2024/11/27
ハンソンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
【第71回】おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ
『キラメキ☆MMMBOP』の大ヒットで有名な兄弟バンド、ハンソン(Hanson)のおすすめアルバムをご紹介!
【おすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介シリーズ】の第71回です。
今回は、『キラメキ☆MMMBOP』の大ヒットで有名な兄弟バンド、ハンソン(Hanson)のおすすめアルバムを5枚選んでご紹介します。
ハンソンについて
ハンソンは、アメリカの音楽シーンに鮮烈な印象を残した3兄弟からなるポップ・ロック・バンドです。
メンバーは長男アイザック・ハンソン、次男テイラー・ハンソン、三男ザック・ハンソンで構成され、”ハンソン3兄弟”として親しまれています。
1997年、彼らの代表曲である”キラメキ☆MMMBOP”が収録されたアルバム『Middle of Nowhere』が世界中で大ヒットを記録し、バンドの名を一躍有名にしました。
この楽曲は、ポップのメロディと印象的なリズムが特徴で、ハンソンのシグネチャー・ソングとも言えます。
バンドはその後も『This Time Around』や『Underneath』などのアルバムを発表し、進化を続けています。
ハンソンは自分たちでレーベルを立ち上げ、インディペンデントな活動を展開するなど、音楽業界での独自の道を切り開いてきました。
特に『Underneath』は、インディーズでリリースしたにもかかわらず、ビルボードチャートで高い順位を記録し、彼らの音楽的な実力と独立心を示す成功を収めています。
音楽スタイルも次第に成熟し、若手バンドとしてのフレッシュなサウンドから、大人のポップロックへと変化を遂げたハンソン。
今もなおライブ活動やファンイベントを精力的に行い、ファンとの交流を大切にしています。
それでは今回はハンソンのオリジナル・アルバムから僕が好きな作品を5枚選んでランキング形式でご紹介します。
ベスト盤やコンピレーション・アルバムにライブ盤は除外しています。
まずは第5位からどうぞ。
ハンソンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!
第5位:Hanson – 『Anthem』
第5位は、2013年にリリースされた6作目のアルバム『Anthem』です。
本作は、バンド結成20周年を祝う記念碑的なアルバムです。
このアルバムは、ハンソンのこれまでのキャリアの集大成ともいえるロック・サウンドが詰まっており、エネルギッシュでダイナミックな曲が多く収録されています。
リードシングルとなった”Get the Girl Back”は、キャッチーなメロディとソウルフルなアレンジが特徴で、リスナーに強い印象を与えます。
『Anthem』では、彼らの音楽的成熟とロックバンドとしての力強い一面が感じられ、”Fired Up”や”I’ve Got Soul”といった曲はライブでも盛り上がるナンバーです。
第4位:Hanson – 『Shout It Out』
第4位は、2010年にリリースされた5作目のアルバム『Shout It Out』です。
本作は、彼らの音楽的な進化を感じることができる一枚です。
このアルバムでは、ポップでキャッチーなメロディと、ハンソンならではのエネルギーが詰まっています。
特に、リードシングルの”Thinking ‘Bout Somethin'”は、楽しいビートと共に聴く人々を引き込む魅力を持っています。
他にも2ndシングル”Give a Little'”や、爽やかなポップ・ソング”Make It Out Alive”といった楽曲もおすすめです。
これらの曲は、前向きなメッセージと共に、耳に残るサウンドが特徴です。
また、アルバム全体を通じてハンソンのボーカルハーモニーが際立っており、三兄弟ならではの息の合ったパフォーマンスが楽しめます。
今回第4位に選んだこの『Shout It Out』は、2010年に入ってもハンソンが飛びっきりのポップ・ソングを作れることを証明したアルバムでした。
第3位:Hanson – 『Underneath』
第3位は、2004年にリリースされた3作目のアルバム『Underneath』は、インディーズ・レーベルからのリリースとして注目を集めました。
このアルバムは、彼らが自ら制作に関与し、より自由な音楽表現を追求した結果生まれたものです。
