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2017/06/01

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

ウルヴァリンの新作『LOGAN/ローガン』

 

本日公開のウルヴァリンの新作にして最終作(?)『LOGAN/ローガン』を レイトショー で観てきました。

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

 

実写映画の限界!?

どうしても時間の限られた映画では
長い歴史のある(X-MENも半世紀以上!)
原作漫画の世界観をそのまま再現することは不可能で

 

毎回、原作漫画とは違った
映画のオリジナルの脚本に対して
イマイチ不満なことが多いのですが……

 

今までで一番、アメコミ映画のオリジナルの内容でしっくりきました。

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

 

今回はつい最近日本語版コミックで発売された
『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』

 

 

を元にしながらも
全くの映画オリジナルの内容です。

映画の内容

X-MENのミュータントたちがほとんど滅んだ近未来の世界

 

年老いて全盛期の勢いがなくなったローガン(ウルヴァリン)が
更に年老いて90歳になった
X-MENの創始者のチャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)を介護しながら
人里離れた郊外で平穏に暮らしているのだが……

 

ある日突然、ローガンは
過去のウルヴァリンを知るメキシコ人女性に
まだ若干11歳という子供のローラ・キニー(X-23)を託されることから
物語は進んでいきます。

 

ローガンとローラの関係性が原作とは少し違いますが
映画版のこの関係性も悪くないですね。
(原作漫画ではローガンのクローンです。映画版では……ぜひ劇場で確認してください。)

 

なんといっても見所は、か弱い少女のローラが
ローガンの前で初めて力を使う所ですね。

ゴツい体格の敵兵に捉えられそうになっていたはずのあどけない少女のローラが……

 

建物から出てきたローラが何やら大きな物体を抱えてやってくるのですが……

その物体が……

 

僕は好きなシーンでしたが……
人によっては衝撃映像ですので
ここは要注意です!

 

本来は子供も見れるX-MENの映画シリーズなんですが

 

昨年のR指定のデッドプールのヒット以来、
すっかりダーティーな感じになっています。

 

小さなお子さん連れで観に行くのはお勧めできません。
(ていうか多分R指定?)

 

『LOGAN/ローガン』は、内容的にも大人向けで
今までのX-MENの映画シリーズにないような
ダーティーなお話です。

また僕の気に入ったシーンの一つに
ホテルで身を隠すローガンご一行3名が
1953年の歴史的名作映画『シェーン』を見ているシーンです。

 

ローガンとローラの関係性が
シェーンとジョーイを彷彿させます。

 

それと老いて力のコントロールが効かなくなった
チャールズが、敵に襲われそうになり、能力を暴走させるシーンも見所です。

 

あまりネタバレすると映画見ても
おもしろくなくなるのでこの辺で……。

 

続きはぜひ劇場で見てください。

 

ちなみに僕は今作は気に入ったので
Blu-rayも買う予定です。

 

 

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ウルヴァリンというキャラクター

X-MENの数多くいるメンバーの中でも
断トツで1番人気のあるキャラクターのウルヴァリンの
アメコミでの歴史は長く

 

初登場は『超人ハルク』誌のナンバー180号で
1974年だったんです。

 

なんと、漫画登場年齢43歳です!

 

その歴史も長く、物語も複雑で
またアメコミ特有の後付け設定満載なので

 

キャラクター性を全て
理解するのはかなり困難ですが

 

基本設定はこんな感じです。

本名:ローガン(後にジェームズ・ハウレットと判明)
コードネーム:ウルヴァリン

 

特殊な遺伝子によって人間離れした能力を持つミュータント
生まれつき体の傷をすぐ治す超回復能力を持っています。

 

常人であれば瀕死の重傷であるような大ケガをしても死ぬことはなく
例えば銃で数発撃たれても時間が経てば元に戻るという具合です。

 

超回復能力があるため骨も丈夫で
人間離れした機敏な動きも出来ます。

 

まるで動物のような鼻の鋭さで
逸れた仲間を見つけたり
敵の気配を察知して危機を予測することもあります。

 

また年をとるスピードも常人より遅いため、かなりの長生き。
(X-MEN参加時は40代ぐらいの中年の見た目だけれども実際は19世紀生まれで100歳近い)

 

それにプラスして
生まれつき手の甲から片方で3本、両手合わせて6本の
骨の爪が出てきて武器にできる能力もある。

 

元々はカルシウムで出来た普通の骨の爪だったが
政府の超人製造計画の犠牲(後述)になり
地球上で最硬度のアダマンチウム(架空の金属)を骨に埋められる。

 

