カテゴリー:comic

2018/08/03

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読みました。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事のタイトル画像です。

衝撃の問題作『デス・オブ・ウルヴァリン』‼

ウルヴァリンの最期を描いた衝撃の問題作がついに邦訳化されました!

X-MENの人気キャラクターであるウルヴァリンの最期を描いた衝撃作が先月ついに日本語訳化されて発売されました!

 

 

1990年代からヒーローの最期を描いた問題作は色々と発売されては来ました。

 

だいぶ前にキャプテンアメリカの死を描いた『デス・オブ・キャプテン・アメリカ』も2冊のコミックが邦訳化されています。

 

 

結局のところこういったヒーローの死を描いた作品は、話題集めが出来るので『稼げるネタ』になっているのは否定できないとは思います。

 

なんだかんだで一度死んだヒーローが復活して、また物語を新たに仕切り直すためのイベントだったりもします。

 

今ではキャプテンアメリカも復活して元気そうですからね。(笑)

 

僕も好きな日本の名作漫画『キン肉マン』と同じで、アメコミのキャラクターも死んだと思っていたキャラクターが何の説明もなしに生き返っているなんてしょっちゅうある事です!(笑)

 

あまり気にしてはいけません。そういうもんだって楽しみましょう!(笑)

 

『デス・オブ・ウルヴァリン』を衝撃作だと感じた理由

ところで、今回の『デス・オブ・ウルヴァリン』が衝撃的だと僕が感じた理由を挙げてみます。

 

まず、ウルヴァリンはマーベル社のキャラクターの中でもスパイダーマンと並ぶぐらいの人気キャラクターです。

 

そのため同社の稼ぎ頭筆頭でもあります。

 

そんなウルヴァリンを物語から退場させるということは、稼ぎ頭の人気キャラクターを当分使うことが出来ない……ということです。

 

これって会社的には人気商品を封印するということで売り上げに直結するんじゃないの?……って感じです。

 

まぁ結局のところキャプテンアメリカの時の様にいずれ復活はするのでしょうが……(笑)それでも当分は使えません。

 

そしてもうひとつ、衝撃だと感じた理由は……19世紀から生きている不死身の男が死亡したということです。

 

ウルヴァリンは、19世紀のカナダ・アルバータ州に住む裕福な家庭の長男ジェームズ・ハウレットとして生まれました。

 

しかし彼は生まれながらのミュータントだったのです。

 

特徴として手の甲から攻撃用の爪が伸びるというわかりやすい能力がありますが、ウルヴァリンの本来のミュータント能力はどんな傷でも瞬時に治すことのできる『ヒーリング・ファクター』にあります。

 

この能力は、例えば銃で体中を撃たれても瞬時に回復するので怯むことなく敵に向かっていくことが出来ます。

 

ビーム光線やテレパシー能力などの飛び道具がないウルヴァリンですが、この『ヒーリング・ファクター』があるため遠距離から相手に攻撃されてもそのまま相手まで接近して爪の攻撃をくらわすことが出来るのです!

 

だから数多いX-MENのキャラクターの中でも最強クラスのミュータントでもあるのです。

 

更にこの『ヒーリング・ファクター』は老化を遅らせるという効能もあります。

 

19世紀から100年近く生きているのに、いまだに中年の見た目で動きも素早く衰えていないのは『ヒーリング・ファクター』の能力によるものです。

 

そんなほぼ不死身の「ウルヴァリンが死ぬの⁉」という衝撃です。

 

ただ事前にこのお話のことは海外サイトを見ていたのでなんとなくは知っていました。

 

ウルヴァリンがこの本の出来事の前に『ヒーリング・ファクター』を失っていたことも知ってはいました。

 

しかし『ヒーリング・ファクター』の能力を失ったのはこれが初めてではありません。

 

これまでにもちょくちょく『ヒーリング・ファクター』を失っています。

 

それでもこれまでだったらピンチをなんとか乗り越えて再び『ヒーリング・ファクター』を取り戻していました。

 

今回の『デス・オブ・ウルヴァリン』では『ヒーリング・ファクター』を失って最終的には死んでしまうというのは、海外サイトを見てこのお話を初めて知った時に驚きました!

 

そんな気になる『デス・オブ・ウルヴァリン』がついに日本語化してコミックが発売されたことをともて嬉しく思います。

 

 

『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想【多少のネタバレ含みます。】

購入した『デス・オブ・ウルヴァリン』の表紙です。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真1枚目です。

表紙には、傷を負って跪くウルヴァリン……

 

周りにはウルヴァリンと関係のある人物が描かれています。

 

チャック(プロフェッサーX)にスリム(サイクロップス)にジーンやセイバートゥース、ミスティークにオメガレッドにエレクトラ、レディ・デスストライクにシルバーサムライ、呉宮(オグン)と……更にウルヴァリン初登場時に戦ったハルクとウェンディゴも写っています。

 

しかし今回の物語に出てくるキティ・プライドとバイパーは写っていませんね。

 

