
2020/04/14
【キン肉マン第313話】ザ・マンを前に緊張するキン肉マン…今回の黒幕は『調和の神』なのか⁉
【キン肉マン 第313話 真実への十四階段!!の巻】を読んだ感想です。
”天への歩道”を渡りモン=サン=パルフェで待つ超人閻魔ことザ・マンが語る真実とは⁉
前回の【キン肉マン 第312話 開かれし“天への歩道”!!の巻】の続きです。
【キン肉マン第312話】”天への歩道(ロード・トゥ・ヘヴン)”を渡りモン=サン=パルフェへと向かうキン肉マン一行
完璧超人始祖”完璧・陸式(パーフェクト・シックス)“の称号を持つジャスティスマンに連れられザ・マンの蟄居する『聖なる完璧の山(モン=サン=パルフェ)』……またの名を『超人墓場』に生きたまま辿り着いたキン肉マン達。
墓守鬼もジャスティスマンの命令に従いキン肉マン達には何も手出しは出来ません。
あくまで客人扱いのキン肉マン達は、あっという間に超人閻魔ことザ・マンの待つ部屋へと辿り着きます。
そこで待ち構えていたのは、レコードを聴きながら大きすぎる牢に自ら収まったザ・マンの姿でした。
ついにザ・マンから今回の黒幕が誰なのか真相が明かされることになるのか?
キン肉マン 第313話 真実への十四階段!!の巻】の内容
ジャスティスマンに導かれし超人達を迎え入れるザ・マン
キン肉マン達が辿り着くのをじっと待っていたザ・マン……

モーツァルトは聴くか?
ザ・マンのいきなりの質問に驚くキン肉マン……

ザ・マンが語るには、モーツァルト作り出した音楽は『完璧』であるということ。
かつて自分が目をかけた超人達を『完璧』に鍛え上げたザ・マンが言うからこその説得力です。
モーツァルトだけでなく、人間の作り出した音楽という文化やレコードプレーヤーもまた知恵の産物だと褒めたたえるザ・マンは、人類が天界の神の想像をも超えるものを作り上げたのだと語ります。

こういう実り豊かな未来であった
それは、かつて天界の神の怒りを買って絶滅の危機に陥った超人達にも『希望』を見出し、彼らに『未来』を与えたザ・マンの思想そのものでした。
そう言うとザ・マンは、この場に辿り着いたジャスティスマンに導かれし超人達の到来を歓迎します。

ついに目にした仇敵を前に少し構えるアリステラ。
まずはジャスティスマンが話し始めます。
悪魔将軍ことゴールドマンに敗れ心を入れ替えたザ・マンは、約束通りに『超人墓場』から出ることをやめ、ようやく新時代の超人達に未来を託す気になったようです。
ストロング・ザ・武道の装束も捨て、もとのザ・マンに戻ったと語ります。
それでもジャスティスマンを含む10人の完璧超人始祖達10人は、自分にとって良い弟子達であったと……。
そのことを気づかせてくれたのが、一番弟子のゴールドマンとその弟シルバーマンの子孫であるキン肉マンだったとザ・マンは言います。
今回はザ・マンにそう指摘され緊張するキン肉マンの絵をiPadで描きました。

ありがとう

ザ・マンの表情はとても穏やかで、かつてのストロング・ザ・武道の面影は全くありません。
今回の黒幕は『天界の神』⁉

全ての真相を
ジャスティスマンにこう言われたザ・マンは、アリステラに真相を語り始めます。
それは太古の昔に地球の大部分を支配していたオメガの民がマグネット・パワーの存在に手を出し、「初めて”神”を目指した民」だったということです。
しかしその思想は『天界の神』達から許されるようなことではありませんでした。
この思想はザ・マンのものではなく、別の『天界の神』の考えだと話します。

それを許さぬ大きな存在が
別にいるのだ
天を指さすザ・マン……

天井を見上げるアリステラ達……




ザ・マンの語る真実に驚くキン肉マン達……
それはザ・マンが神をやめ超人になるよりも遥か昔に遡ります。
ザ・マンが神をやめたのは超人達を救うためでもありました。
それとは反対に、神をも脅かすような力を持ち始めた超人という種族を絶滅させようと考える派閥も存在していました。

仕方ねぇようなアブねーヤツも
いるってことかよ!
ブロッケンが言う通り『天界の神』達は、超人を[生かす方の勢力]と[殺す方の勢力]に二分されていました。
その[生かす方の勢力]を代表するのがザ・マンだったのです。

かつての私

慈悲の神とはなんという運命か
キン肉マンやその兄アタルの祖先であるシルバーマンを祖とするキン肉族も”慈悲の心”を最大の武器に闘う超人達なのです。
そして[殺す方の勢力]をまとめていたのが、かつてのザ・マンに匹敵する絶大な力を身に着けていたもうひとり……

なんと!今回の一連の騒動の黒幕は”調和の神”と呼ばれる『天界の神』のひとりだったようです!

