2018/04/25
デッドプールの翻訳コミック(邦訳版)を現時点で発売されている順番にまとめました。
デッドプールの邦訳版翻訳コミックまとめ
このブログ記事を参考にデッドプールのコミックを読もう!
今回は6月に実写映画第二弾が公開予定の人気アメコミキャラ、デッドプールの邦訳版翻訳コミックの現時点で発売されているものをまとめてみました。
もちろん全て僕も購入して持っているものばかりです。
僕が持っている/知っている範囲内でのご紹介となりますので、予めご了承下さい。
以前書いていた【お勧めウルヴァリン本!】の記事みたいに、簡単にお勧めポイントなんかも書いてみます。
どれも面白い作品ばかりですので、ぜひ気になった作品を購入して読んでみて下さい。
それではご紹介していきます。(発売日などは順不同です。僕の「まずはこの順に読んでいったら面白いかな~」って思うおすすめ順に掲載しています。)
『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』
まずはこちらです。
デッドプール(以下:デップー)の邦訳版では一番最初に出版されたコミックです。
2013年の9月に発売されています。
僕が初めて買ったデップーの邦訳版のコミックもこれです。
もともと、僕はX-MENが大好きなので、X-MEN関連でちょくちょく登場するデップーの存在自体は知ってはいました。
だから当時は、この翻訳コミック第一弾が発売されると知って「まだか?まだか?」と期待してずっと待っていました。
しかしそれまでにデップーの単独誌は読んだことなくって、キャラクター設定をなんとなく知っている程度でした。
支離滅裂で第四の壁を飛び越えたメタ発言(コミックの読み手に対して話しかけたりします。)をガンガンする面白キャラだってのと、銃や刀を使いこなす腕の立つ傭兵であること。
そしてX-MENの主要キャラであるウルヴァリンのようなヒーリングファクター(傷を受けても瞬時に自然治癒する)の能力者であること……などです。
ところで僕は「真面目で正義感溢れる」いかにも主人公的な堅苦しい感じのありきたりのキャラがあまり好きではありません。
むしろそれよりも、キン肉マンやジョジョの奇妙な冒険の第二部の主人公ジョセフ・ジョースターのような普段はおちゃらけたキャラだけども、内に秘めた熱い想いは誰よりも強くって、いざという時に決める!キャラが大好きです。
そういった面でもデップーは僕の好きなキャラです。
普段は、スパイダーマン以上に軽口を叩いていますが、実は内に秘めた正義の心や、ふとした時に見せる優しさがあります。
そういったギャップがいいんですよね。
さて、そんな魅力溢れるキャラクターであるデップーの最初の1冊は、まずはこの『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』からが良いんじゃないでしょうか?
こちらのコミックは、僕も大好きで何度も読み返しています。
アメコミは全ページフルカラーなのでお値段は日本のコミックよりも高めにはなっています。
更に翻訳代も追加されるので、その分のお値段も少し上がります。
しかしこの『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』は、内容も素晴らしくってページ数も336ページと大容量です!
そう考えると、適正価格だと思います。
いや、お値段以上の価値はあると思います!
ちなみにこのコミックの内容は『マーベルゾンビーズ 』を先に読んでいた方が良いかな?と思える場面もありますが……
でも大丈夫です!
アメコミは歴史も長く複雑なキャラ設定などあって、初見ではわかり辛い部分もあるのですが、邦訳コミックの良い所は、各コミックに必ず解説の冊子が付いています。
この冊子が毎回よく出来ていまして、これを読むことで更にコミックの内容を深く理解できて楽しめる作りになっています。
ですから、『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』をいきなり買って読み始めても、わかり辛い場面などは付属の冊子を参照してください。
さて、こちらのコミックの大まかな内容は「世界の破滅を目論む犯罪結社AIMのために、究極の生物兵器を持ち帰ること。」です。
基本はデップーはお金次第で誰の依頼でも受ける腕利きの傭兵ではあります。
しかし依頼主が、あまりにもあくどい組織の場合は手を切って逆にその組織と戦ったりすることもあります。
支離滅裂で頭の中で考えが混乱していたりもしますが、ある程度の倫理観は持っていたりします。
そして今回のお話では、謎のセクシー美人科学者ベティ・スワンソンと共に、ハチャメチャで無茶苦茶な冒険が始まります!(笑)
ゾンビあり、ちょっとしたお色気あり、ギャグ満載!異次元で他のデップーに出会ったり、まさかのデップーがワンナイトラブ?……など盛りだくさんの内容です!
