
2019/12/23
【キン肉マン第304話】やっぱりパイレートマンはいい人⁉真のオメガの希望となったアリステラの前にサタンが出現!
【キン肉マン 第304話 真・オメガの救世主!!の巻】を読んだ感想です。
闘いを終えて……アリステラが思うこと
前回の【キン肉マン 第303話 オメガの落涙!!の巻】の続きです。
【キン肉マン第303話】完全決着!アタル版マッスル・スパーク 長かったオメガ・ケンタウリの六鎗客編よさらば?
ついにオメガ・グロリアスvsフルメタルジャケッツのエクストラタッグマッチ戦も、大将同士の対決で勝負が決まりました!
アリステラの『オメガ・ハルマゲドン・アベンジャー』を脱出したソルジャーが『アタル版マッスル・スパーク』にて決着をつけたことで、『オメガ・ケンタウリの六鎗客』との闘いも全てが終わりました。
勝負に敗北したアリステラは、オメガの教えの過ちを認めるしかないのか?と迷い始めます。
そこにソルジャーが、アリステラが私利私欲のために動いていたのではなく、オメガを救うために滅私奉公を続けてきたことに嘘偽りはないからこそ、道を間違えなければキン肉マンにも匹敵する力を手にすることが出来るだろうと諭します。
この言葉を聞いたアリステラは、道を正すことが出来るのか?
【キン肉マン 第304話 真・オメガの救世主!!の巻】の内容
パイレートマンの助言

その言葉に驚くアリステラにソルジャーは更に付け加えます。
素質のあるアリステラであれば、道さえ間違えなければキン肉王族の『慈悲の力』を使いこなすことが出来ることでしょう。
それに気づいたソルジャーやスーパーフェニックス達が、サタンのような悪しき者にアリステラの才能を利用される前に今回この闘いに参戦して止めに来たと話します。
しかしアリステラ自身は闘いに敗北したことで意気消沈してしまい、すっかり自信を無くしています。
道を見失った今の自分にその力を手にする資格があるのか?……と。
その話を巨大モニター越しに聞いていたパイレートマンが話し始めます!

パイレートマンは、アリステラのオメガの救世主であることに違いないと言い出します。
その道はザ・マンを倒すという方法だけじゃなくないことも……。
アリステラの魅力は、その強さと才能のみにあるのではなく故郷を愛するその優しさを知っているからこそ、パイレートマンやマリキータマン達『六鎗客』のメンバーは信じてついてきたのです。
全てをひとりで背負い込まず、もっと仲間を頼るべきだとも……。
今回はいつものiPad絵でアリステラに助言をするパイレートマンの1コマを描きました。
この言葉に胸を打たれたアリステラは、ようやく考えを改めようと決心したようです。
これまでオメガの教えを守り広めることが自身の役目だと考えていたアリステラでしたが、もしその教えに過ちがあったとしたら……
その悪しき伝統を正すのも当主である自分にしか出来ないことだと悟ったアリステラは再び希望を取り戻したようです。
自分の代でオメガを変えることアリステラは、パイレートマンに熱く誓います。
そのシーンでは、弟のディクシアやルナイトにヘイルマン、ギアマスターといった闘いで散っていった仲間達のビジョンが空に浮かんでいました。
亡くなっていった仲間のためにも、アリステラは真のオメガの救世主へとならなければいけないのです!

あのヤロウ…
それを聞いたブロッケンも涙ながらに喜んでいます。
泣き虫なブロッケンを見て、ソルジャーも……

誇りにしていい涙だ
と話します。
これにて一件落着!
長かった『オメガ・ケンタウリの六鎗客』との闘いもさらば!!!!
突如姿を現したサタンの真の目的とは?
……これで一件落着するほど甘くはなかったです!
雷鳴が頭上で轟き始めます。
雲間から姿を現したのは悪の大魔王サタンの顔でした。
やはりサタンが自分の都合のいいようにアリステラ達をたぶらかしていたようです。
神の1億パワーに自力で到達できる才能を持ったアリステラの身体を”依り代”として乗っ取るつもりだったようです。
アリステラが『火事場のクソ力』を会得し、超人墓場に突入した時点でサタンが身体を奪い、ザ・マンを打倒する狙いだったと話します。
もちろんこの話を聞いたアリステラは、サタンに対して激怒します!
そんなことをしても、今のザ・マンの地位にサタンが付くだけでそんなものはオメガの望みではない!と……。
それを聞いたサタンも、恨みの念の薄れたアリステラなど利用価値はない!と判断し、「これより制裁を加える」と警告します。

その瞬間、サタンの口から鋭利な鉄柱が飛んできました!

