
2019/06/19
【キン肉マン祝40周年記念】11年ぶりにジャンプに帰還!特別読切『さよなら、キン肉マン!!』でロビンマスクが登場‼
【 キン肉マン祝40周年記念】11年ぶりに週刊少年ジャンプに帰還!
特別読切『さよなら、キン肉マン!!』を読んだ感想です。
つい2日前に現行のキン肉マンのシリーズ『オメガ・ケンタウリの六鎗客』編の最新【第286話 両の眼(まなこ)を閉じた時!!の巻】を読んだ感想をいつものようにブログ記事で書きました。
【キン肉マン第286話】結成フルメタルジャケッツ!タッグパートナーは信頼関係が最も重要!
しかし今週のキン肉マンはそれだけではありません!
2019年の今年はキン肉マンの40周年の年となります。
それを記念して11年ぶりに週刊少年ジャンプに読み切り作品として帰還することが決まりました。
今回は『週刊少年ジャンプ(29) 2019年 7/1 号』に掲載されたその特別読切『さよなら、キン肉マン!!』を読んだ感想をブログ記事にしました。
ロビンマスクを始めキン肉マンに縁のあるアイドル超人達が勢ぞろいした大容量47ページの名作です!
キン肉マンが引退する?衝撃の47ページ特別読切は必読!
週刊少年ジャンプに掲載されるのが11年ぶりとなる今回のキン肉マンの特別読切の内容はなんと!!!!
キン肉マンの引退がテーマです!
時間軸的には、『王位争奪サバイバル・マッチ』後なのでキン肉マンがキン肉星の大王となっています。
そして11年前の29周年記念の特別読切に掲載されていた7人の正義超人達とのスパーリング後で、ウルフマンが引退した後になります。
ビビンバとの結婚式も終え、キン肉星大王としての戴冠式も終えたキン肉マンは、キン肉星の古くからの習わしとして現役を引退しなければいけませんでした。
そのキン肉マンの引退セレモニーが、かつて超人オリンピックが開催された日本の国立競技場にて開催されることになりました。
物語はその引退セレモニーの開催から始まります。
多くのファンが押し寄せ立錐の余地もないぐらい賑わった国立競技場の中央リングに、キン肉マンが花束を持って凛々しく立っています。
委員長にも既に引退届を出しています。
その引退届に書いてある「キン肉スグル」の字が汚いのがキン肉マンらしいです。(笑)
以前、『完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ) 』編で不可侵条約を締結した際に、正義超人代表のテリーマンと悪魔超人代表のアシュラマンに完璧超人代表のネプチューンマンがサインをしたのを思い出しますね。
今回の読切はその話よりも時間軸的には過去になりますが……現実の世界ではもう7年近くも前の話になります。
あの時もオシャレなテリーマンの文字、歪なアシュラマンの文字、洗練されたネプチューンマンの文字……とそれぞれの個性が文字に表されていました。
今回もキン肉マンのへたくそな文字が良い味を醸し出していましたね。(笑)
さて、引退セレモニーの習わしとしてキン肉マンと縁の深い10人の正義超人が順番にゴングを鳴らしていきます。
今回引退セレモニーに招待されている10人の正義超人達は以下の通りです。
●テリーマン
●ラーメンマン
●ロビンマスク
●ウォーズマン
●ブロッケンJr.
●バッファローマン
●ウルフマン
●ジェロニモ
●カレクック
●ベンキマン
アイドル超人以外にもカレクックとベンキマンも呼ばれていました。
彼らは『オメガ・ケンタウリの六鎗客』編にてウルフマンと共に『正義の五本槍』としても活躍したことも記憶に新しいです。
この2人がもしタッグを組んだら……「カレー味のう〇こがいいか?う〇こ味のカレーがいいか?」といった子供の頃に友達同士でふざけ合った内容が実現しますね!(笑)
このお下劣なツープラトンは、さすがに少年誌には載せれないか……。(笑)
まず最初に引退セレモニーのゴングを鳴らすのはジェロニモです。
その後、ブロッケンJr.やウルフマン、ラーメンマンにバッファローマンと続いていきます。
ウルフマンも先に引退をしていたので、自分に続いてキン肉マンまでもが引退をしたことに驚きを隠せない様子です。
ラーメンマンは自分よりも年下のキン肉マンが先に引退することを残念に思っているようです。
元悪魔超人だったバッファローマンは、湿っぽいのは苦手だぜ!と勢いよくゴングを鳴らします。
そして次にキン肉マンと最も仲の良いテリーマンがゴングを鳴らします。
ちゃんとテリーマンの左利き設定が活かされています。
これは今後、再登場したキン肉マン・ソルジャーこアタル兄さんの左利き設定も活かされる可能性もありそうですね?