ぜひデップーの邦訳コミック初めはこちらの『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』から読み始めてみましょう!
『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース』 & 『デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプール』
お次はこの2冊、写真左の『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース』も2013年発売で、デップー邦訳版の中ではかなり最初の方に出版されています。
デップーだけでなく、パニッシャーのお話も掲載されています。
「if世界」のもしもこんな話が起きたら?って感じのパラレルワールド的な内容です。
正史のマーベルユニバース(マーベルコミックのヒーローたちの基準となる世界)とは、別のお話と捉えて、この『キルズ』シリーズを読みましょう。
「ある理由」が原因で、デップーが敵味方関係なしに他キャラを無慈悲に襲っていきます。
かなりハードコアな内容ではありますが、結末がとてもうまいこと出来ています。
これが僕のイメージする、いかにもアメコミって感じの皮肉の効いた結末だと感じます。
メタ要素も満載でオチが素晴らしいですのでお勧めです!
『デッドプール・キラストレイテッド/デッドプール・キルズ・デッドプール』の方は、一応前作『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース』の続きのような感じです。
しかし今度の相手は、マーベルのヒーローたちではなくって、歴史上の偉人たちや、デップー同士の殺し合い(?)にまで発展しています。
特にデップー同士の戦い『デッドプール・キルズ・デッドプール』は名作だと思います。
僕はこのお話し大好きです。(笑)
ふざけているようでいて、実はしっかりと物語が成り立っている辺りにマーベルコミックの脚本家のレベルの高さが伺えます。
本当に面白いです!
ちなみにこの『キルズ』シリーズは、今後も続編と新装版が発売される予定のようですので(後述)そちらも要チェックですね!
『ケーブル&デッドプール:青の洗礼』 & 『ケーブル&デッドプール:銀の衝撃』
6月公開予定のデップーの実写映画第二弾でも出演の決まっているX-MENの重要キャラクターであるケーブルとデップーが共闘するシリーズです。
この2人にはとても長ぁぁぁぁ~~~~~~~~い歴史があり、切っても切れないような腐れ縁です。
ちなみにX-MENのリーダーであるサイクロップスの息子が未来で成長した姿がケーブルというキャラクターです。
未来から現代にやってきたという設定です。
この辺は当時『ターミネーター』の映画がヒットしていた影響でケーブルやビショップといった未来から来たキャラクターが誕生したと思われます。
そんなケーブルの所属していたX-MENの別動隊チームX-フォースでデップーは初めて登場しました。
元はといえば、デップーはケーブルの敵役でした。
しかしいつの間にか、共闘することとなり腐れ縁のままこの2人のキャラクターのクロスオーヴァー単独誌へと繋がっていきました。
この凸凹コンビのシリーズは、人気もあり数冊出版されています。
邦訳版は、まずはこの2冊『青の洗礼』と『銀の衝撃』から読みましょう。
なんだかんだで仲の良い2人が笑えます。(笑)
『デッドプール:スーサイド・キングス』 & 『デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション』
『デッドプール:スーサイド・キングス』は、『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』より前のエピソードを描いたミニシリーズですが、邦訳コミックとしては発売順は逆でした。
濡れ衣を着せられたデッドプールがパニッシャーに命を狙われることになります……。
また本編とは別でオマケの『デッドプール:ゲームズ・オブ・デス』というブルース・リーの映画をパロッた読み切り作品も掲載されています。
デフォルメ気味の絵柄が可愛らしくって、それでいてシュールな内容で面白い読み切り作品です。
『デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション』は、色んな作家によるデップーの読み切り作品を掲載したオムニバスコミックです。
お話によって変わる様々な絵柄が見ていて楽しいです。
どれも読み切り作品ながら、ストーリーが練られているのでお勧めです。
デップーが単なるふざけたキャラってだけでなくちゃんと犯罪者を裁いていたり、嘘か本当か?過去に日本に住んでいて相撲をやっていた経験があったり(!)など内容は盛りだくさんです!
