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2019/04/17

ダーク・アベンジャーズとダーク・X-MENが登場!『ユートピア』を巡る2冊のアメコミを読もう♪

『アベンジャーズ / X-MEN : ユートピア』と『アベンジャーズ / X-MEN : ロード・トゥ・ユートピア』の2冊の日本語版コミックをご紹介します。

2008年の名作『メサイア・コンプレックス』の後日譚に当たる新天地ユートピアを巡る物語

今回ご紹介する2冊のアメコミは、2008年にシリーズ化されたX-MENの名作コミック『メサイア・コンプレックス』の続きになります。

 

『メサイア・コンプレックス』では、X-デイ以降数の減ったミュータント達の救世主となるべく生まれた赤ん坊を巡って反ミュータント勢力達との激しい闘いが繰り広げられました。

 

その後、サイクロップスをリーダーとするX-MEN達はニューヨーク北部にあった『恵まれし子らの学園』を離れ、新たな安住の地を求めてサンフランシスコに移動します。

 

その地で、かつてはマグニートーのアジトであった「アステロイドM」を改造して、『ユートピア』と名付けてそこに住むようになります。

 

その『ユートピア』は、ミュータントのみで構成された独立国家となります。

 

しかしそこに移っても、反ミュータント思想を持つ地元民のミュータントへの差別はなくなることはありませんでした。

 

民間人との対立が酷くなった頃、事態を納めるべく新たなヒーロー(?)が登城します。

 

そのお話が今回ご紹介する2009年にシリーズ化された物語です。

 

日本版コミックは2015年に2冊のコミックに分けて発売されています。

 

この2冊のコミックは雑誌・定期購読専門オンライン書店の『雑誌のFujisan.co.jp』にてネット注文でのみ買えます。

 

 

 

 

『アベンジャーズ / X-MEN : ユートピア』

最初にご紹介するのは『ユートピア』を巡る物語の本編となる『アベンジャーズ / X-MEN : ユートピア』です。

 

アイアンマンのような人物のバックには、サイクロップスとウルヴァリンに星条旗が並べられています。

 

そして地面には、コロッサスを始めエマ(ホワイト・クィーン)やビーストにサイロックにアイスマンが倒れています。

 

このアイアンマンに化けているのは、スパイダーマンの宿敵であるグリーン・ゴブリンの正体ノーマン・オズボーンです。

 

ノーマン・オズボーンがアイアンマンから奪ったアーマーを着用してアイアン・パトリックとしてヴィランばかりで構成された『ダーク・アベンジャーズ』を率いて事態を納めに来たのです。

 

と言っても、自分達の都合の良いようにマスコミを操作しているのですが……。

 

この『ダーク・アベンジャーズ』は、他にスパイダーマンに化けたベノムやミズ・マーベルのふりをしたムーンストーンにホークアイのふりとをしたブルズアイと心に闇を抱えたセントリーに傲慢な性格のアレスと……精神面でも不安定なヴィランばかりが所属しています。

 

もちろん最終的にはX-MENと闘うことになります!

 

更にここにエマがブラック・クィーンとして率いる『ダーク・X-MEN』も参戦します。

 

『ダーク・X-MEN』には、ウルヴァリンに化ける息子のダケンやエンジェルのふりをするミミックに異世界から来たダーク・ビーストやダガーとクロークにウェポン・オメガが参加しています。

 

そこにプロフェッサーXに変身したミスティークとサブマリナーも参加しています。

 

当時、X-MENに参加していたはずのエマとサブマリナーが裏切って新たに『ダーク・X-MEN』を結成した?……と思われたのですが、これには理由がありました。

 

その辺については、ぜひコミックで確認してみて下さい。

 

この『ダーク・X-MEN』達は、当時ウルヴァリンをリーダーにしていた隠密部隊X-フォースと闘うことになります。

 

ウルヴァリンと出来の悪い息子ダケンとの因縁の対決も待っています!