テリーマンは敢えてキン肉マンに「お前が引退するということは今日でザ・マシンガンズも解散だな!しかしユーよりも強いタッグパートナーを探して見せる!」と言ってのけます。
この感じ……いいですよね!
少年漫画しています!(笑)
男同士の別れに涙は必要ありません!
敢えて厳しく言うことこそが真の友情の証明なのですよ!
8人の正義超人たちがゴングを鳴らし終え、残すはウォーズマンとロビンマスクの師弟コンビのみとなりました。
まずはウォーズマンがゴングを鳴らして、最後の締めはロビンマスクに託されています。
しかしまだロビンマスクの姿が見当たりません。
ロビンマスクがいないまま、先にウォーズマンがゴングの前に立ちました。
なぜか息の荒いウォーズマンに「大丈夫か?」とテリーマンが心配をします。
すると……ウォーズマンがいきなりベアクローを出しました!
誰も止めることが出来ないままウォーズマンがベアクローをゴングに突き刺します!
ベアクローによってヒビが入ったゴングを見て、熱い漢ブロッケンJr.がウォーズマンを真っ先に止めに入ります!
なぜ大切な友の引退セレモニーをぶち壊すようなことをするのか?
他の正義超人達がウォーズマンに詰め寄ります!
するとそこへロビンマスクが突如姿を現し、ウォーズマン達を止めに入ります!
ついに姿を現したロビンマスクがウォーズマンを止めたものの……なんと「こんなセレモニーなど認められるかーっ!」と言ってゴングを叩き割ってしまいます!
どうやらウォーズマンの先の行動もロビンマスクと打ち合わせをしていたようです。
ベアクローによってゴングを割れやすくしていたのですね。
しかしキン肉マンの引退セレモニーを冒涜するようなマネを、ロビンマスクがなぜ起こしたのか?
続きはぜひ『週刊少年ジャンプ(29) 2019年 7/1 号』で読んでみて下さい。
ちなみにロビンマスクの額部分には、大きな傷跡が付いてあります。
これはかつてキン肉マンと因縁の対決をした時と同じマスクのようです!
今回のロビンマスクの行動には深い理由と決意がありました!
最終的にはわかり合う2人なのですが、そこにはとても奇妙な絆を感じることが出来ました。
今回は最後にわかり合った2人の絵をいつものiPadで描いてみました。
ロビンマスクがキン肉マンとの友情を確かめ合う感動的なシーンです。
ロビンマスクのカラーリングはアニメではなく漫画に合わせました。
せっかくなので下絵の方も掲載しておきます。
11年ぶりの少年ジャンプ特別読切は、少年誌に相応しい王道の友情物語でした!
キン肉マンファン必読の読切です!
ちなみにロビンマスクとキン肉マンとの友情物語と見せつつの委員長とキン肉真弓との「いい話」もあったりします。
委員長の株が上がります!(笑)
またラーメンマンが「コイツにはアッパーが効果的だぞロビン!」とアドバイスするのがなんとも笑えます。
そして最後に、今回登場した10人の正義超人達が勢ぞろいする……はずが、ウルフマンだけ忘れられていたりします……。
せっかく『オメガ・ケンタウリの六鎗客』編で大金星を上げたのにこの酷い扱い……。(笑)
まぁ呼ばれていないカナディアンマンやスペシャルマンのことを思えば、まだマシですかね。(笑)
早いもので40周年を迎えたキン肉マン……今後も50周年、60周年と続いていくことを期待したいですね!
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