基本は笑える内容ですのでサクッと1話1話を読みたい時にお勧めです。
『アイデンティティ・ウォー:デッドプール』 & 『デッドプールVS.カーネイジ』
『アイデンティティ・ウォー:デッドプール』は、デップーがマーベルコミックの人気キャラクターのハルクとスパイダーマンと共闘するお話です。
並行世界のお話などが複雑に絡み合っていて、少し難解な部分もありますが最終的にはうまくオチに繋がっていきます。
並行世界での各キャラクターの役割がごちゃごちゃになっていて、理解するのに時間が掛かるかも?
わからなくなったら付属の冊子を読みましょう!
『デッドプールVS.カーネイジ』の方は、スパイダーマンから生まれたヴェノムから、さらに生まれた凶悪な強敵カーネイジと戦う物語です。
まるでアクション映画を観ているかのようなバトル物の内容となっています。
絵柄に関してちょいグロ要注意ですが、おふざけやギャグもありますので、グロいシーンもある割には楽しんで読めるんじゃないかと思います。
ガンガン戦うデップーが読みたい方に特にお勧めです!
『デッドプールの兵法入門』 & 『デッドプール:モンキー・ビジネス』
表紙のセンスも最高な『デッドプールの兵法入門』は、数あるデップー作品の中でも僕の特にお気に入りの作品です。
毎回デップーの作品はどれもストーリーが練られていて、オチがうまいこと出来ているのですが、この作品のオチは特に一筆です!
最初はデップーの悪だくみで始まった事なのに、いつの間にかロキが更に悪だくみして、そのロキをデップーが退治して一件落着?となります。
そもそもはデップーが一番の原因のような気もしますが(?)気にしてはいけません。(笑)
しかし怒ったデップーの戦闘能力の高さが存分に味わえる作品となっておりますので、オチも含めてお勧めです。
マーベルコミックの中でも最もコスプレの似合うキャラクターのデップーが表紙でメイド姿になっている人気作『デッドプール:モンキー・ビジネス』は、スパイダーマンにヒットモンキーとこれまた個性的で人気のキャラクターが共演する作品となっております。
この作品も「なんでこんな面白いストーリー構成が思いつくの⁉」と驚いちゃうような名作となっています。
またヒットモンキーというキャラクターが誕生したお話もオマケで収録されています。
これもまたストーリー構成が素晴らしい作品ですので必読です!
デップーコミックは、表紙買いしてもOKだとわかる2作の名作です!
どちらも本当にお勧めです!
さて、ここからはデップーの第3期シリーズのコミック『1~8巻』と、その間で読んでおいた方がいい作品を順にご紹介していきます。
『デッドプール Vol.1:デッド・プレジデント』 & 『デッドプールVol.2:ソウル・ハンター』
ここからのシリーズ作品は、順を追って『Vol.1~Vol.8』と読んでいくことをお勧めします。
『デッドプール Vol.1:デッド・プレジデント』がまずはそのシリーズの始まりのお話です。
デップーが亡霊として復活したアメリカの歴代大統領たちと戦う名作です。
相変わらず期待通りのハチャメチャな内容で始まります!(笑)
一応、各大統領たちのキャラ設定もしっかりと練られています。
またこの『Vol.1』から登場するシールド隊員のマイケル、プレストン、アドシットは後々のお話にも絡んできますので、まずはここから読み始めましょう。
『デッドプールVol.2:ソウル・ハンター』は、「悪魔に雇われたデッドプールが汚れた魂を回収しようとする話」です。
冒頭でいきなり70年代風の作画で始まります。
デップーは、90年代に初登場したキャラクターなのですが、その自由なキャラ設定からコミック上では「実は70年代から活躍していた!」っていう後付け適当設定になっています。(笑)
もちろんパロディー的な感覚です。(笑)
しかしこのシリーズにちょくちょく挟まれる70年代風の過去のお話は、物語に大きく関わってきますのでちゃんと読んでおいた方が更に面白くなります。
この『Vol.2』では、いきなり謎の美女に襲われたり(『Vol.3』で謎が解明します。)、プレストンがデップーの精神世界を彷徨い、デップーの心の闇や葛藤に触れたり……と、事件が盛りだくさんな作品となっております。
『デッドプールVol.3:グッド・バッド・アンド・アグリー』 & 『デッドプール Vol.4:デッドプール VS. シールド』
『デッドプールVol.3:グッド・バッド・アンド・アグリー』は、このシリーズの中でも屈指の名作です!
