カテゴリー:Book

2018/10/20

『ジャズでめぐるニューヨーク』で知る個人的に「新しい」と感じたジャズアルバム3選!

2006年に発売された『ジャズでめぐるニューヨーク』という本を読んで知った個人的に「新しい」と感じたジャズアルバムを3枚ご紹介したブログ記事のタイトル画像です。

『ジャズでめぐるニューヨーク』を読んで知った3枚の「新しい」ジャズアルバム!

今回は、2006年に発売された『ジャズでめぐるニューヨーク』という本を読んで知った個人的に「新しい」と感じたジャズアルバムを3枚ご紹介します。

 

どの作品も10年以上経った今聴いても色褪せない「新しい」作品だと感じます。

 

これらの3枚のアルバムを聴くと、ヒップホップやネオソウルまで幅広い音楽ジャンルを飲み込んで吸収してしまう「ジャズ」という音楽は今も進化をし続けていると感じます。

 

<スポンサーリンク>



 

「古い」音楽だけでなく「新しい」音楽も大好き♪

このブログでは、9つのカテゴリーに分けて記事を書いています。

 

その中でも特に僕の好きな「Music」のカテゴリーは、記事数も多く文章の方も力が入って毎回長めになっていますね。

 

今回も音楽に関する記事なのですが、一応本を読んで知った内容ですので「Book」のカテゴリー扱いにしました。

 

またこの本を読んでその後NYに旅行することになったので、ある意味「Travel」のカテゴリーとも言えそうですね。

 

さて、僕は邦楽やクラシック音楽やテクノミュージックとかのようにあまり聴かないので疎いジャンルもありますが、基本的にブラックミュージックはなんでも好きです。

 

ジャズもブルースもR&Bもファンクもロックもレゲェもヒップホップも大好きです♪

 

この辺のジャンルに関しては、大体何でも聴きます。

 

なので、ブログの方でもこういったジャンルを中心に毎回記事にしていってます。

 

どうしてもジャズやブルースの記事が多めではありますが、その辺はやはり一番聴いてきた年数が長いジャンルだからなんです。

 

そのためジャズやブルースは、ちょくちょく「古い」年代のミュージシャンをご紹介していたりします。

 

実際に僕のことを知っている人とかで、ジャズやブルースの話で仲良くなった人とかに「どちらかって言うと古い音楽が好きなんですね。あまり最近の音楽は聴かないでしょ?」と言われたりすることがちょくちょくあります。

 

しかし何も「古い」ジャズやブルースしか聴かないってわけではないです。

 

多分そういった方々よりも僕の方が「新しい」ジャズやブルースを聴いているんじゃないかな?とはたまに思います。

 

ブラックミュージックはなんでも好きな僕にとっては、Jazzy Hip-HopやFuture Jazz系のヒップホップの要素が混じった「新しい」ジャズを聴くことに全く抵抗がありませんでした。

 

ジャズの聴き始めこそジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズでしたが、そういったヒップホップ系のジャズもすぐに好きになりました。

 

そもそもコモンやザ・ルーツにトライブ・コールフド・クエストのようなニュースクール系のヒップホップが好きなので、それも当然ですね。

 

ただし、そういったジャズを聴き始めたのは少し遅い方です。

 

2006年になってからなんです。

 

ジャズ自体は1997年ごろから聴いていましたが、「新しい」ジャズを聴くようになったのはそれから約10年後の2006年になってからになります。

 

僕は年がいってからの方が逆に音楽のジャンルに対して柔和な考え方が出来るようになったタイプです。

 

若いころの方が「純粋なブルースが絶対正義!」「ストレートアヘッドなジャズしか聴かない!」っていう凝り固まった考え方してました……。

 

20代の頃よりもむしろ今の方が色んな音楽ジャンルをオープンな気持ちで受け入れれるようになりました。

 

それもおそらくこの時期に「新しい」ジャズに目覚めたおかげなんじゃないだろうか?と今になっては思います。

 

一冊の本を読んで「新しい」ジャズに目覚める!

 

そのきっかけが今回記事タイトルにもしていました『ジャズでめぐるニューヨーク』という本になります。

 

 

もともとジャズを聴くようになる前のもっと小さい子供の頃から、僕はNYという場所には憧れていました。

 

「いつか行ってみたいな~。でも自分にそんな勇気あるだろうか?」と子供の頃は《不可能な夢》ぐらいの気持ちでした。

 

それから大人になり、2006年になって自分の興味のある「ジャズとNY」がテーマのこの本を読んで、NYへの憧れが更に強くなります。

 

そしてその後実際にNYに行くことになります。

 

その辺のお話は、また今度「Travel」のカテゴリーで書いていきたいと思います。

 

さて、NYに行く前に『ジャズでめぐるニューヨーク』を読んで僕が「新しい」ジャズに目覚めるきっかけとなったのは下記の3枚です。

2006年に発売された『ジャズでめぐるニューヨーク』という本を読んで知った個人的に「新しい」と感じたジャズアルバムを3枚ご紹介したブログ記事の写真1枚目

本と一緒に3枚のCDも並べてみました。

 

この本の81ページに【渡米前の必聴アルバム①】という記事がありました。

2006年に発売された『ジャズでめぐるニューヨーク』という本を読んで知った個人的に「新しい」と感じたジャズアルバムを3枚ご紹介したブログ記事の写真2枚目

一番上に載っているコンピレーションアルバムは、購入していませんが、その下3枚は本を読んですぐに聴きたくなりました!