この実験によって更に強くなったウルヴァリンだったが
副作用として過去の記憶をなくしてしまう。

 

それ以降、自分が何者であるのかをプロフェッサーXの元で
過去の自分の記憶を取り戻そうとX-MENに参加する。

 

敵であっても殺しをしないX-MENの掟に(最近はちょっと違う……)
唯一最初から従わず、ダーティーな仕事は全て
ウルヴァリンが引き受けていました。

 

またビールと葉巻が大好物で
赤毛の女性も大好きで(あの見た目なのに超モテる!)
粗野であまりお上品ではないチョイ悪親父具合なんですが、
子供には優しく仲間思いな部分が人気の秘密です。

 

全ての重荷を一人で背負おうとする
男らしい哀愁あるかっこいいキャラクターなんです。

 

……という感じの基本設定なんですが
原作漫画でのキャラ設定はもっともっと複雑なんです。

 

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

 

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

 

さて
中学生の頃からアメコミを読みだして
いつの間にかもう20年以上経つんですが

 

せっかくなので僕の持っている
ウルヴァリンのコミック版でのお気に入り2冊を
お勧めポイントも含めてご紹介します。

ウルヴァリンのお勧め本

【その1】『ウェポンX』

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

まず初めて買った(なんと中学生の頃)
ウルヴァリンの邦訳タイトルが
『ウェポンX』です。

 

もはや新品で手に入れるのは入手困難な
レア本になっていますが……

 

こちらの本は、初めてウルヴァリンの過去の秘密を
描いた作品となっております。

 

時系列としては、ウルヴァリンがX-MENのメンバーになる以前の話。
絵柄はちょっと古いですが、これ、名作です!

 

何度読んでも夢中になってしまいます。

 

政府の手によって捉えられ
超人兵器製造計画の実験台となったローガン……

 

常人の肉体では耐えきれないはずの
地球上で最硬度のアダマンチウム(架空の金属)を骨に移植されるが
超回復力があるため計画は見事成功する。

 

元々ローガンの手から出現していた骨の爪は
どんなものでも切れる最強の武器へと進化を遂げる。

 

その代償として過去の記憶を失い
荒れ狂う獣のように狂暴になったローガンは
抑制が効かなくなり研究所を抜け出そうとするが……

 

続きはコミックで……。

 

映画版の『X-MEN2』でこの作品からの内容が少し出てきますが
出来ればこの名作をこのまま映画化して欲しかったところです。

『ウェポンX』とは?

ところで『ウェポンX』『X』は、
政府の超人兵器製造計画(ウェポン・プラス計画)の10番目の被験者が
ローガンだったので X = 10ということで
『ウェポン・テン』と読むこともできます。

 

……が、これも後付け設定で
そもそもエックスメンのメンバーなんだから
『ウェポン・エックス』の方がやはりしっくりきます。

 

ちなみにこの『ウェポン・プラス計画』の第1号は
なんとあのキャプテン・アメリカなんですね。

 

最近人気のデッドプールも一応、
ナンバリングはされていませんが
この計画の被験者となります。

 

もちろん先に出てきたローラのコードネームがX-23(エックス・トゥエンティスリー)なのは
この実験の23番目の被験者だからです。

 

【その2】『X-MEN ウルヴァリン:オリジン』

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

初めてウルヴァリンの出生の秘密が明かされた
2002年の(日本では2009年発売)
『X-MEN ウルヴァリン:オリジン』

 

遂に明かされるウルヴァリンの少年時代

それまでウルヴァリンといえば、
本名がローガンでコードネームがウルヴァリンでカナダ出身、以外はほぼ謎でしたが
この本で、ついに(後付けで……)その本名と生まれが明らかになりました。

 

本名はジェームズ・ハウレット
カナダの名家の生まれで気弱なおぼっちゃま……。

 

現在のウルヴァリンとして知られる
粗野で乱暴なキャラクターとは似ても似つかない……。

 

ジェームズは父親のジョン・ハウレットと母のエリザベスの大事な一人息子として
名門ハウレット家に生まれましたが……

 

しかしエリザベスは、一日中、何かに怯え……部屋に閉じこもったままで
息子の面倒を見ないため、ジェームズのお世話役に
赤毛の少女ローズがハウレット家に召使として雇われることとなった
所から物語は始まります……。

 

初めのうちは
ハウレットの邸宅の管理人トーマス・ローガンの息子ドッグ・ローガンと
お世話役のローズという、同年代の仲良し3人組の平和な子供時代の日々が描かれていますが……

 

その後、物語は波乱の内容に……。

 