過去のデップーの運命の女性が登場したり、なぜカナダ出身のデップーがメキシコ料理のチミチャンガが好物なのか?の謎がなんとなく判明したり、『Vol.2』で襲われた謎の美女の目的が明かされたり、キャプテン・アメリカを祖とする『ウェポン・プラス』計画の謎が解明したり……します。
そのためデップーだけでなく、同じ『ウェポン・プラス』計画から誕生したキャプテン・アメリカやウルヴァリンも登場します。
そしてデップーには実は妻子がいたことが判明するのですが……現実は非情であります……。
基本的にお笑い要素が多くってギャグ満載のデップー誌には珍しく、シリアスで鬱展開が続く深い内容となっています。
その分読みごたえはあります。
タイトル名は、もちろんクリント・イーストウッドの名作西部劇映画『The Good, The Bad and The Ugly(邦題:続・夕陽のガンマン)』からです。
『デッドプール Vol.4:デッドプール VS. シールド』は、デップーが未払いのすっぽかされたギャラを取り立てるためシールドとの抗争が勃発!?するという内容です。
デップーが、前作の『Vol.3』からの怒りを引きずっているようにも感じられます……。
またプレストンがデップーの精神世界に同居するようになるのですが、そこでデップーの過去の「ある事件」の伏線が張られてもいます。
デップー自身は、『ウェポン・プラス』計画で記憶操作をされていたため、忘れてしまっていますが、過去の重大な「ある事件」に繋がっています……。
デップーの後をしつこく付け回すクロスボーンズとのやりとりが面白かったりもします。(笑)
ただ、クロスボーンズは、ちょっと笑いが引くぐらいにボッコボコにされちゃいますが……。
『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』
こちらも名作『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』です。
もともとはデジタルコミックで発表されていた作品を紙のコミック化したものです。
ナンバリングはされていませんが、『Vol.4』と『Vol.5』のちょうど間になるような内容ですので、『Vol.4』の次はこの『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』を先に読んでから『Vol.5』を読みましょう。
そうしないと『Vol.4』と『Vol.5』の繋がりがよくわからず急展開に感じてしまいます……。
この『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』では、デップーがもうひとりの運命の女性と出会います。
そして不死身の強敵ドラキュラと戦うこととなります。
名作ですので『Vol.5』を読む前に必ず先に読んでおきましょう!
ドラキュラと言えば……このキャラクター!であるブレイドも登場します!
『デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール』 & 『デッドプール Vol.6:オリジナル・シン』
『デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール』は、なんとあのデップーが結婚します!(笑)
『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』で出会った運命の女性シクラーとです。
そして嘘か本当か?単なるデップーの記憶違いか?妄想か?デップーが過去に複数回結婚していたお話も明かされます!?
しかしどこまで信用していいのやら……。(笑)
ちなみにこのコミックの表紙は、登場人物の多さでギネス記録に認定もされています。
別冊の解説冊子に各キャラクターの説明も掲載されていますのでぜひ確認を!
デップーが新婚旅行で日本を訪れたり、ヒトラーと戦ったりと相変わらず盛りだくさんではちゃめちゃな内容です!(笑)
そしてデップーが多重人格になった謎も明かされます。
マッドキャップが原因で……真相はコミックを読みましょう!