そしてウルヴァリンのダメ息子のダケンも写ってないですね。(笑)

 

ちょくちょく関係のあったストームが写ってないのも訳ありなのかな⁉

 

それとも単に忘れられてるだけ⁉(笑)

 

もしかしたらダケンとX-23は、ウルヴァリン亡き後に新生ウルヴァリンとして遺志を引き継ぐこととなるので写っていないのかもしれません。

 

そして裏表紙はウルヴァリンが自身のあだ名『ローガン』と書かれた墓の前にもたれ掛かっている絵柄です。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真2枚目です。

今作で『ウルヴァリンが死ぬ!』ということを表していますね……。

 

今回のウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』と、ウルヴァリンの誕生を描いた『ウルヴァリン・オリジン』を並べてみました。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真3枚目です。

 

 

2001年に発表された『ウルヴァリン・オリジン』と2014年に発表された『デス・オブ・ウルヴァリン』……世界最強のミュータントの壮絶な人生がそこには描かれています…。

 

今回の『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んでみてすごく面白かったと感じたのが、ウルヴァリンの最期に相応しい描かれ方がされていたからです。

 

というのもウルヴァリンは『ウェポンプラス』計画の10番目の被験者として肉体改造を施されています。

 

『ウェポンプラス』計画は、アメリカ政府とカナダの秘密組織デパートメントKが共同で行った超人兵士計画のことです。

 

この実験の1番目の被験者が実はキャプテン・アメリカなのです。

 

ちなみにこの実験の派生として生み出されたのがデッドプールになります。

 

デッドプールの翻訳コミック(邦訳版)を現時点で発売されている順番にまとめました。


この実験でウルヴァリンは全身の骨格に「アダマンチウム」を合成されます。

 

そのことで戦士としては強くなりましたが、記憶まで操作されたため過去の自分のことを一切忘れてしまいます。

 

記憶を失うだけでなく、時には理性まで失って制御が効かなくなり暴れてしまうこともあります。

 

この実験のことをウルヴァリンはもちろん喜んではいません。

 

実験の首謀者である謎の人物「プロフェッサー」と、実験を施した科学者の「エイブラハム・コーネリアス」のことを恨むようになりました。

 

この辺のお話は、超人兵器を生み出す『ウェポンプラス』計画の10番目の被験者にされ全身にアダマンチウムを埋め込まれるお話しを描いた『ウエポンX』と、実験のその後からX-MEMに加入する以前の話を描いた『シーズンワン』を先に読んでおいた方が面白くなります。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真4枚目です。

 

 

 

特に今となってはレアなコミックにはなっていますが、『ウエポンX』の方はアメコミ界を代表するような名作ですのでぜひ読んでみて下さい。

 

『デス・オブ・ウルヴァリン』の結末は、この『ウェポンプラス』計画で終わります。

 

ウルヴァリンのヒーローとしての始まりは『ウェポンプラス』計画を描いた『ウエポンX』と、実験のその後『シーズンワン』でしたが、ウルヴァリンの最期は同じ『ウェポンプラス』計画にたどり着きます。

 

もちろん敵の首謀者はエイブラハム・コーネリアスです。

 

このコーネリアスって確かウルヴァリンの元同僚のマーベリックに撃たれて死んでなかったっけ??って思ったんですが……アメコミで復活はよくあることですので気にしてはいけませんね。(笑)

 

僕が子供の頃に買った1995年のX-MENのコミックの2冊目の最後に描かれていました。

 

 

ちなみにオメガレッドが登場するお話です。

 

ウルヴァリンを後ろから撃とうとして、逆にマーベリックに脳天を撃たれて死んだはずでした。

 

そのコーネリアスが何故か生きていて(笑)年老いてもまだ実験を続けていたんです。

 

今回は同時に3名が捕らわれて実験台にされていました。

 

そこに『ヒーリング・ファクター』を失ったウルヴァリンが乗り込みます!

 

捉えられた3名の被験者が、溶けてドロドロになったアダマンチウムを合成されそうになった正にその時に駆け付けたのです。

 

これ以上自分のような犠牲者を出させないために、コーネリアスに立ち向かうウルヴァリン!

 

最終的にウルヴァリンは、3人の被験者を助けるために自らが溶けたアダマンチウムを全身に被ってしまいます。

 

その場に置いてあった3本のリージェン血清というどんな傷でも治す新薬が入った注射器を、ウルヴァリンは自分には使わずに3人の被験者の傷を治すために使います。

 

ドロドロのアダマンチウムを全身に被ったウルヴァリンは『ヒーリング・ファクター』を失っているのでこのままでは回復することは出来ずに死んでしまいます。

 

実験室から脱出して逃げようとするコーネリアスを追う瀕死のウルヴァリン……。

 

そのウルヴァリンに対してコーネリアスはこう言い放ちます。

 

「(私は)最善を尽くした!世界を変え、大事を成すべく努力した!」

 

まるで人体実験をして楽しんでいた自分のことを大義があってやっていたのだ!と自己肯定しているようです。

 