 

興味を持つと無駄に行動の速い僕は(笑)いつものごとくすぐに3枚のアルバムを買いに行きました。

 

ちなみにその後、この本の影響と「生で本場のジャズの演奏を観たい!」という思いだけでNYに行ったり、「生で本場のターナーの絵を観たい!」とういう思いだけでロンドンにいったりもしています。

 

2008年に初めてニューヨークに行った時に乗ったデルタ航空での面白話

2009年に行ったロンドン旅行の行きに乗った大韓航空での面白話

興味がある時だけ、謎の行動力を発揮します!

 

当時はまだ大阪の心斎橋にHMVの店舗がありました。

 

当時のHMVの店舗では【輸入盤CDを3枚同時に買ったら〇%OFF】みたいな複数枚購入の際にお得なキャンペーンがありました。

 

これを利用して3枚のアルバムを買おうと店に寄ったら、うま~い具合にこの3枚のアルバムが置いてありました。

 

そしてその時に買ったのがこの3枚のCDです。

2006年に発売された『ジャズでめぐるニューヨーク』という本を読んで知った個人的に「新しい」と感じたジャズアルバムを3枚ご紹介したブログ記事の写真3枚目

メデスキ、マーティン・アンド・ウッドとRHファクターとジョシュア・レッドマン・エラスティック・バンド

新世代のオルガントリオ、メデスキ、マーティン・アンド・ウッドの2002年の作品『Uninvisible』と、

 

新世代のトランぺッター奏者のロイ・ハーグローヴのJazzy Hip-Hop系ユニットのRHファクター名義の2003年の作品『Hard Groove』と、

 

新世代のサックス奏者ジョシュア・レッドマンのエラスティック・バンド名義の2004年の作品『Momentum』の3枚です。

 

 

この3枚を聴いて僕はヒップホップの要素もある「新しい」ジャズに目覚めました。

 

それまでにビ・バップ/ハード・バップや新主流派にクロスオーバー/フュージョン、ジャズファンクなんかの多彩なジャズを聴いてはいましたが、こういった2000年代以降の「新しい」ジャズを聴いたのはこの時が初めてでした。

 

なので、この3枚のアルバムは、今でも好きで思い入れもありよく聴いています。

 

ちなみに3枚ともギターが参加しているので、ギタリストの観点からも聴き所があったりもします。

 

メデスキの『Uninvisible』は、ギターソロこそないもののダニー・ブルームが4,14曲目でギターを弾いています。

 

6曲目と10曲目ではギターで幻想的なフィードバック系の音でアンビエントな音色を奏でています。

 

他にもスコッティ・ハードが6曲目でリズムギターを弾いています。

 

RHファクターの『Hard Groove』は、実は驚きの人物がギターを弾いています!

 

1曲目と10曲目で、なんとコーネル・デュプリーがリズムギターを弾いています!

 

ジョシュア・レッドマンの『Momentum』は、何気に新世代のギタリスト必聴のアルバムだったりもします。

 

まず7曲目にソウライヴのギタリスト、エリック・クラズノーが参加してワウが深く掛かったエフェクティブな音色でギターソロを弾いています。

 

そして9曲目には、カート・ローゼンウィンケルが参加していて浮遊感漂うようなスペーシーなギターソロを弾いています。

 

11曲目と12曲目には、過去にもジョシュア・レッドマンと共演もしていたピーター・バーンシュタインが参加しています。

 

グラント・グリーンやパット・マルティーノを感じさせるような、メロディアスなシングルトーンでギターソロを弾いています。

 

ギターだけでなく『Momentum』には、レッチリのフリーもベースで数曲参加していたりもします!

 

またキース・ジャレットやオーネット・コールマンとの共演で知られる同じサックス奏者のデューイ・レッドマンを父に持つジョシュアだけに、この作品ではオーネットの”Lonely Woman”を取り上げていたりもします。

 

ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンの衝撃!