『デッドプール Vol.6:オリジナル・シン』は、妻帯者となったデップーがついに自分の娘を見つけ出します。
しかし順風満帆とはいかず、テロリストに命を狙われることになります。
X-MENのキャラクターで光りを操る能力を持つ歌手のダズラーとも共闘します。
また『Vol.4』で伏線が張ってあったデップーの過去の「ある事件」が明かされます。
その内容はこの『Vol.6』の表紙と裏表紙からも読み取れます。
表紙は火事で燃える家の前に立つデップー……。
裏表紙はある3人家族の写真だが……両親の顔には赤色でバツがされている……。
その両親に囲まれて真ん中で椅子に座る子供の顔には赤色で丸がされているのだが……その丸がデップーのマスクのような形で……。
おっと、これ以上はコミックを読んで確認してみて下さい。
『ホークアイ VS. デッドプール』
『Vol.7』と『Vol.8』の間ぐらいのお話なのですが、デップーとアベンジャーズの弓使いのホークアイが共闘した『ホークアイ VS. デッドプール』です。
あるハロウィンの夜にヒーローの仮装をしたヴィランと戦い、シールドがらみの殺人事件の謎に挑むお話です。
犯人捜しの謎解きのようなミステリー感覚の内容が面白いです。
一応、第3期シリーズとの繋がりのあるお話ですので飛ばさずにこちらも読んでおきましょう。
『デッドプールVol.7:アクシス』 & 『デッドプール Vol.8:オール・グッド・シングス』
『デッドプールVol.7:アクシス』は、アクシス事件の「反転」によりデップーが銃や刀などの武器を捨て禅に目覚め暴力に反対する平和主義者になってしまう!?……そんな驚きの内容から始まります。
更には、『Vol.3』で出てきた『ウェポン・プラス』計画の事件で出会った懐かしの仲間たちも出てきます。
巻末にはオマケで『魔法のグラッキング』という大企業の表面上だけのエコ活動を皮肉ったようなユーモア溢れるお話も掲載されていてお勧めです。
そして第3期の最終巻である『デッドプール Vol.8:オール・グッド・シングス』です。
映画『マッドマックス』をパロッた表紙がなんとも魅力的ですね。(笑)
シリーズ最終作は衝撃のラストが待っています!
コミック発売前に既に「デップーが死亡⁉」と予告されていたんですが、果たしてその内容とは⁉
どんな深手の傷を負っても自然に治癒してしまうヒーリングファクターを持っていてほぼ不死身のはずのデップーが死亡することなんてありえるのだろうか?
また妻となったシクラーは、そもそも死者の女王であり闇の一族の末裔でもある。
そんな彼女が、娘をみつけ仲間をみつけ平和で充実した生活を送る旦那のデップーに満足しているのだろうか?
最終巻も盛りだくさんの内容です!
更に巻末にはオマケで『インフィニティ・ガントレット外伝』(?)なるお話も掲載されています。
こちらの方は、後に共演したコミックも出版されることとなるマーベルコミックきっての悪役サノスが出てきます。
名作『インフィニティ・ガントレット』でサノスが手にする無限の力を操ることのできるインフィニティ・ガントレットをデップーが奪っちゃいます!(笑)
そして無限の力を得たデップーがやりたかったこととは?
またメタ要素のあるキャラとしては、デップーよりも登場するのが先だった先輩キャラにあたるハワード・ザ・ダックも登場します。
衝撃のシリーズ最終巻は、先にご紹介しましたコミックを全て読んでから読みましょう!
