが「友情パワー」を発揮してマリキータマンに勝てていたかもしれませんよね⁉
さて、「火事場の友情パワー」が発動したキン肉マンにはさすがの8000万パワーのパイレートマンでもこの技から逃れることが出来ません!
なんとか力を振り絞って「リビルト・カナディアン・バックブリーカー」から逃れたパイレートマンをキン肉マンは逃しません!
更に追い打ちで初登場の新技をお見舞いします!
それは師匠のカメハメから最後に授けられた「52の関節技のひとつシャットダウンクラッチ」という技です!
しかしこの関節技が決まっても嫌に落ち着いているパイレートマン……。
「これが本物の火事場のクソ力⁉これでこそ……地球に来た甲斐がある!」と不敵にニヤけています!
ここまでが第266話でした。
この続きは来週の11月25日に更新される予定の第267話からになります。
以上、【その後どうなった?キン肉マンvsパイレートマン【第262話~266話】】のご紹介でした。
いよいよキン肉マンvsパイレートマンの試合も佳境にさしかかったのではないでしょうか?
まだまだパイレートマンは、何か秘策を隠し持っていそうですね⁉
今後のお話が気になるところです!
それにこの試合が終われば、ついにスーパーフェニックスの約31年振りの闘いが見れます!
今後もこちらのブログで不定期ではありますが、ご紹介していきたいと思います。
ぜひまたこのブログを観に来てください。
オマケ?
今回のiPad絵「キン肉マン 闘おう…わかり合うために」をiPadで描いている写真です。
一応、毎回投稿しているので、今回も写真を貼ってみました。
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