そんなヤツが⁉
驚くアリステラ達の運命や如何に⁉
【キン肉マン 第313話 真実への十四階段!!の巻】の感想
以上が今週のキン肉マン『第313話 真実への十四階段!!の巻』でした。
衝撃の黒幕が判明したところで……残念なお知らせが……。
新型コロナの影響もあって次回314話の更新が約1ヵ月後の5月18日(月)まで延期されることになりました。
しかも5月18日(月)というのも状況をみて変更される可能性もあります……。
先週、令和2年4月7日(火)緊急事態宣言が発令され、このパンデミックの危機もいつ収束されるのか?誰にも予想は出来ません。
このブログを書いている僕自身も日々不安を感じながら生活をしています。
ゆで先生が今週の巻末に書いていたように……今は『何もしない』という行為そのものが最大の友情なのかもしれません⁉
1ヵ月後に無事314話が更新されることを願って待ちましょう!
ちなみに来週の4月20日(月)は、コミックス『キン肉マン 読切傑作選2011-2014』より「ラーメンマンとブロッケンJr.~恩讐の彼方に~」がWEB公開される予定です。
僕はこのコミックを持っているので既に読んだ内容ではありますが……まだの方はぜひ来週もWEBで読んでみてください。
ラーメンマンとブロッケンJr.が仲間になる過程が描かれた名作ですよ。
さて、新型コロナの影響で多少ショックな延期の情報もありましたが……今回の『オメガ・ケンタウリの六鎗客』も、前シリーズと繋がりましたね!
ザ・マンがカピラリア七光線から超人達を守るために神の座を捨て超人になったことは、『完璧超人始祖』編でも語られていました。
でもこの過程をキン肉マンやブロッケンJr.はちゃんとは知らないんでしたっけ?
更には、アリステラ達の先祖となる太古のオメガの民が地球を追いやられたのも、ザ・マンや完璧超人始祖達が原因なのではなく”調和の神”が原因なのかもしれません。
もしかしたら今後は、”調和の神”が超人を抹殺するために刺客を送ってくるのかもしれませんね⁉
そうなってくると、ザ・マンのもとで闘うキン肉マンチームと”調和の神”のもとで闘う敵チームと……
まるでドラゴンボール超の『力の大会』みたいになったりして⁉
しかし前シリーズの始祖達よりも更にスケールのデカい『天界の神』が相手となると……ジャスティスマン以外で敵う者がいるのでしょうか……。
一応、”火事場のクソ力”が使えるキン肉マンと、それと同等程度の能力を持つアタルにアリステラは何とか頑張れそうですが……もはやブロッケンやテリーマンの出番はなくなりそう⁉
これは悪魔将軍にも頑張ってもらわないと!
スーパーフェニクスも最初から”知性の神”のブーストを使わないとダメでしょうね……。
せっかく大活躍したビッグボディもあれで終わりかも……。(笑)
そして、ゼブラの再活躍の日は訪れるのか?(笑)
新シリーズが始まりそうなところで約1ヵ月の休載を挟みますが……次回を待ちましょう!
それでは、ぜひまたこのブログを読みに来てください。
オマケ?
今回も色塗り前の下絵を掲載しておきます。
あの闘いから1ヵ月後にザ・マンと再会したキン肉マンでしたが……この緊張っぷり!(笑)
今回はミート君以外全出演キャラにセリフがありましたね。
ザ・マンが天を指さしているのにジャスティスマンだけ上を見ずに左側を見ていたのはなんだか笑えました。
それにストロング・ザ・武道の装束も捨てていたんですね。
よく考えたら、前シリーズの最初にビッグ・ザ・武道を思い起こさせるストロング・ザ・武道が登場して……今シリーズではオメガマンを思い起こさせるアリステラが登場して……
ビッグ・ザ・武道もオメガマンもそれぞれ『夢の超人タッグ編』と『キン肉星王位争奪編』におけるナンバー2の敵だったので興味深いことですね。
『キン肉星王位争奪編』でラスボスを務めたスーパーフェニックスは活躍できないまま負けてしまいましたが……『夢の超人タッグ編』のラスボスだったネプチューンマンにはそろそろ活躍してほしいところです。
復活後のキン肉マンでは、キン肉マンがネメシスと闘うように仕向けることぐらいしかしていませんでしたからね……。
今シリーズで思わせぶりな登場をしておきながら、あれから1年経ってまだ再登場していません。
今回も、ザ・マンの間に辿り着くも、側近のネメシスやネプチューンマンの姿が見当たりませんでしたね。
アタルがタッグマッチのパートナーを選ぶ際にはどちらもザ・マンの近くに居たような……⁉
しかし今後”調和の神”との闘いには参戦するものだと思いたいです。
あれ?もしかして大魔王サタンも”調和の神”にやとわれていたとか??(笑)
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