ここまでが、デップーの単独誌としては第3期にあたるシリーズでした。
邦訳コミックは、まだまだありますので引き続きこちらのまとめ記事を読んで行ってください。
『デッドプール&ケーブル:スプリット・セカンド』 & 『デッドプール VS. サノス』
共演もの2作品です。
『デッドプール&ケーブル:スプリット・セカンド』は、何だかんだで仲の良い腐れ縁のケーブルとの共闘作品になります。
ある男の死によって引き起こされる恐るべき未来を予見したケーブルがデップーと共闘します。
もちろんお話は単純には進まずに、二転三転してどんどんと複雑になっていきます。
しかし、何だかんだでやはりベストパートナーなこの2人の活躍が楽しめる作品ですのでお勧めです。
『デッドプール VS. サノス』は、デス(死神でマーベルの世界では骸骨の姿をした女性。サノスの愛する女性だが、なぜかデップーと両想い。笑)との三角関係をこじらせつつも共通の目的のためにお互いが力を合わせて共闘せざるを得ない状況となります。
シリーズによっては、絶大な力を持つ容赦ない悪役のサノスなのですが、そんなサノスもデップーの前ではお手上げ⁉
終始、ギャグ路線です。(笑)
しかも永遠の存在エターニティーという万物を超えた存在のキャラクターまでも一緒に戯れてしまうデップー!(笑)
もしかしたらマーベルコミック最強のキャラはやはり人気も実力も併せても、我らがデップーなのかもしれませんね!(笑)
銃や刀なんかの武器よりも、ユーモアのセンスの方が強いんです!(笑)
『ガーディアンズ:チームアップ 2』 & 『デッドプール VS. ガンビット』
今や実写映画の大成功で人気者になったガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が他のマーベル・ユニバースの他のキャラクターたちと共演する第二作目です。
デップーは、E.T.をパロッた表紙の通りロケットと共演します。
銃の似合う1人と1匹が果たしてどんな目的で共闘するのやら⁉
ぜひコミックで確認してみて下さい。
デップーとロケットのお話だけでなく、それ以外のチームアップのお話も面白いのですが、個人的に一番気に入ったのは、最後以外ほとんど台詞のないシルバー・サーファーとグルート―の共演作品です。
僕の好きな感じの「宇宙空間」での戦いです。
まぁシルバー・サーファーが出てくる時点で、宇宙を駆け巡る感じには必然的になるのですがね。
マーベルユニバースきっての色男キャラであるガンビットと共演する作品が『デッドプール VS. ガンビット』です。
最初は、お互いの勘違いから争うデップーとガンビットなのですが……色々と裏があり、その秘密を暴いていくと……という感じでストーリーが練られています。
しかしデップーは、誰と共演しても面白くなりますね。
『デッドプール:バック・イン・ブラック』
スパイダーマンのスーツが一時期、黒くなったのはシンビオートという地球外の寄生生物が原因でした。
しかしそのシンビオートは、寄生主に力を与える反面、凶悪にもします。
それを拒絶したスパイダーマンから離れ、シンビオートはエディ・ブロックという人物に新たに寄生して名悪役のヴェノムが誕生します。
そのシンビオートがスパイダーマンからエディに乗り移る実はその前に、あのデッドプールに取りついていた!という後付け設定のお話です。
人気者のヒーローになりたいデップーの願望が伝わってきます。
『デッドプール:ミリオネア・ウィズ・ア・マウス』 & 『デッドプール:トゥー・スーン?』
『デッドプール:ミリオネア・ウィズ・ア・マウス』は、デップー単独誌の第4期のレギュラーシリーズになります。
デップーがヒーローチームの経営者になって人気者の有名人になる!?
色んなデップーが出てきます。
そしてマッドキャップも再登場します。
全ての事が思い通りに進んでいたはずのデップーだったが、「ある事件」で殺人犯だと疑われてしまうことに……。
果たしてデップーを陥れようとする黒幕は誰なのか?
続きはコミックで確認しましょう。
『デッドプール:トゥー・スーン?』は、今年の2月に発売されたばかりの新作です。
ハワード・ザ・ダックやロケットなんかの人気の面白キャラがたくさん出てきます。
密室殺人事件の謎解きをするミステリー調の名作です。
謎解きも含めて面白いお話ですのでぜひコミックで読みましょう。
そして現在も続編の発売が予定されているのが、マーベルコミックの2大人気キャラとも言って良いデップーとスパイダーマン(以下:スパイディー)の共演作品です。
現時点では下記の3冊が発売されています。
『スパイダーマン/デッドプール:プロローグ』 & 『スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス』 & 『スパイダーマン/デッドプール:サイドピース』
この3冊は、プロローグから順番に読んでいきましょう。
デップーはそもそもスパイディーのことが大好きで、スパイディーの真似をしたコスチュームを着ています。
対するスパイディーは、デップーのことがあまり好きではないような態度を取ります。
「友達」と言われると否定します。
しかしどう考えても仲の良さそうな2人はベストコンビです。(笑)
デップーとケーブルも腐れ縁なのですが、同じようにスパイディーも腐れ縁です。
何かと共演することも多いですし、コンビネーションも抜群です。(笑)
このスパイディーとの共演作品は両者に華があって面白いですので今後の新刊の発売も楽しみです。
それまでにこちらの3作品も全て読んできましょう!