「だがお前は……殺しただけだ……それだけの人生だ!」

 

ヒーローとなった後もウルヴァリンは汚れ仕事を一手に引き受けていました。

 

凶悪な敵であれば容赦なく相手を殺害して来ました。

 

本来であればヒーローのご法度であった「殺し」をウルヴァリンは行っていたのです。

 

これは他のものに辛い思いをさせないために、自分が手を下すことで仲間を守ってきたのです。

 

そんなウルヴァリンに対してコーネリアスの最期の言葉はこうでした。

 

「殺す以外、何をしてきたと言うのだ!」

 

コーネリアスの中では、ウルヴァリンは単なる殺人兵器でしかなかったのでしょう。

 

しかし直前にもコーネリアスによって人体実験をされそうになっていた3人の被験者の命を救ったのはウルヴァリンでした。

 

これまでにコーネリアスは自身の目的だけのために捕まえた人間に人体実験を施して利用して殺していました。

 

そして皮肉にもその被験者のうちのひとりがその実験に終止符を打ち、自身の命と引き換えに最後の実験から3人の命を救ったのです。

 

ウルヴァリンの運命を変えた『ウェポンプラス』計画で最期を迎えるのはなんとも憎い演出だと感じました。

 

しかも最期はウルヴァリンを強くした一因でもあるアダマンチウムによって命を失うことになります。

 

それまでは骨格にアダマンチウムを埋められていたのですが、最期は全身にアダマンチウムを浴びてしまい窒息しました。

 

全身の骨と融合した重量のあるアダマンチウムを支えていたのはウルヴァリンのミュータント能力である『ヒーリング・ファクター』でした。

 

しかし『ヒーリング・ファクター』を失い、全身にアダマンチウムを浴びてウルヴァリンは最期の時を迎えるのでした……。

 


 

 

ただあの状態だと普通に『ヒーリング・ファクター』を取り戻せばウルヴァリンは復活しそうですね。

 

そういった希望を持たせつつも今回の『デス・オブ・ウルヴァリン』で一応は幕引きとなっています。

 

この後は、前述しましたようにX-23などがウルヴァリンの後を継ぎます。

 

そして更にその後は、別世界の未来を描いた『オールドマン・ローガン』から年老いたウルヴァリンが正史の方にも登場します。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真5枚目です。

 

 

 

まぁデッドプールがコミック上で「今は死んでる設定のウルヴァリン」みたいなメタ発言をしていたので、結局復活はするのですが(笑)……その辺はまた何年か経った頃に邦訳コミック化しそうですね。(つい最近復活しました。)

 

しかし『デス・オブ・ウルヴァリン』の内容はとても面白かったですのでおすすめですよ!

 

 

 

『デス・オブ・ウルヴァリン』でかっこよかったページ!

少しだけ僕の印象に残ったかっこよかったページをご紹介します。

 

まずは冒頭のタイトルが描かれたページです。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真6枚目です。

巻末に説明が載っていたのですが、ウルヴァリンの背中の上部にタイトルやクレジットを入れるアイデアが出来上がったことが書かれています。

 

右手の部分に「オレに奇跡は似合わねぇか」とウルヴァリンの脳内での台詞が描かれています。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真7枚目です。

そう言いつつ、何度も奇跡の復活しているのですがね。(笑)

 

そしてやはりウルヴァリンと関係のある国と言えば……日本です!

 

この『デス・オブ・ウルヴァリン』でもお馴染みのキティと一緒に日本にお出かけしています。(実際はオグンを追って来ています。)

 

その1コマが素晴らしかったです。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真8枚目です。

東京の小石川後楽園で佇むウルヴァリンとキティの絵です。

 

海外の漫画家が描く日本のヘンテコな景色って、いつも「何だこれ⁉すげー勘違い!(笑)」って感じるのですが、今回のこの絵は素晴らしいなって思いました。

 

日本の美がちゃんと描かれています。

 

そこにウルヴァリンと、娘のように可愛がってきたキティが座っているというなんとも感動的な絵です。

 

このページは一番印象に残りました。

 

あとオグンに精神を乗っ取られ操られたキティと戦っている最中にウルヴァリンが侍仕様になるシーンもかっこよかったです。

【ウルヴァリン死す……。】ウルヴァリンの最期を描いた『デス・オブ・ウルヴァリン』を読んだ感想を書いたブログ記事の写真8枚目です。

映画『ウルヴァリン: SAMURAI』のヒュー・ジャックマンを彷彿させるかっこよさですね!

 

 

 

ウルヴァリンのコミック誌はこういったかっこいいシーンが満載なのが良いですよね♪

 

今後も邦訳コミック化に期待したいです。

 

最後に過去記事のお知らせです。

 

昨年にこのブログで僕の持っているウルヴァリンのコミックをご紹介しているまとめ記事を書いていましたので、併せてそちらもぜひ読んでみて下さい。

 

 

ウルヴァリンおすすめコミックを順番にまとめました。

 

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