このままではアリステラの命が……
アリステラを救おうと動いたソルジャーでしたが、それよりも先に動く者がいました!
グサッ!

なんとサタンの魔の手からアリステラを救ったのは、盟友マリキータマンでした!

必ず守る…
こんなところでオメガの救世主を失うわけにはいかないとマリキータマンが最後の力を振り絞ってアリステラの身代わりとなったのです。
次回、サタンの新たな狙いとは?
【キン肉マン 第304話 真・オメガの救世主!!の巻】の感想
以上が今週のキン肉マン『第304話 真・オメガの救世主!!の巻』でした。
次回の第305話は、来年の2020年1月13日(祝月)に更新されるようです。
やはり今週で年内のキン肉マンは最後でしたね。
今回は闘いも終わったので会話のみの回となりましたが、色々と話が進みました。
ソルジャー達『運命の五王子』がこの闘いに参戦したのも、やはりアリステラの素質を知った上でサタンに利用される前に止めに来たのが目的だったんですね。
なんとなくはそんな気がしていましたが、もっと他にも理由があったのかな?と深読みしてしまいました。
また予想通りにパイレートマンがアリステラを説得していましたが、その説得にも素直に応じたアリステラも『真の悪者』ではないようです。
でも序盤に正義超人軍のモブ達やウルフマン以外の正義の五本槍の4名を惨殺しているのでそこは何とも許しがたいですが……。(笑)
僕は今回の『六鎗客』のメンバーではパイレートマンが一番気に入っていたので、アリステラを説得するおいしい役回りがあったので良かったといったところです。
てっきり先週までは、『完璧超人始祖編』の時のように最後にキン肉マンが締めるのかな?と思ったんですが……1言も台詞がありませんでしたね。
今年最後に主役のキン肉マンの台詞が全くないまま終わってしまうとは……。(笑)
またパイレートマンの説得の後、納得したアリステラが倒れていった仲間達を思い浮かべるシーンがあったのですが、そこにマリキータマンが入っていなかったので『ナパーム・ストレッチ』で絶命したわけではなかったんだ!マリキータマンはまだ生きてる⁉と思っていたのですが……
まさかの最後のシーンでサタンの制裁による犠牲者となってしまうとは……。
だいぶ前に僕もこのブログで「マリキータマンは何となくサタンの手下の強さを見せつけるための噛ませ犬になるのかも?」と書いていたと思うのですが、サタン本人にやられてしまうとは……。
マリキータマンが三戦も連続で闘ったのは、今後の出番がもうないからだったのでしょうかね……。
もしかしたらアリステラとパイレートマンに関しては、今後もキン肉マン達と共闘することがあるのかもしれません⁉
パイレートマンの闘いはもう1試合観たいと思っていたので、期待したいところです。
ところでパイレートマンの説得中にもアリステラが『六鎗客』のメンバー達と切磋琢磨している過去を思い出していたシーンがありましたが、焚火を前にしているヘイルマンは溶けてしまわないのか?と心配になりました。(笑)
始祖達や悪魔超人達といい、『六鎗客』のメンバーも和気あいあいとしていて正義超人よりも仲良しなんじゃないの?と思います。
また最後のシーンでは、アリステラを守るためにソルジャーが動いたので「もしかしてアタル兄さんがここで退場するのか⁉」と焦りましたが、よく見るとリングの外からアリステラを救う影が動いているシーンがありました。
この1コマでマリキータマンだとすぐにわかったのですが、これで『六鎗客』もアリステラとパイレートマンの2人だけになりましたね……。
今年はこれで終わりですが、来年はサタンとの新たな闘いが始まりそうです!
もしかしたらソルジャーだけでなく、他の四王子にも再度闘いの舞台が用意されているのかもしれません⁉
スーパーフェニックスやゼブラも次こそは活躍できるのかな?
これだけでは物足りないですからね。
それとソルジャーがブロッケンを呼び寄せる前に思わせぶりな登場をしていたネプチューンマンも来年こそは活躍して欲しいところです。
再開後のキン肉マンでネプチューンマンはまだ活躍していませんからね……。
それにしても『六鎗客』との闘いで終わるのではなく、来年も引き続き更新があるようなのでそこは一安心といったとこですね。
今年は結局アリステラvsスーパーフェニックス、オメガグロリアスvsフルメタルジャケッツの2試合しか描かれていませんでしたが、来年はもう少し多く闘いが見れたら良いですね。
来年の更新を楽しみに待ちましょう。
それではぜひまたこのブログを読みに来てください。
しかしサタンの笑い声がゲギョゲギョだったとは……。
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