さて、今回のまとめ記事の最後にご紹介するのはデップーのベスト本です。
ベスト・オブ・デッドプール
こちらの『ベスト・オブ・デッドプール』は、デップー第3期の最終巻『Vol.8』と同じマッドマックスのパロディー表紙なのがややこしくはあるのですが、こちらのベスト本の方が大型のサイズになっています。
こちらのベスト本は、デップーの初登場から現在までの大まかな内容が載せられていますので、まずはこちらのベスト本を最初に買ってから上記の他の作品を読んでいっても良いかもしれません。
全32冊!
以上、32冊が現時点で邦訳版が出ているデップーのコミックスでした。
僕は一番最初に邦訳版が発売された『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』から発売を楽しみに待っていました。
そしてそれ以降も続々と邦訳化されていき、ついには実写映画も公開されて大ヒットしました。
気づけばもう32冊も邦訳コミックが出ていたんですね!
こうやって自分でまとめて見てもデップーコミックの発売されるペースの早さに驚きです!
しかしそれぐらいデップーのコミックは、内容が面白いので人気が出るのも納得です。
もしこちらの記事を読んでいただいて、デップーが気になったのであればコミックを購入して読んでみて下さい。
きっと面白くってハマって頂けると思います。
アメコミ好きの僕としても、ひとりでも多くの人がデップーを好きになって頂けたら嬉しいです。
ぜひ気に入って頂けましたら、こちらの記事を本文の下部にある各種「シェアボタン」でシェアして広めて頂けましたら幸いです。
デップーの実写映画第二弾も6月に公開が決まっています。
この記事を書いてから公開されるまで残り1カ月ちょいです。
僕はもちろん第一弾の時と同じように劇場で鑑賞して、その後Bru-rayでも購入する予定です。
ぜひみなさんも実写映画第一弾を観てから、第二弾も観に行ってみて下さい。
そしてこちらのまとめ記事に掲載しましたコミックを購入してどんどん面白いデップーの話を読んでみて下さい。
アメコミの面白さにハマりましょう!
今後も続々と発売が予定されているデップーの邦訳コミック
現時点で判明しているデップーの最新コミックの発売予定です。
まず5月23日(水)に2冊発売予定です。
新シリーズの『デッドプール:エンド・オブ・エラー』とスパイディーとの共演シリーズの最新作『スパイダーマン/デッドプール:イッツィ・ビッツィ』です。
そして2日後の5月25日(金)にこの記事の最初らへんでご紹介していました『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース 』の廉価版で限定生産の【新装版】が発売されます。
更に同時発売で『デッドプール・キルズ・マーベルユニバース・アゲイン』も発売予定です。
それから6日後の5月31日(木)には、腐れ縁コンビのデップー&ケーブルの最新刊『ケーブル&デッドプール:こんにちは赤ちゃん』が発売予定です。
ちなみに5月18日(金)には、デップー&ケーブルの名作で以前発売されていた『ケーブル&デッドプール:青の洗礼 』が廉価版で再発売もされます。
そしてまだ先の6月20日(水)には、メタ要素キャラの先輩格であるハワード・ザ・ダックと共演した『デッドプール・ザ・ダック』も発売予定となっております。
更に6月29日(金)には、ケーブルとの共演作『ケーブル&デッドプール:桃色の誘惑 』も新たに発売される予定です。
実写映画の第二弾の公開に合わせてか?
今まで以上にハイペースで邦訳コミックの発売が予定されています。
まだまだ目が離せないデップーのコミックですね♪
ちなみにこの記事を書く際に、デップーのマウスパッドを使いました!
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