 

さて、コミックの裏表紙には、アイアン・パトリックにボコボコにされたサイクロップスが写っています。

 

実際に本編でボッコボコにされます。(笑)

 

さすがに目からビーム出すだけでは、アイアンマンのスーツには敵いません。

 

しかし殴り合いの闘いでは負けますが、政治面では勝利を治めることになります。

 

その辺のお話もぜひコミックで確認してみて下さい。

 

この後に物語は『セカンド・カミング』へと続きます。

 

位置づけしては、『メサイア・コンプレックス』と『メサイア・ウォー』の後にこの『ユートピア』のシリーズがあって、その後『セカンド・カミング』に繋がる形です。

 

番外編的な内容ですが、それでも『セカンド・カミング』で地元の人間達とX-MEN達との距離感があったことをこのコミックを読むと理解できると思います。

 

『ユートピア』を巡る物語は、本編の『アベンジャーズ / X-MEN : ユートピア』だけでなく、そのコミックの補足のような『アベンジャーズ / X-MEN : ロード・トゥ・ユートピア』を併せて読むと更に面白くなります。

 

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『アベンジャーズ / X-MEN : ロード・トゥ・ユートピア』

サブマリナーを中央に、エマやダケンが並ぶ『ダーク・X-MEN』が表紙を飾っています。

 

その裏には、エマが扮するブラック・クィーンとノーマン・オズボーンが写っています。

 

今回のシリーズでは、この2人が物語のキーマンとなります。

 

『ユートピア』を巡る物語の本編とは違って、この『アベンジャーズ / X-MEN : ロード・トゥ・ユートピア』は番外編のような扱いですが、それでも重要なお話が収録されています。

 

『アベンジャーズ / X-MEN : ユートピア』は、コミックを通して一つの物語が掲載されているのですが、この『アベンジャーズ / X-MEN : ロード・トゥ・ユートピア』の方は、1話完結の物語が数話オムニバスで掲載されています。

 

コミックの一番最初に掲載されている物語は、特にこの時期のX-MENを動かしていたサイクロップスとエマの間での興味深いお話が掲載されています。

 

長年、プロフェッサーXやジーンのような強力なテレパスと一緒に活動を続けていたサイクロップスには、テレパシーに対するちょっとした耐性が出来ていました。

 

彼の心の奥底には、ジーンと同じぐらい強力なテレパスであるエマですら覗き見ることが出来ない様な特殊な領域『ブラック・ボックス』が存在していました。

 

この『ブラック・ボックス』についての内容を教えてくれないのなら、サイクロップスのもとを離れるとエマが言い出します。

 

そのことでお互いが自分の過去の過ちを打ち明けることになります。

 

果たして2人は、本当に自分の過去を正直に相手に話しているのでしょうか?

 

続きはぜひコミックを読んでみて下さい。

 

また本作では『ダーク・アベンジャーズ』と『ダーク・X-MEN』それぞれのメンバーがどういった経緯でチームに参加することになったのか?といった物語がオムニバス形式で掲載されています。

 

普段日の目を浴びることのない地味なキャラクター達の、ここでしか読むことが出来ない物語が載っています。

 

しかし何だかんだで主要キャラのエマが目立ちます。(笑)

 

彼女の生い立ちやサブマリナーとの浮気など、やはり元ヴィランなので一筋縄ではいかない過去が掲載されています。

 

本作は『ダーク・アベンジャーズ』と『ダーク・X-MEN』の物語だけでなく、『ユートピア』を巡る闘いの中で起きた別の物語も掲載されています。

 

個人的にはその物語が特に面白かったです。

 

そこには僕の好きなキャラクターが登場するからです。

 

それは、ローグとガンビットの恋仲がなかなか上手くいかないコンビです。(笑)

 

そのローグとガンビットのコンビに(というよりもローグのことが好きなガンビットが勝手にローグに付いていってる。笑)デンジャーが参加しています。

 

この3人が、結局本性を現して暴れまわっている『ダーク・アベンジャーズ』のアレストムーンストーンと対決します。

 

アレスの強さに劣勢に立たされたローグを助けるために、デンジャーが頭を使いガンビットの能力を利用するアイデアは見ものです。

 

またローグとムーンスターの「強すぎる女」対決も見ものです!

続きはぜひコミックを読んで確認してみて下さい。

 

 

 

 

 

以上、【ダーク・アベンジャーズとダーク・X-MENが登場!『ユートピア』を巡る2冊のアメコミを読もう♪】でした。

 

ヴィランを集めてヒーロー・チームのふりをしても結局は上手くいかないもんなんだな~と感じる物語です。

 

最大の見せ場は、ノーマン・オズボーンのグダグダっぷり……ですね。(笑)

 

 

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