気弱な息子、ジェームズを「化け物」と恐れる母のエリザベス……
ジェームズとドッグの2人と仲の良かった女の子ローズとの恋のもつれ……
ドッグの父親トーマスが、息子の不祥事によって
雇い主のジョン・ハウレットに解雇され、その復讐に銃を手に取り
夜中にハウレット家に押しかけるトーマス……

疑問と謎

さて、ここでウルヴァリンの
ファンなら浮かんでくる疑問が一つ……

 

ウルヴァリンの本名は長らく「ローガン」として知られていましたが
ジェームズ・ハウレットという名前に「ローガン」なんて
言葉はどこにも見当たらない……

 

ジェームズの父が雇っている管理人のトーマス・ローガンの方が
なぜかウルヴァリンの名前の「ローガン」というファミリーネームで……

 

またジェームズの母親のエリザベスは、
庭仕事をしているトーマスをいつも部屋の窓から眺めている……

 

エリザベスとトーマスの
2人の会話をみても旧知の仲のような関係性で……

 

また現在のウルヴァリンの髪型と
トーマス・ローガンの髪型は全く同じ……
(成長したジェームズはジョン・ハウレットよりもトーマス・ローガンの方にそっくり)

 

ハウレット家の人間だけれども
自ら「ローガン」と名乗るようになるジェームズ……

 

……なんていう、 ソープオペラ的なドロドロの人間関係のドラマ性もあります。

 

それまでのウルヴァリンを知らなくっても
そのドラマチックな展開だけでもかなり面白いので
詳しくは本編を読んでみてください。

 

映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
一応はこの作品のオリジンシリーズのはずだったんですが……
映画オリジナルな脚本が正直イマイチでした……。

 

これこそ名作の漫画そのままでやって欲しかった。

 

ちなみにその後、ウルヴァリンが赤毛の女性に惚れたり
やけに優しかったりするのは、この時のローズが初恋の相手だったからです。

 

今回の映画『LOGAN/ローガン』でも
ヒュー・ジャックマン演じるローガンの本名がジェームズ・ハウレットになっていたのは
原作ファンとしてはニンヤリ……。(笑)

 

 

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長くなっちゃったので
残りのお勧めは簡単に箇条書きで……

『ウルヴァリン:シーズンワン』

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

最近日本語版が出た『ウルヴァリン:シーズンワン』

 

ウェポンX計画から脱走したローガンがX-MENに参加する前までの物語(これも後付けです。)

『ウルヴァリン』

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

『ウルヴァリン』

 

1982年に発売されたウルヴァリンの記念すべき独立誌第1弾で
日本での出来事が描かれています。

 

映画『ウルヴァリン:SAMURAI』の原作になります。

ウルヴァリン時代の『X-フォース』

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

後はまだ日本語訳されていないので
待ちきれず英語の原書で買ってしまい、
専門用語がわからず早く日本語化して欲しい作品に
X-MENの別部隊『X-フォース』のリーダーをウルヴァリンが務めていたシリーズがあります。

 

 

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

元々、ケーブルをリーダーとしていた武闘派のチームだったX-フォースが
ある事件をきっかけにウルヴァリンがリーダーを務めることとなり
目的達成のためなら非情な手段も厭わない
X-MENシリーズの中でも特にダーティーな内容となっております。

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

『LOGAN/ローガン』を観てきました。

ちなみにウルヴァリンがリーダーのX-フォースにデッドプールが参加している時期もあります。

 

これを映画化して、マーブルコミック界の2大人気者の2人を共演させたら面白いだろうにな……と。

 

……と、まぁ他にもありますが
この辺で……。

 


 

原作でのウルヴァリンの現状

原作漫画では今のところウルヴァリンは死亡中で……
(っていう言い方がおかしな感じなんですが、アメコミの世界です。死亡してもそのうち復活します。笑)

 

X-23ウルヴァリンの後を継いで新生X-MENに参加していたり、

 

未来のオールド・ローガンが現在にやってきてウルヴァリンの代わりを果たしていたり……と、
更に混乱必須の内容となっていますが……

 

今後、映画ではX-23ことローラが単独作品でスピンオフされそうな気がして楽しみではあります。

 

『キックアス』のクロエ・モレッツ演じる“ヒット・ガール”のように
ダフネ・キーンちゃん演じる“X-23”も人気キャラとなれるのか楽しみです。

 

この記事を読んでアメコミに興味を持たれましたら
まずは映画『LOGAN/ローガン』を観てみてください。

 

 

 

お勧めウルヴァリン本!

 

 


 

 

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