こういった点でもこの3枚のアルバムは聴き所がありますね。

 


 

 

もちろんこれらの3枚の作品は、全てNYのスタジオで録音されています。

 

ジョシュア・レッドマンの『Momentum』は数曲がカリフォルニアのノースハリウッドで録音されているようですが、基本的にはNYで録音を行っているようです。

 

RHファクターの『Hard Groove』は、NYのグリニッジ・ヴィレッジにあるジミ・ヘンドリックスが作った録音スタジオの《エレクトリック・レディ・スタジオ》で録音されています。

 

この時期の《エレクトリック・レディ・スタジオ》で思い出すのは、やはりディアンジェロを初めとするネオソウル一派ですね。

 

ディアンジェロとヒップホップ・バンドのザ・ルーツのドラマーのクエストラヴを中心に結成された音楽ユニット《ソウル・クエリアンズ》のことです。

 

彼らは主に《エレクトリック・レディ・スタジオ》で実験的な録音を行っていました。

 

このメンバーには、エリカ・バドゥやコモンにタリブ・クエリ、Jディラにジェームス・ポイザーやビラルが参加していました。

 

その中にひとりだけジャズ界隈からロイ・ハーグローヴが参加していました。

 

意外な気もしますが、ロイはディアンジェロのあの名盤『Voodoo』にも参加しています。

 

 

名盤『Voodoo』に収録されている”Feel Like Makin’ Love”のアレンジが数多くある同曲のアレンジの中で僕は一番好きなんですが、あのアレンジはロイの手によるものです。

ちなみにこのアレンジでソウライヴが2007年のライヴで”Feel Like Makin’ Love”を演奏しているライヴ音源なんかも存在しています。

 

原曲にあるロイ・ハーグローヴの特長的なミクソリディアン・スケールのフレーズを、そのままエリック・クラズノーがギターで弾いていたりもします!

 

そもそもあのフレーズは、古くはディキシーランド・ジャズの時代から存在するメロディーラインだったりもします。

 

「新しい」ジャズやネオソウルにも伝統のメロディーは合うんですよね!

 

ところでソウライヴの1999年~2003年ごろの初期のライヴには《ソウル・クエリアンズ》のメンバーでもあるタリブ・クエリがちょくちょく参加して、ソウライヴの演奏をバックにフリースタイルのラップを披露していたりもします。

 

そう考えると、ソウライヴも《ソウル・クエリアンズ》とは多少の繋がりがあるのかもしれませんね。

 

少し話がそれましたが……

 

《ソウル・クエリアンズ》の作品で言えば、先の『Voodoo』やザ・ルーツの『Things Fall Apart』にエリカ・バドゥの『Mama’s Gun』やコモンの『Like Water for Chocolate』なんかが有名ですが、この『Hard Groove』もその延長線上にある作品だと考えてよいと感じます。

 

 

というのも、『Hard Groove』の2曲目はコモンがフリースタイルのラップを披露する曲で、3曲目のファンカデリックのカヴァー曲”I’ll Stay”はディアンジェロが歌っています。

 

ファンカデリックのギターがかっこいい曲【6選】ファンカデリックに在籍した名ギタリスト3人からチョイス!

《ソウル・クエリアンズ》が実験を行っていた《エレクトリック・レディ・スタジオ》で、そしてコモンやディアンジェロも参加した作品でもありますからね。

 

まだNYに行ってもいない時期に『ジャズでめぐるニューヨーク』の本に書いてあるように、NYを感じさせる3枚のアルバムを聴いていると本場に行きたくなるもんですね。

 

もちろん初めてNYに行った際に、この3枚のアルバムを現地でも聴きました♪

 

常に「新しい」文化を発信し続けているNYという都市にぴったりの3枚のアルバムです。

 

 

他に関連するお勧め記事

 

近年のトランぺッターで特に好きなミュージシャン10選

 


 

ところでジョシュア・レッドマンの『Momentum』のジャケ写の背景が”42nd Street(四十二番街)“っぽく見えますね。

 

“42nd Street”は、夜もずっと賑わっていて明るいネオンで照らされています。

 

派手派手なマクドナルドや、B.B.キングのブルース・クラブがあります。

 

NYで僕の好きな場所のひとつです。

 

そのうちこのブログの「Travel」のカテゴリーで写真付きでその辺のお話も書いていきたいと思います。

 

 

 

<スポンサーリンク>



    

他に関連するお勧め記事

 

ロイ・ハーグローヴの絶対に聴くべき名盤3選
90年代のジョシュア・レッドマンのおすすめアルバム3選‼
マーカス・ミラーもプリンスも認めた新世代のトランぺッター リー・ホーガンズの『What We Play Is Life』を聴こう♪
トリニダード・トバゴ出身のトランペッター エティエンヌ・チャールスの『Creole Soul』を聴こう♪
フライング・ロータスの『You’re Dead!』の国内盤初回限定豪華特典付きCDをご紹介します。
Bookの一覧に戻る
<関連コンテンツ>
オリジナルLINEスタンプ『まめチキ君』『もじもじうさぎ もじたん』『陽気なサボテン・ムーチョ』販売中です。ぜひ買ってください。ガンガン使ってね。詳しくはこちらからご覧ください→

Related Articles

Quick Category

  • カテゴリー:Music
  • カテゴリー:Movie
  • カテゴリー:Book
  • カテゴリー:Travel
  • カテゴリー:Diary
  • カテゴリー:Work
  • カテゴリー:Guitar
  • カテゴリー:Live
  • カテゴリー:Comic