アルバムからの第一弾シングルとなった””Penny & Me”は、メロディックで心に残るサウンドが特徴で、ファンからの支持を受けました。
また、3rdシングルに選ばれた”Lost Without Each Other”は、歪んだギターがロックする力強い曲調です。
日本では来日記念ミニ・アルバムとしてプロモーション・ビデオを収録したCD-Extra仕様でリリースされています。
本作『Underneath』では、ハンソンの音楽的な成長が感じられ、以前のポップスタイルからより大人の雰囲気を醸し出しています。
このアルバムは、インディーズでありながらも商業的成功を収め、ビルボード・インディーズ・チャートで1位を獲得しました。
ハンソンの進化を実感できるこの作品です。
第2位:Hanson – 『This Time Around』
第2位は、2000年にリリースされた2作目のアルバム『This Time Around』です。
デビュー作となった前作『Middle of Nowhere』の成功を受けて、より成熟したサウンドに挑戦した結果生まれました。
収録曲の中でも、2ndシングルとしてカットされたタイトル曲の”This Time Around”は、力強いメッセージと印象的なメロディが特徴で、多くのファンに愛されています。
また、アルバムからの第一弾シングルとなった”If Only”や、3rdシングル”Save Me”といった楽曲では、バンドのボーカルハーモニーが際立ち、心に響く歌詞が印象的です。
今回第2位に選んだこの『This Time Around』は、ハンソンが新しい音楽的方向性を模索しながらも、彼ららしさを失わない魅力的なアルバムとなっています。
第1位:Hanson – 『Middle of Nowhere』
第1位は、1997年にリリースされたデビュー・アルバム『Middle of Nowhere』です。
邦題は『キラメキ☆MMMBOP』でした。
本作はハンソンの名を一躍有名にした代表作です。
このアルバムは、デビュー・シングルの”MMMBop”を含む楽曲が収録されており、この曲はリリースされるやいなや世界中でヒットし、ハンソンのキャリアを築く礎となりました。
ちなみにこの曲のリズム・トラックは、メルヴィン・ブリスの1973年の曲”Synthetic Substitution”からサンプリングされています。
また『Middle of Nowhere』では、彼らの若さとエネルギーが溢れるポップ・ロック・サウンドが特徴です。
例えば、2ndシングル”Where’s the Love”や5thシングル”Thinking of You”などの楽曲は、心温まるメロディとキャッチーなフレーズが魅力です。
また、アルバム全体を通じてハンソンのボーカル・ハーモニーが美しく、三兄弟ならではの個性的な歌声が融合しています。
3rdシングル”I Will Come to You”は、彼らのボーカル・ハーモニーが美しい名バラード曲です。
『Middle of Nowhere』は、商業的にも大成功を収め、ビルボード200で最高3位を記録しました。
今回第1位に選んだ『Middle of Nowhere』は、ハンソンの音楽的スタート地点であり、今後の活動への期待感を高める素晴らしい作品です。
リリース当時に世界中で一世風靡を興した”MMMBop”だけの一発屋で終わらなかったのは、”I Will Come to You”のような美しいバラード曲も見事に歌い熟す彼らのしっかりとした演奏力があったからでしょう。
以上、【ハンソンのおすすめアルバムを5作品選んでランキング形式でご紹介!】でした。
今回はハンソンのおすすめアルバム5作品を紹介しましたが、どのアルバムも彼らの成長と音楽的才能が感じられる素晴らしい作品ばかりです。
『Middle of Nowhere』は、デビューの瞬間を切り取り、彼らの名を広めた記念すべきアルバムであり、特に”MMMBop”の影響力は計り知れません。
また、他のアルバムもそれぞれに異なる魅力を持っており、ファンだけでなく新たなリスナーにも楽しんでもらえる内容となっています。
これらのアルバムは、ハンソンが持つ多様な音楽スタイルやメッセージを反映しており、聴くたびに新しい発見があります。
彼らの音楽を通じて、懐かしさや共感、感動を感じることができるでしょう。
ぜひ、今回のランキングを参考に各アルバムを聴いて、ハンソンの音楽の魅力を体験してみてください。
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